【Excel】エクセルで複数シートをまとめる（表をつなげる：関数：データを１つに：縦に並べる）方法

この記事ではエクセルで複数シートをまとめる（表をつなげる：関数：データを１つに：縦に並べる）方法について解説していきます。

その方法は

 を使用します。

それではサンプルを見てみましょう。

エクセルで複数シートの表を1つにまとめる方法（縦に結合：繋げる）【VSTACK関数】

VSTACK関数を使用します。縦、垂直をverticalと英語で言います。STACKは「積み重ね」という意味です。

Verticalの頭文字「V」と「STACK」を合わせて「VSTACK（バーティカルスタック）」です。

配列を縦方向に指定した範囲且つセルを順番に積み重ねて（追加して）大きな配列にする関数です。

Microsoft365にて、2022年から「VSTACK関数」が使用できるようになりましたが残念ながら2021のOfficeには備わっていないようです。

下記のように2つの表があります。

その2つの表を一つにまとめたいと思います。（縦に繋げていきます）

A14に「=VSTACK(A2:I11,K2:S11)」と入力します。

※関数の引数に入れる範囲は青枠と赤枠で囲っているところです。

下記のような結果になりました。

エクセルで複数シートの表を1つにまとめる方法【VLOOKUP使用】

次の方法はVLOOKUP関数を使用します。

垂直を「vertical」と英語で言います。LOOKUPは「探索」という意味です。

Verticalの頭文字「V」と「LOOKUP」を合わせて「VLOOKUP（ブイルックアップ）」と言います。

垂直方向に検索して、一致した値やデータを表示してくれる関数です。

下記の表を使って別シートに欲しいデータをまとめます。

下記表に本日の参加者をまとめていきたいと思います。

名前、年齢を「VLOOKUP関数」で表示します。

「B3」に「=VLOOKUP($A3,Sheet20!$A$2:$N$40,2,FALSE)」と入れます。

※関数ボックスを使用してもいいです。

となります。

今回、IDに対しての完全なる一致したデータ名前が表示されてほしいので「false」となります。

下までオートフィルをしていきましょう。

「C3」に入れる式は「=VLOOKUP($A3,Sheet20!$A$2:$N$40,6,FALSE)」です。

列番号だけ「6」にしてください。

下までオートフィルをしていきましょう。

エクセルで複数シートの表を1つにまとめる方法1（横に繋げる）【HSTACK関数】

HSTACK関数を使用します。

水平方向は英語でHorizontalです。STACKは積み重ねという意味です。

Horizontalの頭文字「H」と「STACK」を合わせて「HSTACK（ホリゾンタル スタック）」と言います。

配列を横方向に指定した範囲、且つセルを順番に積み重ねて（追加して）大きな配列にする関数です。

H１に「=HSTACK(B1:E5,B7:E11)」と入力します。

後は列幅やその他書式など整えると見た目がきれいになります。

エクセルで複数シートの表を1つにまとめる方法1（横に繋げる）

今度はHLOOKUP関数を使います。

水平方向は英語でHorizontalです。

Horizontalの頭文字「H」と「LOOKUP」を合わせて「HLOOKUP（エイチルックアップ）」と言います。

水平方向に検索して、一致した値やデータを表示してくれる関数です。

下記の表を使って別シートに欲しいデータをまとめます。

B10に「=HLOOKUP($A10,$B$1:$G$6,2,FALSE)」と入れます。

下までオートフィルをしましょう。

「C10」に「=HLOOKUP($A10,$B$1:$G$6,5,FALSE)」と入力します。

「D10」に「=HLOOKUP($A10,$B$1:$G$6,6,FALSE)」と入力します。

下までオートフィルしてください。

まとめ エクセルで複数の表をつなげる（関数：データを１つに：縦に並べる）方法

この記事ではエクセルで複数シートをまとめる（表をつなげる：関数：データを１つに：縦に並べる）方法について解説しました。

4種類の関数を紹介しました。

少しとっつきにくい関数かもしれません。しかし、これらの関数は様々な職種の方がよく使われている関数です。

これらの関数をしっかり使えるようになると効率もよくなります。

是非様々な業務に役立ててみてください。