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NH3の酸化数や電離式や分子量は?NH3と硝酸銀との化学反応式も解説!【アンモニア】

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科学的な解析(化学)を行う際には基本的に反応物質の分子量や酸化数や電離式などの理解が必要となることが多いです。

そのためさまざまな物質の分子量や酸化数や電離式を理解しておくといいわけですが、あなた覚えられていますか。

ここでは代表的な化学物質のNH3(アンモニア)に着目して、その分子量・酸化数・電離式、電気分解やAgNO3との反応式などをまとめていきますので、参考にしてみてください。

 

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NH3の酸化数は?【アンモニアの酸化数】

それではまずNH3(アンモニア)の酸化数について考えていきましょう。

NH3の各々の酸化数はN:-3、H:+1となります。

つまり-3+ (+1×3 ) = 0となり、NH3単体での酸化数は0と収支が取れているのですね。

NH4+などのアンモニウムイオンの際でも、Nの酸化数が-3となっています(後に解説のアンモニアに電離式参考)。

 

NH3の電離式は?【アンモニアの電離式】

なお、NH3の問題として「電離式」が求められるケースも多いです。

結論からいいますと、NH3の電離式は NH3+H2O → NH4 + OHとなります。

シンプルにアンモニアと水が反応して、アンモニウムイオンと水酸基イオンに分離していると理解しておくといいですね。

後に解説のNH3の電気分解の式においても上の知識が必要になりますので覚えておきましょう。

 

NH3の分子量は?【アンモニアの分子量】

さらには、NH3の分子量を問われることも多いです。

結論からいいますと、NH3の分子量は17です。

具体的には各々の値が

・N:14

・H:1

のため、14 + (1×3)=17と計算できるのです。

 

NH3の電気分解の反応式は?【アンモニアの電気分解】

さらには、NH3(アンモニア水)の電気分解の反応式(白金電極使用)も頻出のためここで覚えてしまいましょう。

まず電気分解を考える際には、上のNH3の電離式のようにNH4+とOH-が水溶液中に存在している認識でいましょう。

そしてNH3の電気分解では、

・陰極:2NH4+ + 2e–  → H2 + 2NH3

と水素が発生し、

・陽極:4OH → O2 + 2H2O + 4e–

と、水自体が反応し、酸素が発生する

と覚えておきましょう。

ここで白金電極自体は反応しないことも認識しておくといいです。

 

NH3と硝酸銀との反応式は?

さらには、NH3(アンモニア)とAgNO3(硝酸銀)の化学反応式についても見ていきましょう。

アンモニア水溶液に硝酸銀を入れると、酸化銀Ag2Oが沈殿します。

2AgNO3 + 2NH4++ 2OH → Ag2O↓ + 2NH4NO3 + H2O

さらにアンモニア水を加え続けると

Ag2O + H2O + 4NH3 → 2[Ag(NH3)2] + 2OH

という錯イオンになります。

アンモニアと硝酸銀の化学反応式は頻出ですので、ぜひこの機会に覚えておきましょう。

 

まとめ NH33の電離式や分子量は?NH33の電気分解や硝酸銀との反応式も解説!【アンモニア】

ここでは、代表的な化学物質のNH3(アンモニア)に着目して、その分子量・酸化数・電離式、電気分解や硝酸銀との反応式などについて解説しました。

ややこしい化学式が多いため、この機会に覚えておくといいです。

さまざまな反応を理解し、日々の業務に役立てていきましょう。

 

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