たくさんの漢字を見ていると、その形状はわかるものの意味・読み方・書き方などがわからずに苦労することがありますよね。
このわかりそうでわからない漢字の代表として「のぎへんに平(秤)」と書くものがありますが、あなたはこの漢字の詳細を理解していますか。
ここでは、こののぎへんに平(秤)の漢字の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説していきますので、参考にしてみてください。
のぎへんに平(秤)の漢字の意味や読み方は?
それでは、まずのぎへんに平の漢字(秤)の読み方や意味について見ていきましょう。のぎへんに易という漢字の読み方は音読みで「ショウ」、「ビン」、「テイ」、「チョウ」訓読みで「はかり」となります。
ここで、秤の漢字の意味について説明します。代表的な意味は2つあります。一個ずつ順に見ていきましょう。
1つ目は「はかり。てんびん。」のことです。この意味を持つ代表的な熟語は意味の通り、「天秤」です。よく言われる天秤とは略称で、正しくは「天秤棒」のことです。
天秤棒とはものを運ぶための棒のことで、両端に荷をかけ、中央を肩に当てて担う道具のことです。江戸時代をモチーフにした時代劇やドラマなどで見覚えのある方も多いのではないでしょうか。
2つ目は、「はかる。重さをはかる。」です。この意味の使い方としては、「秤に掛ける」といった使い方をしますね。
なお「秤で(物質の)重さをはかること。」が主な意味ですが、そこから転じて「物事を比べてその利害・損失を考えること。」という意味合いも持ちますね。
「どちらの選択をする方が得をするか、天秤に掛けて考えた。」といった文章として使います。
のぎへんに平(秤)の漢字の部首と画数は?
なお、のぎへんに平(秤)の漢字の部首や画数を知りたい人もいるでしょう。
結論から言いますと、のぎへんに平(秤)の部首は「のぎへん」であり、画数は「10画」です。
のぎへんに平(秤)の書き方や書き順は?
また、のぎへんに平(秤)の書き方や書き順について見ていきましょう。
のぎへんに平の漢字の書き順は以下のとおりです。
まず左側の「禾」の部分です。
1画目がのぎへんの、左へのはらいになります。
2画目がのぎへんの、右へ向かって止める感じで書きます。
3画目は縦棒です。
4画目は左下に向かってはらいます。
5画目は4画目と同じ付け根から、右下へとめるように書きます。
右側に移って、「平」の部分です。
6画目は1つ目の横棒です。
7画目は左下へはらいます。
8画目は右下へとめるように書きます。
9画目は2つ目の横棒です。
10画目は縦棒です。
これらが、のぎへんに平(秤)の書き方です。
のぎへんに平(秤)の熟語は?
のぎへんに平(秤)を用いた熟語についても確認しましょう。のぎへんに平(秤)を使った熟語としては、
・秤量
・天秤
あたりが代表的です。
各々の意味や読み方については、別途こちらで解説していますので、参考にしてみてください。
まとめ のぎへんに平(秤)の意味や読み方や部首や画数や熟語や書き方や異体字は?
ここでは、のぎへんに平(秤)の漢字の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説しました。
漢字はややこしいものが多いため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
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