ご飯のお供の定番、梅干し。疲労回復効果があり、胃腸もいたわってくれる優秀食材です。
食材の好き嫌いを克服するには、苦手な理由に対処する必要があります。
梅干しが苦手な人の理由には、主に
- 酸味
- 塩味
- 食感
の3つが挙げられます。
それぞれの理由ごとに克服ポイントを解説していきますね。
梅干しが嫌い・まずい・・を克服し美味しいと感じる方法【嫌い・まずいと感じる人へ】
それでは梅干しが嫌い・苦手と感じる場合の対策を見ていきましょう。
「酸っぱい」を克服
梅干しの特徴でもある酸味は、梅に元々含まれるクエン酸やリンゴ酸という成分のせい。なんとレモンの1~3個分にもなります。
そして何より、「梅干しは酸っぱいからイヤ!」という声をよく聞きます。
酸っぱくないと梅干しじゃない!
と、梅干し好きなら思うところですが、この酸っぱさを克服するための方法は次のようなものがあります。
炊き込みご飯で角がとれる
酸味は熱を加えると和らぎます。そこで、相性抜群のご飯と、梅干し入りの炊き込みご飯はいかがでしょうか。
刻んだ梅干しを他の具材と一緒にご飯と炊くだけ。風味も良くなりますよ。
以下の動画などがおすすめ。
塩抜きに挑戦!
梅干しの酸味を抑えるのに、塩抜きという方法があります。
真水(または塩水)に梅干しを漬けておくだけです。用意するのは、梅干し500gに対して2~3リットルだけ。塩水で抜く場合は、ここに小さじ1の塩を加えます。
漬ける時間は数時間~1日。塩水なら12時間後に水を新しくして漬け直しましょう。
注意する点として、漬ける間、何度か味見をすること。
塩味と酸味は大切な梅干しらしさ。必要以上に抜けないようにするのが重要。味がぼやけると梅干しじゃなくなってしまいますよね。
また、塩の濃度が下がると保存も短くなるので、1週間を目安に食べきるようにします。
はちみつ梅
塩抜きした梅干しを砂糖やはちみつで煮ると、さらに酸味が和らぎます。
子供でも食べやすくなりますし、お茶菓子にもオススメです。
「味が濃い」を克服
梅干しの味。酸味と同じくらい強いのが塩味ですよね。
この塩のおかげで長く保存ができるのですが、さすがに体に悪そうです。
しょっぱすぎて食べられないという人もいます。
そこで、
ということで、マヨネーズと和えることをオススメ。実は梅干しとマヨネーズはとても相性がいいんです!
刻んでタルタルソースに混ぜたり、ポテトサラダに合わせても良いですね。
キムチとも相性抜群ですよ。一緒に和えて、お肉などのトッピングにしても。
他にも、濃い味を流用するのも方法のひとつです。イワシなどの青魚と一緒に煮込めば、臭み取りにもなります。
ブヨブヨ食感を克服
生のままだとガリガリに固い梅。それが梅干しになると、果肉がブヨブヨと独特の食感になります。
梅干し嫌いの中には、この食感が苦手、という人もいます。
克服法はズバリ、刻むこと!
粒のままだと食感がダイレクトに伝わるので、細かく刻んでしまいましょう。
刻んだら他の食材と混ぜます。オススメはキュウリやキャベツなどの生の野菜。
少量のしょうゆやめんつゆなどと一緒に野菜を和えれば、すぐにさっぱりした一品ができます。
お菓子で克服
梅干しのお菓子があるのをご存じですか?
お菓子売り場などで見かけたことがあるかもしれません。
フリーズドライになったものや、甘い味付けのカリカリ梅などですね。練り梅を伸ばしたシートタイプのお菓子もあります。
調理が苦手という方は、お菓子を克服のきっかけにしてみても良いでしょう。
まとめ
梅干しの苦手を克服し美味しいと感じられる方法を解説しました。
梅干しが苦手な理由は人それぞれ。
最近は、酸味を抑えた甘めのものや減塩タイプの梅干しも売られています。
今回ご紹介の方法を参考に、自分の克服方法をいろいろと試してみてください。
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