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いかなごときびなごの違いは?わかさぎ・しらす・こうなご・かますごとの違い・意味・使い分けは?

生活
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私達が生活している中で似た言葉に出会うことがよくあります。

ただ各々の意味を間違って理解・使用すると人前で恥をかいてしまうこともあり、多くの言葉を知っておく方が何かといいです。

中でもここでは、意味が似ている言葉として「いかなごときびなごの違いは?わかさぎ・しらす・こうなご・かますごとの違い・意味・使い分けは?」について生物学的な分類・見た目・味・毒の有無などの観点から解説していきます。

 

 

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いかなごときびなごの違い・意味・見分け方は?

それでは以下で似ている魚のいかなごときびなごの違い・見分け方について確認していきます。

・いかなご(漢字で玉筋魚・鮊子)

いかなごはスズキ目ワニギス亜目イカナゴ科の魚類です。

体は非常に細長い円筒形で、頭は先が細く、下あごが前方に突出して、腹ビレはなく体長は15cm程度、大きいものだと25cmぐらいにもなります。

 

北半球の寒帯域から温帯域を中心に熱帯域まで生息し、日本では北海道・兵庫県を筆頭に宮城県・愛知県など全国で水揚げされています。水が綺麗な沿岸の砂泥底に好んで生息し、暑さに弱いため6月ころから砂の中で夏眠します。

 

旬は春、身が柔らかく痛みが早いので、調理する場合は注意が必要です。

一般的な食べ方は釜茹・てんぷらなどで、兵庫県の瀬戸内周辺では砂糖・しょうゆ・生姜などを加えて釜茹でした『くぎ煮』と呼ばれる家庭料理が定番です。煮込まれた

いかなごが折れ曲がって古釘のように見えることが『くぎ煮』の名前の由来らしいですよ。

 

・きびなご(黍女子、黍魚子、吉備女子、吉備奈仔)

きびなごはニシン目ニシン科の魚で、体長は10cm程度、細長く断面が円形で、側面に銀色の帯状の模様があるのが特長です。

 

インド洋と西太平洋の熱帯・亜熱帯域に広く生息していて、日本では西日本が分布域となっていて、特に鹿児島県本土の西に位置する甑島(コシキシマ)が産地として知られています。

また鹿児島の南部では、帯のことを『キビ』、小魚のことを『ナゴ』と呼ぶ方言があることから『きびなご』という名前の由来と考えられています。

 

きびなごの旬は年に三回あり、脂が乗っている2月ごろ、白子や卵がたっぷりな5月ごろ、寒が入った12月ごろと、調理法によって旬が違います。

塩焼きなら2月、てんぷらにするなら5月、刺身なら12月といったように四季を楽しみながら味わうことができるため、特に漁獲量が多い鹿児島では郷土料理として大変昔から愛されています。

 

これらがいかなごときびなごの違い・見分け方といえます。

 

わかさぎときびなごの違い・意味は?いかなごとも

続いて、きびなご・いかなごと似た魚のわかさぎとの違いについても確認していきます。

 

・わかさぎ(公魚、鰙、若鷺)

 

わかさぎはキュウリウオ目キュウリウオ科に属する魚で、成魚の全長は15cmほどで、体は細長く尾ひれが小さいのが特長です。

背びれの後ろに小さなあぶらびれがありまた、背びれは腹びれより少しだけ後ろについています。

本来日本での生息域は、東京都・島根県より北の本州・北海道でしたが、現在では各地の湖はダム湖に移植され、各地で見られるようになっています。

淡水でも淡水と海水がぶつかる汽水域でも生きられるので、各地で重宝されていて、特に青森県・北海道・秋田県・茨城県は漁獲が盛んです。また、諏訪湖や山中湖にて遊魚を湖面の氷に穴をあけて釣り糸をたらす『わかさぎ釣り』は特に有名です。

 

メスの旬は産卵を控えた11月~3月、オスも身がしまって適度に脂も落ちる冬から春先です。調理方法はてんぷらやから揚げが定番で、小ぶりのものは骨も柔らかいので、まるごとてんぷらにするとおいしいです。

佃煮や甘露煮も各産地では名物となっています。

 

しらすといかなごの違い・意味は?きびなごなど

さらには、いかなご・きびなごとも勘違いされやすい「しらす」との違い・見分け方についても見ていきましょう。

・しらす

 

しらすは先に述べた『いかなご』なども含め、カタクチイワシ・マイワシ・アユ・ニシン・ウルメイワシなどの、稚魚の総称です。

漁場は主に太平洋沿岸で、瀬戸内海・伊勢湾・駿河湾・相模湾などで多く漁獲されています。

塩茹でして干した『しらす干し』には、子供の成長やお年寄りの骨粗鬆症予防に効果があるといわれるカルシウムやカルシウムの吸収を助ける効果があるビタミンDが含まれています。

これらの成分により、丈夫な歯や骨を作り出す効果あるといわれているため、各家庭の  食卓でも大変好まれている食材の一つでしょう。

しらす干しは半乾燥したものを、『しらす干し』、かちかちに乾燥したものを『ちりめん』と区別することもあり、関西地方ではしらす干しを『やわ干し』、ちりめんを『上干ちりめん』と呼ばれることもあります。

また。塩茹でせず、生のしらすを海苔のように加工した『畳みいわし』は、高級珍味として販売されています。

これらがしらすといかなご・きびなごとの違いですね。

 

 

こうなごときびなごの違い・見分け方・意味は?いかなごなど

さらには、こうなごときびなご・いかなごとの違いや見分け方についても確認していきます。

・こうなご(小女子)

 

こうなごはいかなごの稚魚のことで、おおなご・めろうど・かなぎ・かますぎ・しんこと呼ぶ地方もあります。こうなごは主に東北・関東・東海での呼び名になります。

こうなごは体長が小さく、『子いかなご』変化してそのように呼ばれるようになってのではないかという説もあります。そのほかの呼び名に関しても、由来がそれぞれありますので、調べてみるのも面白いかもしれません。

『春を告げる魚』として、船引き網で行う『こうなご漁』は春の風物詩となっています。

 

いかなごとかますごとの違い・見分け方・意味は?きびなごなど

さらには、いかなごとかますごとの違い・見分け方についても確認していきます。

 

・かますご(加床須古)

かますごはいかなごの成魚の通称です。特に関西で呼ばれることが多いのですが、 例えば東北では『メロウド(女郎人)』・西日本では『フルセ(古瀬)』・『カナギ(金釘)』  など、たくさんのローカルネームがあります。

そのため、いかなどの項目をぜひ参考にしてみてください。

 

まとめ いかなごとわかさぎ・しらすの違いは?こうなご・かますごとの違い・意味・使い分けは?

ここでは、いかなごときびなごの違いは?わかさぎ・しらす・こうなご・かますごとの違い・意味・使い分けは?について解説しました。

どれも似ている魚のため、この機会に理解しておくといいです。

さまざまな用語の違いを学び、日々の生活に活かしていきましょう。

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