【Excel】エクセルでの電子印鑑の設定や使えない・できない時の対策【印鑑のような書体】

この記事ではエクセルでの電子印鑑の設定方法と使えない・できない時の対策について解説していきます。

それでは実際のサンプルを用いて、処理を見ていきましょう。

↓↓　さらに詳しい電子印鑑を扱う際の内容は、以下の動画で解説のため、

併せてチェックしてみてください♪　↓↓

エクセルでの電子印鑑の設定方法

エクセルで電子印鑑を設定する方法について、この記事ではあらかじめ準備された電子印鑑の画像を挿入する方法で解説します。

サンプルの電子印鑑画像ですが、透過背景（PNGフォーマット）で作成したものになります。

電子印鑑を挿入するセルを選択（サンプルでは電子印鑑を配置するためにセルを結合しています）、「挿入」タブをクリック、「写真（画像）」を選択、「セルに配置」→「ファイルからの画像」選択します。

挿入画像を選択します。

上図のようにセルに電子印鑑が配置されました。「セルに配置」を選択すると画像をセルのサイズに自動調整して配置されます。

次は「セル上に配置」を選択するとどのようになるかを見てみましょう。

セル上に配置を選択するとワークシートの好きな箇所に配置が可能です。またサイズも超可能になります。

上図のようにデータに重ね合わせる場合には「セル上に配置」が便利ですね。

サンプルで使用したフォントはAdobe Fontの「HOT–白船古印体教漢R」で作成しました。

では電子印鑑を作成する時のおすすめフォントですが、「楷書体」や「行書体」で作成するとより印鑑らしく仕上がると思います。

「楷書体」は教科書や本の文字として使われており、崩しを入れない最も標準的で判りやすいフォントです。

「行書体」は楷書を崩して繋がりを強くして書きやすくした書体です。艶のある書体で女性の印鑑に多く選ばれているといえます。

サンプルで使用したフォントの「古印体」は日常的には使用頻度は少ないですが、印鑑では多く使用されている書体になります。独特の丸みと切れがあるのが特徴です。

やや直線的な書体の「隷書体」は、個性を演出できる書体として人気が高いフォントです。

電子印鑑を作成する際に、色は「赤色」か「朱色」が一般的ですね。

エクセルで電子印鑑が設定できない、または表示されない原因は以下が考えられます。

• 電子印鑑で使用しているフォントが対応していない。

• 電子印鑑がUnicodeに対応していない場合は正しく表示されない可能性があります。

• セキュリティ設定が厳格な場合、外部フォントや画像の埋め込みが制限されている可能性があります。

• サポートされない画像形式やフォントが使用されている場合、正しく表示されない場合があります。

正しく表示されない場合は、フォントが対応しているか、また画像形式が一般的なJPEGやPNGの画像を使ってみるとよいでしょう。

また表示上は正しく見えても印刷すると正しく表示されない場合はプリンターが対応していない場合がありますので確認してみましょう。

この記事ではエクセルでの電子印鑑の設定方法と使えない・できない時の対策について解説しました。

エクセルでのさまざまな処理を理解し、業務に役立てていきましょう。