【Excel】エクセルにて出勤日数（○）をカウントし出勤率と欠勤率を計算する方法【数式や関数は？】

エクセルはデータ解析・管理を行うツールとして非常に機能が高く、上手く使いこなせると業務を大幅に効率化できるため、その扱いに慣れておくといいです。

ただ機能が充実しているあまり初心者にとっては処理方法がよくわからないことも多いといえます。

例えばエクセルにて出勤回数（出勤日数）の○をカウントし出勤率と欠勤率を求めるにはどう処理すればいいのか理解していますか。

ここではエクセルにて出勤日数（回数）の○をカウントし出勤率と欠勤率を求める方法について解説していきます。

エクセルにおいて出勤日数（○）をカウントする方法【出勤回数を数える関数】

それでは以下のサンプルデータを用いてエクセルで出勤日数（○）をカウントする方法について確認していきます。

出勤が○、欠勤が×で記載されており、各々の出勤率や欠勤率を計算するにはまず出勤日数（欠勤日数）を求める必要があります。

ここで出勤日数（○）をカウントにはCOUNTIF関数を使用するといいです。

COUNTIF関数とは特定条件に合致する個数をカウントできる関数であり、出勤率を計算する前の出勤日数を数える時に使用します。

基本的には

＝COUNTIF（範囲,条件）

にて活用できます。

具体的に今回では下のよう出力させたいセルに=COUNTIF(B3:B12,”○”)と入力するといいです。

ENTERにて出回日数のカウントを行います。このセルを元にし、カーソルを右下に合わせると出る十字をドラッグ&ドロップによって横の列の出勤回数も一括で計算しましょう。

その後出勤・欠勤の総数を求めるためにCOUNTA関数を使用します。

COUNTIA関数とは指定範囲内の空白でないセルの個数をカウントできる関数で、基本的には

＝COUNTA（範囲）

にて処理できます。

具体的に今回では下のよう出力させたいセルに=COUNTA(B3:B12)と入力するといいです。

こちらもENTERにて計算確定後にオートフィルで一括処理します。

このようにして出勤率・出勤率の算出に必要な出勤日数（○）と総数を数えることが完了します。

続いて、カウントした出勤日数を元にエクセルにて出勤率と欠勤率を計算してみましょう。

「出勤率＝出勤日数 ÷ 総数」の定義に基づき、これをエクセル内で数式処理していきます。今回は出勤率を百分率（パーセント）で表示したいため、

パーセントでの出勤率＝出勤日数 ÷ 総数 × 100

と計算しています。

こちらもENTERにて出勤率を求め、オートフィルすることで一括処理ができました。

一方で

パーセントでの欠勤率＝ 100 ーパーセントでの出勤率

の計算でき、エクセルで欠勤率を求めるにはこの数式をそのまま入れていくだけでいいです。関数は必要ありません。

欠勤率を計算後にオートフィルで上と同様一括処理します。

このようにしてエクセルにて出勤率と欠勤率を求めることができました。

集計時によく使用する処理なのでこの機会に覚えておくといいです。

ここでは、エクセルにて出勤回数（○）をカウントし、出勤率と欠勤率を求める方法について確認しました。

出勤回数を数える際にはCOUNTIF関数、出勤率や欠勤率を計算する時には定義をそのまま数式として入力すればいいです。

エクセルでのさまざまな処理に慣れ、日々の業務を効率化させていきましょう。