この記事ではエクセルにて自動計算で足し算・引き算(固定も:数字を自動で足す・引く)する方法について解説していきます。
具体的には、
・四則演算式
・絶対参照
これらを使用します。
ではサンプルを見ていきましょう。
エクセルで自動計算で足し算をする方法
ここではSUM関数を使用した方法で解説していきます。
SUM関数とは「合計」を出す関数です。
関数の組み立て方は「=SUM(●:●)」です。
(●:●)の部分には足したい範囲が入ります。
※(●:●)の中には四則演算式に使用する記号は必要ありませんので(●+●)と入れないようにしましょう。
下記表は点数表ですべての点数の合計点を出すために足し算をします。
それでは解説していきます。
「G2」をクリックします。
「ホームタブ」にある「編集」をクリックします。
「オートSUM」をクリックします。
すると「=SUM(B2:F2)」と表示されます。
※「=B2+ C2+D2+E2+ F2」で合計を出すことも可能です。
その場合G2をクリックした後、「=B2+ C2+D2+E2+ F2」と入力してください。
ただ入力などが多いことからおすすめはしません。
エンターキーを押すと「348」と出ました。
「G8」までオートフィルでコピーします。
エクセルで自動計算で引き算をする方法
下記はセール表です。
単価から割引額を引いた額を出したいと思います。
この際、四則演算式を使用します。
四則演算式とは「足し算」「引き算」「割り算」「掛け算」のことです。
今回引き算で、関数は使用しません。
「D3」に「=B3-C3」と入れます。
「=(イコール)」の入力方法は「shift」キーと「ほ」を同時に押します。
引き算の際は「-(マイナス)」の記号を使用します。
テンキー(電卓のようなキーボード)があるパソコンなら下記の位置にあります。
もしテンキーがないなら半角で「ほ」を押すと「-」が入力されます。
計算結果は「¥165,000」となりました。
「D9」までオートフィルでコピーします。
エクセルで自動計算で掛け算をする方法
下記は買い物リスト表です。
単価と個数を掛けた額を出したいと思います。
ここでも四則演算式を使用し、その中の掛け算を使っていきます。
関数は使用しません。
「D2」に「=B2*C2」と入れます。
掛け算の際は「*(アスタリスク)」という記号を使用します。
テンキー(電卓のようなキーボード)があるパソコンなら下記の位置にあります。
テンキーがないのならば「shift」キーと「け」を同時に押すと入力できます。
計算結果は「1500」となりました。
「D8」までオートフィルでコピーします。
エクセルで自動計算で足し算を一部固定でする方法
下記は料金表になります。
システム手数料と単価を足した額を出したいと思います。
ここでも四則演算式を使用し、今回は足し算を使います。
ただし今回は一部固定する方法を付け加えて解説していきます。
固定する際は「絶対参照」を使います。
絶対参照とは参照するセルを固定する方法です。
例えば「A1」を固定したい場合、列番号と行番号の前に「$」マークを入れます。
「$A$1」となります。「$」マークをいちいち入力する子も出来ますが、面倒になりますので「A1」のセル番地を入れた後に「F4」キーを押すと簡単に「$」マークがつきます。
「C4」に「=B4+$C$1」入れます。
これは「C8」までオートフィルしてコピーした時に、常に「¥500」がかけられている状態になります。
足し算は「+」の記号を使用します。
テンキー(電卓のようなキーボード)があるパソコンなら下記の位置にあります。
テンキーがないのならば「shift」キーと「れ」を同時に押すと入力できます。
計算結果は「¥3500」となりました。
「C8」までオートフィルしてコピーします。
まとめ エクセルで自動計算で足し算・引き算(固定も:数字を自動で足す・引く)する方法
この記事ではエクセルで自動計算で足し算・引き算(固定も:数字を自動で足す・引く)する方法について解説しました。
この方法は計算、関数の中でも基本操作なので一番最初におさえておくと良いでしょう。
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