エクセルはデータ解析・管理を行うツールとして非常に機能が高く、上手く使いこなせると業務を大幅に効率化できるため、その扱いに慣れておくといいです。
ただ機能が充実しているあまり初心者にとっては処理方法がよくわからないことも多いといえます。例えばエクセルにて秒速、分速、時速を変換・計算するにはどう処理すればいいのか理解していますか。
ここではエクセルにて秒速、分速、時速を変換・計算する方法について解説していきます。
エクセルにて秒速と時速を変換する方法
それでは以下でエクセルにて秒速と時速を変換する方法について解説していきます。
エクセルにて時速(速度)を距離と時間から求める方法は以下で記載していますので、参考にしてみてくださいね。
ここでは上のように求めた、時速(km/h)を秒速(m/s)に変換する方法をみていきます。
基本的に時速ではkm/h(1時間あたりに何km移動するか)という単位で表現することが多いのに対して、秒速ではm/s(1秒当たりに何m移動するか)という単位を使う場合がほとんどです。
そのため、kmとmの変換、時間と秒の変化の両方を行うことで、時速と秒速が変換できるわけです。
エクセルにて時速から秒速に変換する
以下のサンプルデータを用いてエクセルで時速から秒速に直していきます。
時速から秒速に換算するには1km=1000m、1h=3600sを用いて、秒速の数値=時速の数値×1000/3600と処理するといいです。
エクセルでこれを表現するには、特別関数を使う必要はなく、上の数式をそのまま入れていきましょう。
具体的には秒速を出力したいセルに、=B2*1000/3600と入れるといいです。
ENTERにて処理確定することで、時速から秒速に変換することができました。
後は見やすいように小数点の桁数を減らすなど対応していきましょう。
これで秒速の計算が完了です。
エクセルで秒速から時速を計算する方法
今度はエクセルにて逆に秒速がわかっている時に時速を計算する方法も確認していきます。
上と逆の操作を行えばよく、時速の数値=秒速の数値×3600 ÷ 1000で変換できます。エクセルではこの数式をそのまま入れましょう。
具体的には=B2*3600/1000と入力します。
ENTERにて処理確定すると、時速(km/h)に変換できました。
よく使用する操作のためこの機会に理解しておくといいです。
エクセルにて分速と時速を変換する方法
今度はエくセルにて分速と時速の変換方法についても見ていきましょう。
基本的な考え方は上と同じですが、1時間=60分、1km=1000mを活用していきしょう。
なお、分速はkmもmも使うことがあるので注意してくださいね。
今回は分速の単位としてm/minを用います。
時速(m/h)を分速(m/min)に直すには、=B2*1000/60と入れるといいです。
ENTERにて処理確定することで、分速を求めることができました。
適宜、秒速の桁数を変えていきましょう。
エクセルにて分速から時速に変換する方法
さらには分速から時速に換算する方法も見ていきましょう。
分速と時速に換算する場合では=B2*60/1000と入れるといいです。
ENTERにて計算を確定させると時速から分速への変換が完了しました。
まとめ エクセルにて分速・秒速を計算する方法
ここでは、エクセルにて秒速、分速、時速を変換・計算する方法について解説しました。
基本的には
・各定義式に従いエクセル上で数式を入力するだけ
・単位がmかcmかに注意
といいです。
さまざまなエクセル操作を理解し、日々の業務を効率化させていきましょう
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