この記事では、【Excel】エクセルで曜日だけを入れる(日付なし、関数や書式設定も)する方法を解説します。
具体的には、
・TEXT関数とWEEKDAY関数を組み合わせて曜日を表示させる
・CHOOSE関数とWEEKDAY関数を組み合わせて曜日を表示させる
・セルの書式設定から曜日だけを表示させる
これらの設定方法です。
それではさっそく見ていきましょう。
エクセルで日付から曜日だけを入力する方法(関数で、1行目に日付、2行目に曜日だけを反映させる、日本語表記、オートフィル)
1行目に日付を入力し、2行目にTEXT関数とWEEKDAY関数を組み合わせて曜日を表示させる方法です。
A2セルに日付を入力します。例えば、「2023/4/1」と入力します。
次の行A3セルに次の数式を入力します。
WEEKDAY関数で、A2セルの日付の曜日を数値で返します。
第2引数の1は、日曜日を1とする指定です。
TEXT関数で、WEEKDAY関数で得た曜日の数値を、”aaa”の書式で文字列に変換します。
“aaa”は省略形の曜日名(日、月、火、水、木、金、土)を表します。
これは”aaaa”では「日曜日」、”ddd”で「Sun」などになります。
B2セルをオートフィルして、曜日を他のセルにもコピーしましょう。
エクセルで日付から曜日だけを入力する方法(別の関数で、1行目に日付、2行目に曜日だけを反映させる、日本語表記、オートフィル)
次は1行目に日付を入力し、2行目にCHOOSE関数とWEEKDAY関数を組み合わせて曜日を表示させる方法をみていきましょう。
まずA2セルに日付を入力します。今回も上記と同じく「2023/4/1」と入力します。
B2セルに次の数式を入力します。
この数式の意味は以下の通りです。
WEEKDAY関数で、A2セルの日付の曜日を数値で返します。第2引数の1は、日曜日を1とする指定です。
CHOOSE関数で、WEEKDAY関数で得た曜日の数値に応じて、曜日名を返します。
例えば、WEEKDAY関数の結果が1なら”日”、2なら”月”を返します。
B2セルをオートフィルして、曜日を他のセルにコピーします。
エクセルで日付から曜日だけを入力する方法(書式設定で、1行目に日付、2行目に曜日だけを反映させる、日本語表記、オートフィル)
1行目に日付を入力し、2行目に日付をコピーして、書式設定で曜日だけを表示させる方法です。関数は使用しません。
A2セルに日付を入力します。上記と同じく「2023/4/1」と入力します。
A2セルをコピーして、B2セルに貼り付けます。
B2セルを選択し、「ホーム」タブの「数値」グループで「セルの書式設定」ボタンをクリックします。
「ユーザー定義」カテゴリーを選択して、「種類」に「aaa」と入力します。
「aaa」は省略形の曜日名(日、月、火、水、木、金、土)ですね。
「OK」ボタンをクリックします。
A2セルをオートフィルして、曜日を他のセルにコピーします。
まとめ エクセルで日付から曜日だけを入力する方法
以上、エクセルで日付から曜日だけを入力する3つの方法を紹介しました。
関数を使う方法と、書式設定を使う方法がありますので、用途に応じて使い分けてください。
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