普段何気なく生活している中で見慣れない記号、単位、文字と遭遇する機会があります。
例えば「車3つの漢字や犬3つの漢字」をみかけるケースがありますが、これらの意味や読み方、どのような場面で使用するのかについて理解していますか。
ここでは、これらの「何と読めばいいのかわかりにくい用語の意味や読み方」について解説していきます。
車3つの漢字の読み方や意味は?
車を3つ並べた「轟」という漢字の読み方や意味、皆さまはご存じですか?
某人気アニメのキャラクター名にも使われていたので、知っている方も多いかもしれませんね。
この車3つの漢字「轟」。読み方は「ゴウ、とどろき、とどろく」です。
意味は「音が大きく鳴り響くさま」となっています。
「轟」は、車を3つ並べている見た目通り、「多くの車が往来すること」を表す会意文字(既成の漢字の形・意味を組み合わせた漢字)です。そこから、「音が大きく鳴り響くさま」を意味しています。
また「轟」を2つ組み合わせた「轟轟(ごうごう)」という言葉の意味は、「電車が轟音を立てて走るさま」や「水が流れ落ちるさま」、「強風が吹くさま」です。
いずれも、大きな音が鳴り響く状況を表していますね。
「轟」の部首である「車」は、馬車の形を表した象形文字です。
上下の横線が車輪、真ん中の縦線が車軸、中央の四角部分が荷台(あるいは乗車部分)を表しています。
犬3つの漢字の読み方や意味は?
さてここまで、「〇〇3つの漢字」について見てきましたが、もう1つ見てみましょう。
「猋」という、犬3つの漢字の読み方と意味です。
「猋」の読み方は「ヒョウ、はし(る)、つむじかぜ」です。
意味は「犬が群がり走るさま」や、読み方どおり「つむじかぜ」となっています。
部首は「犬」で、これは耳を立てた犬の形を表した象形文字です。右下のはらいを尻尾、右上の点の辺りを耳に見立てています。
「つむじかぜ」は、犬が群れて素早く走るさまが、渦を巻きながら吹き上げる風を想起させることから生まれた意味といわれています。これは地表近くの空気の渦が日射しにより暖められ、上空に吸い上げられることで発生する現象です。
「空気の渦」といえばもう一つ、竜巻が思い浮かびますね。
こちらは同じく空気の渦が上空に吸い上げられる現象ですが、積乱雲が生む上昇気流によって発生します。
「猋」の他にも「飄」や、「猋」+「風」の「飆」や「飇」なども、1文字で「つむじかぜ」と読む漢字です。
また「旋風(せんぷう)」という言葉も、「つむじかぜ」と読む場合があります。
まとめ 犬3つの漢字の読み方や意味は?
ここでは、車3つの漢字の読み方や意味は?犬3つの漢字の読み方や意味は?について解説しました。
なかなか読みにくいものが多いのでこの機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字の意味を理解し日々の業務を効率化させていきましょう。
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