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【Excel】エクセルにて空白セルを一括で埋める方法【上のセルの参照(コピー)や次のセル】

Excelのスキルアップ
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エクセルはデータ解析・管理を行うツールとして非常に機能が高く、上手く使いこなせると業務を大幅に効率化できるため、その扱いに慣れておくといいです。

ただ機能が充実しているあまり初心者にとっては処理方法がよくわからないことも多いといえます。

例えばエクセルにて空白セルに値を一括で埋める、または上のセルや次のセルをコピーして埋めるにはどう処理すればいいのか理解していますか。

ここではエクセルにて空白セルを一括で埋める方法について解説していきます。

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エクセルにて空白セル(歯抜け)を埋める方法【一括で0を入力】

それでは、以下のサンプルデータを用いて空白セルに一括で0を入力する方法について確認していきます。

空白セルに一括で0を入力するには、ジャンプ機能(Ctrl + G)を使用します。

以下のよう、空白セルを0埋めしたいセル(ここではA2からC9)を選択し、キーボードで「Ctrl+G」を押下します。表示されたジャンプメニューから「セル選択」を押下します。

表示された選択オプションにて「空白セル」を選択し、OKボタンを押下します。

セル範囲の空白セルが選択された状態になります。

この状態で選択中の任意のセル内で「0」を入力し、Ctrl+Enterを押下すると、セル範囲内の空白セルに一括で0を表示することができるのです。

Ctrl+Enterは選択中のセルに同じ値を入力する際に使用するコマンドです。

良く使用する方法なのでこの機会に覚えておくといいです。

 

エクセルにて空白なら上のセルを参照(コピー)する方法【関数】

次に、以下のサンプルデータを用いて空白セルに上のセルをコピーして入力する方法について確認していきます。

A列で空白セルになっている箇所があります。空白セルに上のセルをコピーした値で埋めたものをE列に表示するのがゴールです。

セルの値が空白だった場合に上のセルをコピーするには、

IF関数

を使用します。

具体的には以下のよう、和暦に変換した値を表示したいセル(ここではE2)に、「=IF(A2=””,E1,A2)」を入力します。

上図の関数を解説します。

「論理式」には、A列の該当セルが空白であるかどうか(A2=””)を指定します。

「値が真の場合」には、E列の上のセル(E1)を指定します。

「値が偽の場合」には、A列の該当セル(A2)を指定します。

ENTERボタンにて確定させます。最後にオートフィル機能(計算したセルの右下にカーソルを合わせると出てくる十字をドラッグ&ドロップ)を使うことでA列が空白なら上のセルをコピーした値をE列に表示することができるのです。

もし元の列に上書きしたいのであれば、空白なら上のセルを参照と指定した列をすべて選択後に文字として貼り付けていくなど適宜対応しましょう。

こちらも良く使用する方法なのでこの機会に覚えておくといいです。

 

エクセルにて空白なら次のセルを参照(コピー)する方法【関数】

次に、以下のサンプルデータを用いて空白セルに次のセルをコピーして入力する方法について確認していきます。

A列で空白セルになっている箇所があります。空白セルに次のセルをコピーした値で埋めたものをE列に表示するのがゴール(空白なら次のセルを参照する)です。

セルの値が空白だった場合に次のセルをコピーするには、空白なら上のセルを参照位としたようにIF関数を使用します。

具体的には以下のよう、空白なら次のセルを参照と処理したいセル(ここではE2)に、「=IF(A2=””,E3,A2)」を入力します。

上図の関数を解説します。

「論理式」には、A列の該当セルが空白であるかどうか(A2=””)を指定します。

「値が真の場合」には、E列の次のセル(E3)を指定します。

「値が偽の場合」には、A列の該当セル(A2)を指定します。

ENTERボタンにて確定させます。最後にオートフィル機能(計算したセルの右下にカーソルを合わせると出てくる十字をドラッグ&ドロップ)を使うことでA列が空白なら次のセルをコピーした値をE列に表示することができるのです。

こちらも良く使用する方法なのでこの機会に覚えておくといいです。

 

まとめ エクセルにて空白なら上のセルをコピー(参照)や次にセルを参照させて空白を一括で埋める方法

ここでは、エクセルにて空白セルを一括で埋める方法(空白なら上のセルを参照・空白なら次のセルをコピーなど)について解説しました。

基本的に、空白セルに一括で任意の値を設定するにはジャンプ機能(Ctrl+G)を使用し、空白セルに上のセル、または次のセルをコピーするにはIF関数を使用することで処理できます。

エクセルでのさまざまな処理に慣れ、日々の業務を効率化させていきましょう。

 

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