エクセルはデータ解析・管理を行うツールとして非常に機能が高く、上手く使いこなせると業務を大幅に効率化できるため、その扱いに慣れておくといいです。
ただ機能が充実しているあまり初心者にとっては処理方法がよくわからないことも多いといえます。
例えばエクセルで2重括弧の計算を行う(数式にかっこを複数含む式の計算)方法について理解していますか。
ここではエクセルにて2重括弧の計算を行う(数式にかっこを複数含む式の計算)方法について解説していきます。
エクセルにて2重括弧の計算を行う方法は?関数は必要?【数式にかっこを複数含む式の計算】
それでは以下のサンプルデータを用いてエクセルにて2重括弧の計算を行う方法についていきます。
2重括弧(2重かっこ)とは、手書きの場合では()や{}や[ ](中括弧や大括弧)を使い分けて「かっこの中のかっこが入る」ことを表現します。
一方ででエクセルではこの()や{}や[ ]は数式内にすべて( )を用いて¥2重括弧として表していきます。
今回は2重括弧の計算式として
を処理してみます。
上の数式を出力させたいセルに、そのまま入れていきましょう。今回では、=((A2*B2)/(C2-D2))/(E2+F2) となります。
ENTERにて計算を確定させることによって2重括弧を含んだ数式の計算が実行されました。
セルの書式設定等を活用して、小数点以下の桁数を適宜整理するといいです。
エクセルにて数式にかっこを複数含んだものの計算方法【2重括弧の計算】
さらに以下では括弧が2重ではなく3重の場合の数式をエクセルで求めていく方法について確認していきます。
今回は計算式として
を処理してみましょう。
エクセルで2重括弧以上の複数の括弧の計算を処理するには、上式を丁寧にそのまま入れていくといいです。
後はENTERにて計算を確定、オートフィルでの処理を行えば、2重括弧以上の複数の括弧を含んだ数式のエクセルでの処理が完了となります。
まとめ エクセルにて数式にかっこを複数含む式の計算方法は?2重括弧の計算を行う方法は?関数は必要?
ここでは、エクセルにて2重括弧の計算を行う方法について確認しました。
手計算で行う際の中括弧や大括弧はエクセルでは、すべて通常の()を用いることがポイントです。
エクセルでのさまざまな処理に慣れ、毎日の業務に役立てていきましょう。
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