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【Excel】エクセルにて文字列が結合できない(&記号や関数のCONCATNATE)時の対策【ダブルコーテーション:「” ”」】

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この記事では「エクセルにて文字列が結合できない(&記号や関数のCONCATNATE)時の対策【ダブルコーテーション:「” ”」】」について解説していきます。

 

原因としては、

 ・直接文字列を入れ&で結合する場合に、ダブルコーテーションが抜けている

・日付や時刻と文字列を結合する場合に、日付をそのまま結合している

・数値のセルを日付や時刻にするために&で結合している

のような状況であり、これらの解決策について具体例で詳しく見ていきましょう。

 

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エクセルにて&で結合できない原因と対策【直接文字列を結合させる結合】

例えば、「会員年」と「会員月」の数値をセル参照させ、その前に「MY」という文字列でつなぎたく、「=MY&B2&C2」と入力すると、&にて結合できずに、エラーとなってしまいます。

 

これは、直接文字列を入れる場合はダブルコーテーションが必要なためです。

問題を解決するには、以下のように、文字列の方のみを「” ”」(ダブルコーテーション)で括ります。

他の行には、作成した数式をオートフィルすることで、&でつなげない問題が解決できます。

 

CONCAT関数等で文字列が結合できない原因も同様

なお、CONCAT関数やCONCATNATE関数を使用する場合であっても、

・直接入力時はダブルコーテーション(””)で括る

・セル参照時はそのまま選択

しないとエラーとなるので、気を付けましょう

 

 

エクセルにて&で結合できない原因と対策【日付と文字列を結合させる結合】

なお、日付や時刻のセルと文字列をつなぐときは、文字列の方のみを「” ”」(ダブルコーテーション)で括っても、日付や時刻が数値になってしまい正しく結合できません。

次の例では、「支払期限」のセルに文字列を結合していますが、日付で結合することができません。

これは、Excelでの日付/時刻はシリアル値で行われるため、シリアル値で結合されてしまうためです。

シリアル値は、

1900年11日~99991231日の日付を12958465の整数部

1日の000秒~翌日の000秒までの時刻を0.01.0の小数部

で表します。

つまり、「2023/5/10」はシリアル値「45056」なので上記のように結合されてしまいます。

問題を解決するには、TEXT関数で日付や時刻の表示形式を付けて文字列と結合します。

TEXT関数は値に表示形式を付けて返す関数です。

以下の書式に従って、引数「値」に日付や時刻のセルを指定し、「表示形式」に求めたい日付や時刻の表示形式を入力して数式を作成したら、&で文字列を結合することで解決できます。

=TEXT (値,表示形式)

この例では、日付を「yyyy//d」の表示形式にして文字列とをつなげたいので、TEXT関数の引数「表示形式」は以下のように指定して数式を作成します

 

エクセルにて&で結合できない原因と対策【数値のセルを日付や時刻にするために結合させる結合】

ばらばらのセルに入力された数値を日付や時刻にするときは、&で結合すると文字列になってしまい、先の説明のシリアル値にはならず、日付や時刻ではなく文字列になってしまいます。

日付や時刻で求めるには、数値のセルを結合して日付にするならDATE関数、時刻にするならTIME関数を使います。

DATE関数は年、月、日を表す数値を日付にする関数、TIME関数は時、分、秒を表す数値を時刻にする関数です

以下の書式に従って、セルに入力します。

=DATE (年,,)

=TIME (時,,)

この例は日付なのでDATE関数を使い、引数「年」「月」「日」にそれぞれの数値のセルを指定して数式を作成します。

ほかの行には、作成した数式をオートフィルすることで、それぞれの数値をつなげて日付として作成することができます。

 

まとめ エクセルにて文字列が結合できない(&記号や関数のCONCATNATE)時の対策【ダブルコーテーション:「” ”」】

この記事では「エクセルにて文字列が結合できない(&記号や関数のCONCATNATE)時の対策【ダブルコーテーション:「” ”」】」について解説しました。

直接文字列を結合させるときは、「” ”」(ダブルコーテーション)、日付や時刻を結合させるときはTEXT関数が必要と覚えておきましょう。

また、数値を結合して日付や時刻を作成するときは、DATE/TIME関数が必要と併せて覚えておくと便利です。

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