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夏目漱石の好きな作品と好きな理由の「生の声」を紹介!【初心者におすすめ】

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人生を楽しく生きていくには趣味はとても大切と個人的に思います。

中でも読書をするのは老若男女問わず楽しめることと感じおすすめできます。ただ、読書に慣れていない方の場合は「誰のどのような作品」から読むといいのか迷うこともあるでしょう。

ここでは、少し昔の時代の代表的な作家である「夏目漱石」に着目して、夏目漱石ファンの人の「夏目漱石の好きな作品とそれが好きな理由」を紹介していきますので、あなたが夏目漱石の本を読むきっかけとしてみてください。

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夏目漱石の好きな作品と好きな理由を紹介!

それでは夏目漱石ファンの方の「夏目漱石の好きな作品と好きな理由」について紹介していきますので、あなたがピンときた作品を是非読んでみてくださいね。

こころ

・30代、男性の意見

夏目漱石で好きな作品は「こころ」です。

学生である主人公の「私」が出会った不思議な魅力を持つ「先生」。

先生は一見穏やかな常識人に見えますが、言葉の端々から過去に何か闇を抱えていそうな雰囲気を漂わせます。そんな先生から届いた遺書とも言える手紙の内容は普段の先生からは想像もつかないような過去の過ちを吐露したもので読んでいてとても考えさせられました。

この作品の面白いところは善良な人がエゴに満ちた行動をとっても善良故に罪の意識に苦しむ点です。これがもしも利己的な人であれば自分の欲求の赴くままに行動し、その結果で何かを犠牲にしても心痛まず、また平穏な日常に戻っていくでしょう。

この作品を読むと善悪どちらのタイプの生き方が人として正しい生き方なのか分からなくなります。だからこそこれだけ時間がたって現代になっても色あせない名作なのだと感じます。

 

以下の中田敦彦さんのYOUTUBEなどでも夏目漱石のこころの概要について紹介されていますので、参考にしてみてくださいね。

 

・40代、男性の意見

夏目漱石の「こころ」は、何回読んでも飽きない作品だと思います。

年齢を重ねるたびに見えてくるものが違って来るというか、自分自身のモノの見方や経験を踏まえた上で変わって来るものが多いような気がする作品です。

一度読んだだけでは気付かないような、小さな仕掛けがあちこちに隠されていて、読んでいて「ああ、これがあとでここに繋がるんだ」といったような新しい発見があります。

最初に読んだときは単なる恋愛に関する三角関係のもつれをテーマにした小説かなと思いましたが、自分の欲求に素直に生きるということと、世間体を気にして生きるということが対比的に描かれている、人間のこころというものを描いた作品だと読みながら思うようになりました。

夏目漱石の作品の最高傑作だと思い、私の中で最も好きな作品です。

 

坊ちゃん

・50代男性の意見

夏目漱石の好きな作品は「坊ちゃん」です。

私が小学生の頃、初めて購入した文庫本です。どうしてこの本が好きかというと「坊ちゃん」の男気に魅せられたからです。

特に「坊ちゃん」と「山嵐」が手を組んで、「赤シャツ」「狸」を打ち負かすシーンなんて痛快です。他に好きなのは先生と生徒とのやり取りです。

「坊ちゃん」が「蕎麦屋」「団子屋」「銭湯」に行くと必ず、次の日に生徒にからかわれます。

「坊ちゃん」が前日に行ったことを黒板に書かれるのですが、それに対して全くひるまない「坊ちゃん」の姿が読んでて楽しくなります。

「坊ちゃん」は元々東京の下町育ちなので、時折、田舎者をバカにしたような態度を見せますが、これは誰に対しても迎合しない、自分の思ったまま(決して、我儘ではない)行動しているんだなと感じています。

最後に「うらなり君」の気の毒さが、私の性格にちょっと似ているので、思わず「頑張れ」と応援したくなります。

 

こちらも中田さんのYOUTUBEの中でも好きな作品としてその概要を解説されていますので、参考にしてみてくださいね。

・20代、女性の意見

夏目漱石の中で最も好きな作品は坊ちゃんdえす。

坊ちゃんは主人公の竹を割ったような性格が、モヤモヤを吹き飛ばしてスカッとした読了感を与えてくれる作品です。

夏目漱石の小説って難しそう、というイメージを持っていた私にとって、非常にはいりこみやすく、一気に読み進めてしまいました。

とにかく一人一人の登場人物が個性豊かであり、坊っちゃんが名付けているあだ名にぴったりなところが面白いです。いい人ばかりではなく、小生意気な生徒たちや嫌味なキャラも出てくるのですが、持ち前の真っ直ぐさで正面から立ち向かっていく姿に読んでいて励まされました。

負けるものか、という勇気をわけてもらえる気がします。さらに、ただ猪突猛進の荒くれ者ではなく、人に対する思いやりを持った優しい青年であるところも、坊っちゃんの魅力です。

乳母である清に対しては特に気にかけていて、まるで本当の祖母と孫のような関係性が微笑ましいです。私も坊っちゃんのように、正しいと思うことを貫ける人になりたい、と強く思わされました。

 

・20代女性の意見

夏目漱石の好きな作品は「坊ちゃん」です。

都会育ちのボンボンが、片田舎へ新入り教師として赴任するところから物語は始まります。田舎ののどかさ・温かさ、そして風土にありがちな独特の冷たさがとてもリアルで、雰囲気がとても好きです。

主人公の職場の教師陣は癖が強く、主人公は一人一人に面白いあだ名をつけていきます。曲がったことが嫌いな主人公は熱く真っ直ぐに日々を過ごしていきます。

ラストに主人公が巻き起こす大事件はドタバタ具合がとても爽快で、笑って読めます。文体も古さを感じず、少し昔の日本の感覚を味わえます。主人公にとても共感ができる物語だと思うし、老若男女問わずいくつになっても楽しめる夏目漱石の作品だと思うのでいろんな方に読んでもらいたいです。

 

夢十夜

・20代女性の意見

夏目漱石の中で好きな作品は『夢十夜』です。

学生の時に教科書に載っていて習ったのが夢十夜の中の第一夜だった。今にも亡くなってしまいそうな女性と心配して話しかける男性の話だが、言葉の1つ1つがとても美しい。「もうすぐ亡くなってしまう」という話なのに悲しさや切なさではなく、ただただ綺麗さがある。

特に私が好きなのは、女性が100年待っていてくださいと言い男性が待っていると答えるところだ。すると、女性の目からふっと涙が落ちて、亡くなる。

そして男性はずーっと待ち続け、目の前に百合の花が咲き、いつの間にか100年経っていたと気付くという夢の話だ。日が「のっと落ちて行った」という表現や「すらりと揺らぐ茎」、「ぼうっと崩れてきた」などの言葉が情景を美しく見せており、とても好きな作品である。

 

以下のYOUTUBEにてプロの方による朗読もありますので、是非参考にしてみてくださいね。

他にも夏目漱石の好きな作品としては「三四郎」「草枕」「吾輩は猫である」などもあり、これらについても徐々に追記していきますので、参考にしてみてくださいね。

 

まとめ 夏目漱石の好きな作品と好きな理由の「生の声」を紹介!【初心者におすすめ】

ここでは、夏目漱石の好きな作品と好きな理由の「生の声」を紹介しました。

夏目漱石を読んだことが無い人ですと、何か硬くて難しそうと敬遠してしまう方もいますが、上の感想のように現代でも十分に楽しめる・感動できる作品が多く、昔の文学の読書初心者にはやはりおすすめできます。

読書を始めとした趣味を通して日々の生活をより楽しんでいきましょう。

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