私達が生活している中で、「食品の捨て方」について知りたいこともあるでしょう。
中でも、古くなったはちみつなどは捨てる機会が少なくその処分方法について知らない人が多いです。そのため間違った方法で廃棄しないためにも適切な捨て方をについて理解しておいた方がいいです。
ここでは、このはちみつに着目し「古くなったはちみつの中身or瓶の捨て方」「黒くなったはちみつも同様に処分していいのか」「そもそも処分せずに別の有効的な活用方法(使い道)があるのか」について解説していきます。
古いはちみつの捨て方や使い道(活用方法)は?固まったはちみつや瓶の捨て方についても解説【古いはちみつが黒い】
古いはちみつの捨て方といっても、その中身か瓶なのかによって処分方法は異なります。また、色が変色し黒くなったはちみつでは同じように捨てていいのか判断に迷う方も多いため、こちらも併せて以下で詳しく確認していきます。
古いはちみつ(加糖はちみつ・精製はちみつ)の捨て方は? 黒いはちみつも同様に捨てていい?
はちみつは食べ物ですので、他の生ごみを処分する時と同様に燃えるゴミで捨てて大丈夫です。
具体的な古くなったはちみつの処分の手順としては、まずはちみつを瓶から取りだし、ビニール袋の中に流し込んでいきます。
以下写真のような普通のビニールでいいです。
※
この過程でビニール袋からはちみつがこぼれると、周囲がべたべたになり片づけが非常に大変になりますので、注意して捨てていくといいです。
もし可能であれば、空の牛乳パックにビニール袋または新聞紙など入れて流し込むと安定性も出てくるためおすすめです。
最後に、ビニール袋を二重くらいにして瓶からはちみつ出して、ギュッと結んでゴミ箱に入れて問題ないです。
なお、はちみつが変色し黒くなっているものもみかけますが、これも変色していない古いはちみつと同様の捨て方で問題ありません。
古い蜂蜜が黒くなっているのは緑茶・紅茶やワインなどに含まれる成分の「タンニン」とはちみつ中の成分の「鉄分」が結合したタンニン鉄を形成していることで起こっています。
このタンニン鉄は可燃ごみで出したとしても無害な成分のため、普通のはちみつと同様に捨ててもいいわけです。
夏などの暖かい季節であればはちみつは、常温でも比較的粘度が低く、さらさらした状態であるため、上述のようにビニール袋に流し込むことが可能です。
ただ、冬のように気温が低い季節では、常温では基本的にはちみつは固まっており、後に固まったはちみつの処分方法について詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
はちみつ瓶の捨て方
なおはちみつの中身だけでなく、瓶の方も廃棄が必要になります。
頑固にはちみつ付いて取れなければ、湯煎などをして綺麗にとかし、簡単にいらない新聞紙などおにしみこませるといいです。取れた頃に洗って、ビン回収日に出して大丈夫です。
なおはちみつの瓶がプラスチック製の場合であれば、プラごみで処分するといいですね。
固まったはちみつの捨て方は?
先にも述べたように、はちみつの中身は冬などの気温が低い場合は固まり、白くなります。
このように古い固まったはちみつを捨てるには、処分する前に一手間かける必要がでてきます。
具体的には、はちみつを瓶ごと湯煎することで温めるといいです。固まったはちみつも温度が上がると自然に液状のはちみつとなるので、後は先にも述べた手順で蜂蜜を廃棄していきましょう。
この時湯煎した後しばらく立つと温度が下がり、はちみつがまた固まってしまいますので、湯煎し液状になったはみみつはできる限り早くビニールに処分しくのがポイントですね
下の方に白いものが集まって固くなってくる現象はよくありますね。
瓶を上下にしてもはちみつに動かないくらい固まってしまったときには湯せんで温めると、緩んでなめらかになってきます。
古い蜂蜜の使い道(活用)方法は何がある?【黒い古いはちみつも使える?】
上では、古いはちみつの処分方法について詳しく解説しましたが、そもそも捨てずに別の使い道があるはちみつもあります。
処分せずに別の活用方法があるはちみつとしては、はちみつの製品分類に着目するといいです。
具体的な方法としては、お持ちのはちみつのラベルと見比べて下さい。
- 「純粋」天然はちみつ100%・加工されていないはちみつ
- 「加糖」天然はちみつ60%・加工されているはちみつ
- 「精製」はちみつの香りや色を取り除いたもの
という表記があります。
中でも「加糖はちみつ」、「精製はちみつ」と書かれている場合は残念ながら安全性に欠けるので処分しましょう。
一方で「純正はちみつ」はほとんど腐らないといわれており、処分せずに別の使い道も期待できます。なお「純粋はちみつ」が腐りにくい理由は以下の通りです。
・はちみつそのものが強い殺菌能力を持っている
・はちみつは糖度が高いためバクテリアが繁殖できない
・はちみつ以外の人工物が混ざっておらず、雑菌が湧きにくい
などといえます。
そのため、古いはちみつの中でも純粋はちみつは処分しないで別の使い道に利用してもいいのです。
ただ、時間が経っているため何となく口にしたくないという気持ちも強いかと思いますので、以下で上手な古いはちみつの活用方法について解説していきます。
古いはちみつの使い道・活用方法
純正はちみつであれば食べれるのですが、それでも口にするのはちょっと。。と思いのあなたへ、とっておきの使い道があります。
美容に使いましょう!
はちみつには200〜300種類のビタミンやミネラル、酵素が入っています。本当に万能薬といわれてるだけありますね。
具体的なはちみつの効用としては、
・高浸透力
・高保湿力
・抗酸化作用
・美白効果
・殺菌作用
などが代表的です。
そのため、古いはちみつの使い道・活用方法としては、
・はちみつパック(洗顔後、まだ水滴残ってる状態でそのままはちみつ顔に塗って、流し洗いするだけです)
・洗顔料に混ぜて使う
・手持ちの化粧水に使う時混ぜて使う
・お風呂で入浴剤がわりに使う
・はちみつとオイル系のもの混ぜてマッサージ(古い角質がはちみつとオイルでポロポロ取れて面白いです)
どの使い方でも肌がしっとりしてちょっとびっくりするかもしれません。
まとめ 固まったはちみつや瓶の捨て方は?古いはちみつの捨て方や使い道(活用方法)について解説【黒く変色したはちみつも】
ここでは、古いはちみつの捨て方や使い道(活用方法)は?固まったはちみつや瓶の捨て方についても解説しました。
・古いはちみつの中身:燃えるごみ(生ごみと同様)
・黒くなったはちみつも同様に燃えるごみでOK
・はちみつの瓶は中身を取出した上で、瓶ゴミorプラスチックごみ(瓶の材質による)に出す
・固まったはちみつは湯煎して中身を柔らかくし、燃えるごみで処分
と理解しておくといいです。
はちみつの捨て方を認識し、毎日の生活に役立てていきましょう。
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