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コミュニケーションを行うと言う?コミュニケーションをとるやはかるの漢字は?どれが最適?

Excel・英語以外のスキルアップ
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コミュニケーションという和製英語はかなり浸透してきていますよね。

ただ、この「コミュニケーション」という言葉の意味は広いこともあり、その後に続く言葉として「行う」「とる」「はかる」などさまざまな表現があり、迷うこともあるでしょう。

ここでは、このこみぃにケーションに着目し、コミュニケーションを行うと言う?コミュニケーションをとるやはかるの漢字は?どれが最適?という内容を解説していきますので、参考にしてみてください。

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コミュニケーションを行うと言う?

「コミュニケーションを行う」?「とる」ならわかるけど……と、この表現がしっくり来ない方もいるかもしれません。

結論からいいますと「コミュニケーションを行う」という表現も状況によっては使用します。

順を追って見ていきましょう。

まず「コミュニケーション」、この言葉の定義を確認してみましょう。

「ことば・文字・身振りなどによって、意思・感情・思考・情報などを伝達・交換すること。」

『明鏡国語辞典第二版』(大修館書店)より引用

とあります。

 

では「コミュニケーションを行う」という表現は適切でしょうか。

言いたいことや教えたいことを伝えたり受け取ったりするのがコミュニケーション、と考えると、「コミュニケーション」のための行動を起こすことを「行う」と表現するのはおかしくないです。

 

例えば、

「コミュニケーションを行うのは人間だけではない。餌のありかや危険を知らせるために動物たちも何らかの方法でコミュニケーションを行っている。」

「職場でのコミュニケーションが活発に行われないと、仕事が進まなくなってしまう。」

のように使うことができます。

どちらかというと、後に解説のコミュニケーションを「とる」や「はかる」などよりも畏まった場面で使用するといえるでしょう。

 

コミュニケーションを「とる」とも「はかる」とも言う

なお、「コミュニケーション」という語を用いるとき上述のように「行う」だけでなく、後に続く動詞として「とる」や「はかる」がよく使われます。

私たちは日頃無意識で覚えたとおりにこれらの表現を使っていますが、なぜ「とる」や「はかる」なのか、これらの語にどのような意味が含まれているのか、以下で詳しくみていきましょう

 

コミュニケーションをとるの漢字・意味・使い方・例文

まずコミュニケーションをとる場合の「とる」の漢字は「取る」です。

「取る」には基本的な意味として、置いてある物や離れた所にある物などを手で持つこと(例えば「この資料は自由に取っていい。」)や、自分や他者に付いている物を外すこと(例えば「ネクタイを取る。」)などがあります。

しかし「取る」は、それ以外に抽象的な意味もたくさん持つ、一筋縄では行かない語です。

「どこで客を取ってくるのだろう。」「もう新聞は取らないつもりだ。」「新幹線は指定席を取って。」

最初に挙げた基本的な意味とは少し違う使われ方をしている例文です。

ただこの3つの例文、共通してイメージできることがあります。

 

実際に自分の手で持つわけではないけれど、自分のものにする、得るということです。

「コミュニケーション」の場合の「取る」は、これに近いと言えるでしょう。

コミュニケーションという人間関係のための方法を自分(たち)のものにして行っている、という意味で考えるとわかりやすいかもしれません。

 

例えば、

「災害が増えている今、日頃から身近な人とのコミュニケーションを取っていることが重要になってくる。」

「中学校に上がった娘と近頃コミュニケーションが取れていない。」

のように自然に使われていますね。

 

 

コミュニケーションをはかるの漢字・意味・使い方・例文

まず、コミュニケーションを「はかる」の漢字は「図る」です。

計画をする、企てるといった意味で使います。

ですから「コミュニケーションを図る」というときには、上記の「コミュニケーションを取る」に比べて、目的を持って相手と何かしらの伝達・交換をしていることが表されます。

文脈によっては事前準備を入念にしているかのような印象を与える場合もあります。

 

例えば、

「サークル内でうまく立ち回るには一人一人に合わせたコミュニケーションの図り方をしろ、と先輩に言われたけど……」

「彼らとコミュニケーションを図って、関係の修復に努めてみる。」

といった使われ方が「図る」には相応しいです。

 

コミュニケーションを行う・取る・図るの言い換え表現は?

なお、「コミュニケーションを行う・取る・図る」の言い換えとして、やり取りする、対話する、意思の疎通を図る、相互理解を図る、などが考えられます。

例えば、

「普段からLINEでやり取りしてるよ。」

「今後も相手と慎重に対話し、問題解決の糸口を探っていく。」

「現地の言葉がわからないと意思の疎通なんて図れないよ。」

「世代が違うからと片付けずに上も下も相互理解を図らないと、これからの定年なし時代にやっていけないよ。」

 

これらの中で「やり取りする」が一番単純な交流で、その表現の中に苦難は感じられません。

「対話する」「意思の疎通を図る」「相互理解を図る」は、互いに理解しにくいものや理解できないものを受け入れようとするための交流であることが感じられます。

 

それから、ときどき使われる言い方として「言葉のキャッチボール」という表現があります。

「コミュニケーション」をうまく表していて、これも言い換えの一つに挙げられるでしょう。

言葉(ボール)を相手が受け取れるように投げ、また相手から言葉(ボール)を受け取る、これができているとき「言葉のキャッチボールがうまい」とされます。

ボールに例えるとイメージしやすいためか、「言葉のキャッチボールができるようになるには」といった記事は昔からさまざまなメディアで書かれていますね。

 

相手が異文化の社会に生きる人であっても、親しい友人であっても、家族であっても、結局他者は他者であって自分と全く同じ考えや価値観を持つ人はいません。

違いがあることを認め合って、例え理解はできなくてもそれを知ること、これがコミュニケーションの根本なのではないでしょうか。

 

まとめ コミュニケーションをとるやはかるの漢字は?どれが最適?

ここでは、コミュニケーションを行うと言う?コミュニケーションをとるやはかるの漢字は?どれが最適?について解説しました。

コミュニケーションという和製英語は使用する場面が多いため、使い方等をこの機会に理解しておくといいです。

さまざまな表現を身に着け、日々の生活に役立てていきましょう。

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