SPIでの計算や算数の問題において食塩や砂糖の濃度に関する問題が出題されることが多いです。
中でも水に食塩や砂糖を加えた時の濃度がいくらになるかを計算していく問題は頻出のため、対応方法に慣れておくといいですね。
中でもここでは、100gの水に10gの塩を加えると濃度は何パーセントか?100グラムの水25グラムの食塩(砂糖)を溶かした場合の濃度は何パーセントか?100gの水に砂糖を溶かして20%の砂糖水を作りたい場合、何グラムの砂糖を加えるといいかという問題とその答えについて解説していきます。
100gの水に10gの塩を加えると濃度は何パーセントか?【砂糖でも同じ】
それではまず100gの水に10gの塩を加えると濃度は何パーセントか?の解答を確認してきます。なお食塩ではなく砂糖の濃度であっても同じです。
結論からいいますと約9.1%がこの食塩のパーセントの濃度となります。
10%ではないので注意しましょう。
具体的な計算の流れは以下の通り。
食塩や砂糖の濃度計算では、食塩÷溶液(全体:食塩+水)×100でパーセントを求めることができます。
よって今回のケースでは
・10 ÷ (10 +100 ) ×100
=10 ÷110 ×100 = 約9.1
がその答えとなるのです。
100グラムの水25グラムの食塩(砂糖)を溶かした場合の濃度は何パーセントか?
続いて100グラムの水25グラムの食塩(砂糖)を溶かした場合の濃度は何パーセントか?という問題についても見ていきましょう。
基本的に上と同じように計算していけばよく、答えは20パーセントと求められます。
詳細な計算の流れは以下の通りです。
食塩÷溶液(全体:食塩+水)×100でパーセント表記での濃度という公式に当てはめればよく、
25 ÷ (25 +100 )×100 =25 ÷125 ×100=20%となるのです。
安易に25パーセントが答えと思わないようにしましょう。
100gの水に砂糖を溶かして20%の砂糖水を作りたい場合、何グラムの砂糖を加えるといいか【食塩でも同じ】
今度は上のパターンとは逆で砂糖や食塩の調整後の濃度がわかっている時に何グラムの砂糖(や食塩)を加えたのかについても見ていきましょう。
結論からいいますと25gが答えです。
このような場合の問題では求めたい数値(今回は砂糖の量)をxと置くといいです。
上で解説済みの計算式に導入すると
・X ÷ (100 + X) ×100 = 20
が成り立つため、Xについて解いていくといいです。
すると100X = 2000 + 20X ⇔ 100X – 20X =2000 ⇔ 80X = 2000 ⇔ X= 25と求められました。
つまり砂糖や塩を25g追加すれば20%の濃度になるのですね。
上の問題の全く逆のパターンともいえますね。
まとめ 100グラムの水25グラムの食塩(砂糖)を溶かした場合の濃度は何パーセントか?100gの水に砂糖を溶かして20%の砂糖水を作りたい場合、何グラムの砂糖を加えるといいか
ここでは、100gの水に10gの塩を加えると濃度は何パーセントか?100グラムの水25グラムの食塩(砂糖)を溶かした場合の濃度は何パーセントか?100gの水に砂糖を溶かして20%の砂糖水を作りたい場合、何グラムの砂糖を加えるといいかについて解説しました。
基本的に濃度計算の公式を理解しておくだけで処理できるので、覚えておくといいです。
様々な濃度計算に慣れ、SPIや算数で高得点を出していきましょう。
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