たくさんの漢字を見ていると、その形状はわかるものの意味・読み方・書き方などがわからずに苦労することがありますよね。
このわかりそうでわからない漢字の代表として「土へんに下(圷)」と書くものがありますが、あなたはこの漢字の詳細を理解していますか。
ここでは、この土へんに曇(壜)の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説していきますので、参考にしてみてください。
土へんに曇の漢字(壜)の意味や読み方は?
それではまず土へんに曇の漢字(壜)の意味や読み方について見ていきましょう。
土へんに曇(壜)という漢字の読み方は音読みは「ドン」「タン」で、訓読みは「びん」と読みます。
まず、音読みの「ドン」「タン」については、見た目からもなかなか想像しにくいですし、日常生活でもなかなか馴染みがない難読漢字といえますね。これを機会に覚えておきましょう。
一方、訓読みの「びん」という読み方ですが、こちらも漢字から読み方を想像するのは難しいですね。
「びん」というと「瓶」という漢字の方が一般的に使われていて、「壜」と「瓶」が同じ読み方をすると言われてもピンとこないかもしれません。
「壜」の漢字は、主に液体などを入れるガラス製や陶製の容器、あるいはお酒を入れるかめの意味をもちます。しかし、遠い昔、ガラスはとても貴重品であったことから、主に「土器の壺」のことを指していました。
これに対し、「瓶」という漢字は、「瓦」が陶器全般の意味を指していることから、もともとは陶器の壺のことを意味しました。したがって、「壜」も「瓶」も同じような意味をもっているといえます。
ただし、「壜」の読み方は本来は「タン」であり、「壜」がガラス製の容器を意味するようになったのは日本独自の用法とされています。
「壜」という漢字単独で読み方や意味を理解しようと思うと難しそうですが、「瓶」と併せて覚えておくと理解しやすいですね。
土へんに曇(壜)の漢字の部首や画数は?
土へんに曇(壜)の漢字の部首や画数が知りたい人もいるでしょう。
土へんに曇の(壜)の部首は「土へん」であり、画数は「19画」です。
土へんに曇(壜)の書き方や書き順は?
また土へんに曇(壜)の書き方(書き順)についても見ていきましょう。
土へんに曇(壜)の漢字の書き順は以下の通りです。
土へんに曇(壜)の1画目は左側の「土」の上の横棒から始まります。
2画目は「土」の縦棒です。
3画目は「土」の横棒ですが、真っすぐ書くのではなく、やや斜め上になるように書きます。
4画目は「曇」の「日」の部分の左側の縦棒です。
5画目は「曇」の「日」の部分の一番上の横棒から縦におろします。
6画目は「曇」の「日」の部分の二番目の横棒です。
7画目は「曇」の「日」の部分の一番下の横棒です。
8画目は「曇」の「雨」の部分の一番上の横棒です。
9画目は「曇」の「雨」の部分の左側の縦棒で、やや斜めに書きます。
10画目は9画目の縦棒から横棒を書き、最後は小さく払います。
12画目は「曇」の「雨」の部分で、左上の点です。
13画目は「曇」の「雨」の部分で、左下の点です。
14画目は「曇」の「雨」の部分で、右上の点です。
15画目は「曇」の「雨」の部分で、右下の点です。
16画目は「曇」の下の部分の短い横棒です。
17画目は「曇」の下の部分の長い横棒です。
18画目は17画目の下の真ん中からカタカナの「ム」のように書きます。
19画目はカタカナの「ム」の最後の止めの部分です。
土へんに曇(壜)の熟語は?
さらには、土へんに曇(壜)を用いた熟語についても確認していきましょう。
土へんに申(坤)を使った熟語としては、
「角壜」
「壜詰」
あたりが代表的です。
各々の意味や読み方などについては別途こちらで解説していますので、参考にしてみてください。
まとめ 土へんに曇(壜)の読み方や意味や部首や画数や熟語や書き方や異体字は?
ここでは、土へんに曇(壜)の漢字の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説しました。
漢字はややこしいものが多いため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
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