「ご対応ありがとうございます」「ご対応いただきありがとうございます」「ご対応いただき感謝申し上げます」「ご対応くださりありがとうございます」は正しい敬語?二重敬語? | モアイライフ(more E life)
EXCELのYouTube始めました!

EXCEL初心者に向けたYouTubeチャンネルを開始しました(^^)/
ぜひチャンネル登録よろしくお願いします!

効率よくエクセルを学ぶ!

「ご対応ありがとうございます」「ご対応いただきありがとうございます」「ご対応いただき感謝申し上げます」「ご対応くださりありがとうございます」は正しい敬語?二重敬語?

Excel・英語以外のスキルアップ
本サイトでは記事内に広告が含まれています

ビジネスにおいて敬語の使い方は意外と難しいものです。

そして、敬語の使用方法がおかしいと相手に不快な思いをさせるケースもあるため適切な敬語の使い分けを身につけておくといいです。

中でもここでは「ご対応ありがとうございます」「ご対応いただきありがとうございます」「ご対応いただき感謝申し上げます」「ご対応くださりありがとうございます」などの表現は敬語として正しいかどうかの判断が困難であり、以下で詳細を確認していきます。

 

 

スポンサーリンク

ご対応ありがとうございますは正しい敬語?二重敬語ではない?

結論からいいますと「ご対応ありがとうございます」は正しい敬語であり、二重敬語ではありません。

掘り下げて考えてみましょう。

まず「ご対応ありがとうございます」の「ご対応」は、対応してもらった相手に敬意を示す尊敬語です。この言葉に「ありがとうございます」がついているだけですので、敬語として全く問題ないのです。

 

この「ご対応ありがとうございます」とはご存じと思いますが、基本的には相手が自分の案件に対応してもらったことに対して感謝の意を示す際に使用します。

相手が対応してもらったことで、時間や費用、または労力を消費したのであれば、そのことに対する感謝の言葉も添えると、より印象になる言葉を相手に伝えることが出来ます。

例えば「お住いの東京から、遠路はるばる沖縄までご足労いただき、ご対応ありがとうございます。」と述べれば、相手は、わざわざ沖縄まで足を運んだ甲斐があったと感じるわけです。

 

 

ご対応いただきありがとうございますは正しい敬語?おかしい?

結論からいいますと、「ご対応いただきありがとうございます」も正しい敬語です。

「ご対応いただきありがとうございます」の「ご対応いただき」はご~いただくという用法の謙譲語です。「対応してもらい、ありがとう」という意味の敬語で、正しい敬語です。

とても丁寧な敬語で、上司や取引先などの目上の人に対して使うことに適している表現です。対応してもらったことで、自分の為になったと感じたときは、「いただく」という表現を使うといいです。

具体的には、

・営業職の人がお得意様に対応してもらった時

・技術を得たい人が、その道の専門家からの対応を受けた時

などの場面で使用します。

自分が目上の相手から対応してもらったことで、何か得るものを「いただいた」場合は、自分がへりくだる謙譲語を丁寧に使い、相手にできる限りの敬意を示しましょう。

そして、具体的な例を挙げ、感謝の気持ちをしっかり伝えるとなおよしです。

 

例としては「鈴木様、浦島小学校の通学路の見回りを、夏の暑い日も、冬の寒い日も、児童の登校日に対応していただきありがとうございます。」などです。

 

 

ご対応いただき感謝申し上げますは正しい敬語?二重敬語ではない?

結論からいいますと「ご対応いただき感謝申し上げます」は正しい敬語で二重敬語ではありません。

具体的には、「ご対応いただき感謝申し上げます」の「ご対応いただき」は、ご~いただくという用法の謙譲語、「申し上げます」は、謙譲語です。

独立したこれらのフレーズが単純につながっているだけのため、二重敬語ではなく、正しい敬語となるのです。

なお謙譲語を2つ使うことで、強い敬意をニュアンスとして、表現する効果が出てきます。

 

上司や取引先などの目上の人に対して、自分がへりくだることで、敬意を示し、感謝の気持ちを伝えることが出来ます。

立場やあなたよりも高い人に対して使うのが自然です。

例文としては、「元メジャーリーガーのイチロー様、本日は当社の新商品発表会にリモートでのご出演、お忙しい中ご対応いただき感謝申し上げます。」などです。

 

ご対応くださりありがとうございますは正しい敬語?おかしい?

こちらも結論からお伝えしますと、「ご対応くださりありがとうございます」は正しい敬語といえます。

「ご対応くださりありがとうございます」の「ご対応くださり」ご~くださるという用法の尊敬語になります。対応してくれた相手への敬意を示す正しい敬語です。上司や、取引先などの目上の人に対して使うことに適しています。

(自分の為に)「対応してくださりありがとうございます。」という意味です。学校の先生などは、教え子の為にという意識が強いので、学校の先生が教え子に対応してもらった場合使うと良いと思います。

例文としては、「青木先生、今日は、私たち生徒の為に、進路指導の対応をしてくださり、ありがとうございます。」などがあります。

 

なお、基本的にはご対応いただきありがとうございますでも、ご対応くださりありがとうございます。のどちらを使っても問題ないものの、若干の違いがあります。

このいただきとくださりの違いは別記事にて解説していますので、参考にしてみてくださいね。

 

まとめ 「ご対応いただき感謝申し上げます」「ご対応くださりありがとうございます」は正しい敬語?二重敬語でない?

ここでは、「ご対応ありがとうございます」「ご対応いただきありがとうございます」「ご対応いただき感謝申し上げます」「ご対応くださりありがとうございます」は正しい敬語?二重敬語?について解説しました。

敬語は一度理解しておけば間違えて使用することが少なくなるため、この機会に覚えておくといいです。

敬語でのさまざまな扱いに慣れ、日々の業務に活かしていきましょう。

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました