エクセルはデータ解析・管理を行うツールとして非常に機能が高く、上手く使いこなせると業務を大幅に効率化できるため、その扱いに慣れておくといいです。
ただ機能が充実しているあまり初心者にとっては処理方法がよくわからないことも多いといえます。
例えばエクセルにて8桁の数字にスラッシュをいれ日付に変換したり、スラッシュなしにしたりするにはどう処理すればいいのか理解していますか
ここではエクセルにて8桁の数字にスラッシュをいれ日付に変換したり、スラッシュなしにしたりする方法について解説していきます。
エクセルにて8桁の数字にスラッシュをいれ日付に変換する方法
それでは以下のサンプルデータを用いてエクセルにて8桁の数字にスラッシュをいれ日付に変換する方法について確認していきます。
8桁の数値をスラッシュありの日付に変換するには、まず文字列のまま8桁の数字の間にスラッシュを入れ、その後に日付データに変換するといいです。
具体的にはLEFT関数、MID関数、RIGHT関数を組み併せて処理していきます。今回の場合では「スラッシュ入りの日付に変換していきたいセル」に=LEFT(A2,4)&”/”&MID(A2,5,2)&”/”&RIGHT(A2,2)と入力しましょう。
上の関数の意味を確認していきます。
まずLEFT関数とは数字などの文字列の左からn番目までを抽出する関数であり、
と記載します。ここでは、年に相当する4つを抽出したいのでLEFT(A2,4)と入れているわけです。
続いて数字などの文字列の途中のn番目から、~文字抽出する関数であり
と指定していきます。今回は8桁の数字の中の月に相当する部分を抜き出すために使用するのでMID(A2,5,2)と入れているのです。
最後に数字などの文字列の右からn番目までを抽出する関数のRIGHT関数を活用し
と指定していきます。今回は8桁の数字の中の日に相当する部分を抜き出すために使用するので、RIGHT(A2,2)と入れているのです。
最後にこれらの間を「&”/”& 」を入れることででスラッシュを挿入しています。
ENTERにて計算を確定、オートフィル機能(セルの右下にカーソルを合わせると出る十字をドラッグ&ドロップ)させますと、以下のように一括で8桁の数字の間にスラッシュが追加されました。
ただこれだけでは、数字(文字列)として8桁の数字の間にスラッシュが入っているだけであり、日付としては認識されていません。
そこでスラッシュ入りれの8桁の数字を日付に変換していきます。具体的にはスラッシュ入りの数字範囲を選択後に、セルの書式設定を選びましょう。
表示されるウィンドウの中から左タブの日付を選び、スラッシュ入りの8桁の表示の日付を指定します。
OKとすると、8桁の数字からスラッシュ入りの日付に変換することが完了となります。
パッと見は変化してないように見えますが、上の赤枠にて日付となっていることを確認できました。
日付をスラッシュなしにし8桁の数字に変換する方法
今度は逆にスラッシュありの日付データを、スラッシュなしの8桁の数値に変換してみましょう。
基本的には上の操作の逆の処理を行うとよく、上と同様にスラッシュ入りの日付の範囲を選択後、右クリックからセルの書式設定を選んでいきます。
続いて左タブの標準と指定します。
OKとするとスラッシュありの日付から文字列への変換ができました。
このスラッシュ入りの数字を選択した状態で、右上の検索と選択を選び、置換をクリックします。
表示されるウィンドウ中の
・置換後の文字列は空白にし
すべて置換を選びましょう。
これによって、日付データがスラッシュなしの8桁の数字(文字列)に変換されたわけです。
まとめ エクセルので日付をスラッシュなしにする方法や8桁の数字を日付に変換する方法
ここでは、エクセルにて8桁の数字にスラッシュをいれ日付に変換したり、スラッシュなしにしたりする方法について確認しました、
8桁の数字にスラッシュを入れ日付に変換するにはLEFT関数、MID関数、RIGHT関数を組み合わた後にセルの書式設定にて日付データを選ぶといいです。
一方でスラッシュなしの日付にするには、セルの書式設定にて日付を文字列に変更後に、置換機能で一括でスラッシュを消すのがおすすめです。
エクセルでのさまざまな処理に慣れ毎日の生活に役立てていきましょう。
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