【Excel】エクセルで参照セルを固定・ずらす・変数にする方法

この記事では、エクセルで参照セルを固定・ずらす・変数にする方法について解説していきます。

エクセルで参照セルを固定したり、ずらしたりといった設定をするためには、

・絶対参照で固定する方法

・オートフィル機能を使う方法

がよいです。

それでは実際のサンプルを用いて、詳しい設定方法を見ていきましょう。

エクセルで参照セルを固定する方法【加算を例に】

それではまず、エクセルで参照セルを固定する方法をチェックしていきます。

次の加算を例にして見ていきましょう。

D2に固定参照（正式には絶対参照といいます。）用の数字を入れます。

B２に＝A2+D2（セルはクリックで指定）で入力します。

上述のようA2などのセルは、該当セルを選択するだけで数式に反映されます。

さらにD2を絶対参照にし、セルの数値を固定します。

絶対参照するには、数式に入れる際に固定したいセルを選択した後にF4（もしくはFn + F4）を押すといいです。

[$D$2]と$が2つ付いた状態になっていればセルは固定（絶対参照）されています。

B3以降はオートフィルしましょう。

これでオートフィルにかけても、固定したD2セルの値はずれずにA列のセルの値のみずれた足し算ができるわけですね。

エクセルでのセル固定は重要な操作のため、覚えておきましょう。

続いては、参照セルをずらす方法について確認していきましょう。

基本的に、セルを可変にするのはデフォルトのままでOKです。

具体的に、以下の例を元に見ていきます。

ここでC2に＝A2+B2と入力します。

あとはオートフィル（計算したセルの右下にカーソルを合わせると出る十字を引っ張る）をしていくことで、自動で参照セルがずれていきます。

この記事ではエクセルで参照セルを変数にする、ずらす、固定する方法について解説しました。

エクセルでのさまざまな設定を理解し、業務に役立てていきましょう。