この記事ではExcelで再表示できない(列や行)時の一括表示方法【非表示にする便利機能も】を解説しています。
再表示できない原因と対策は以下の通りです。
・フィルター機能で非表示になっている
・ウィンドウ枠が固定されている
・シートが保護されている
・列、行を簡単に非表示、再表示する(グループ機能)
それではそれぞれ以下のデータを使用して解説していきましょう。
フィルター機能で非表示になっている場合
このデータでは、矢印の箇所 3行目、6,7行目、14、15行目が表示になっています。
1 赤い丸部分のスライサーに▼マークが入っていますが、これがフィルター機能を使用している際に現れるマークなので、このスライサーをクリックします。
2 図のように表示が出るので、チェックボックスにチェックが入っている箇所でフィルタリングされていることが分かります。
ここで、一番上の(すべて選択)をクリックし、OKをクリックします。
3 フィルタリングが解除され、非表示だった行が現れます。
この操作でスライサーも通常に戻ります。
以上がフィルター機能で非表示になっている(再表示できないと思っている)際の解除方法です。
ウインドウ枠が固定されている
以下の図では、3行目、B列が非表示になっています。
この図の非表示の解除を解説します。
1 表示タブのウィンドウ枠の固定を開きます。
2 このとき、ウィンドウ枠が固定されていると、下図の様に「ウィンドウ枠の解除(F)」と表示されていますので、その項目を選択します。
3 ウィンドウ枠の固定が解除され、下図の様に非表示行、列が表示されました。
前述②で、ウィンドウ枠が固定されていない場合は下図の様に「ウィンドウ枠の固定(F)」と表示されます。
以上が、ウィンドウ枠が固定されて非表示行、列がある場合の解除方法です。
シートが保護されている
以下の表では、B列と3~5行目が非表示になっています。