この記事では、エクセルで入力したセルの値を別のセルに自動で反映させる方法について解説しています。
具体的には
・イコールで結ぶ方法
・Switch関数を使う方法
・vlookup関数を使う方法
以上の3つについて詳しく解説します。
これらの方法を使えば、別シートのセルにも値を連動させることができますよ。
それではさっそく見ていきましょう。
エクセルで入力したら別のセルに反映、自動で連動(イコールで結ぶだけ、別シートも)する方法
最も簡単な方法は、イコールでセルを結ぶことです。
例えば、A2セルに入力した値をB2セルに反映させたい場合、B2セルに
を入力します。
この数式は、A2セルの値をB2セルに表示するという意味です。
A2セルの値が変更されると(100→300)、B2セルの値も自動で更新されます。
別シートのセルを参照することもできます。
例えば、Sheet1のA2セルの値をSheet2のB2セルに反映させたい場合は、以下のように
の数式を使います。
これで、Sheet1のA1セルとSheet2のB1セルが連動します。
エクセルで入力したら別のセルに反映、自動で連動(Switch関数使用)する方法
Switch関数を使うと、条件に応じて別のセルに値を反映させることができます。
例えば、A2セルの値が”a”ならB2セルに”チョコ”、”b”ならB2セルに”大福”と表示させたい場合は、以下の数式を使います。
この数式は、A2セルの値が”a”なら”チョコ”、”b”なら”大福”をB2セルに表示します。
それ以外の値の場合はブランクになります。
A2以下のデータにオートフィルで反映することも可能です。
Switch関数の構文は以下の通りです。
評価する式、値1~値Nは式と比較する値、結果1~結果Nはマッチした場合に返す値です。
エクセルで入力したら別のセルに反映、自動で連動(vlookup関数使用)する方法
vlookup関数を使うと、表形式のデータから特定の値を検索して別のセルに表示させることができます。
例えば、以下のような商品マスタがあるとします。
ここで、D2セルに商品コードを入力すると、E2セルに対応する商品名を表示させたい場合は、以下の数式を使います。範囲は絶対参照します。
この数式は、D2セルの値(検索コード)をA1:B6の範囲(商品マスタ)から検索し、2列目の値(商品名)を返します。
vlookup関数の構文は以下の通りです。
検索値、範囲は検索範囲を、列番号は検索範囲の何列目の値を返すか、検索方法は完全一致で検索するか(FALSEを指定)です。
まとめ エクセルで入力したセルの値を別のセルに自動で反映させる方法
以上、エクセルで入力したセルの値を別のセルに自動で反映させる方法を解説しました。
用途に応じて使い分けてみてくださいね。
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