粉もの料理は一度食べるとやみつきになりやすく、私自身も大好きです。
粉を使う料理として代表的なものにはお好み焼きがありますが、その料理の仕方や材料によって味が大きく変化するため、それらの知識を身につけておくといいです。
中でも、お好み焼きを作る際に豚肉を「混ぜる派」と「乗せる派(最初に焼いて後から乗せる)」に分かれますが、各々ではどちらが美味しくなるのでしょうか。
ここでは、このお好み焼きを焼く際に混ぜる場合と載せる場合のメリット、デメリットについて生焼けの起きやすさなどの観点から解説していきます。
お好み焼きの豚肉を混ぜ込む時の作り方・メリット・デメリットは?【生焼けになる?】
それではまずお好み焼きを焼く際に生地自体に豚肉を混ぜこむ作り方のメリット、デメリットを確認していきます。
・お好み焼きに豚肉を混ぜ込む(生地)のメリット
生地自体に豚肉を入れて焼いた場合、お好み焼きの中の豚して肉はいわゆる蒸した状態とできあがります。そのため、どちらかというとふわふわ、さっぱりとした食感の豚肉となるわけです。
どちらかというとこのようなふわふわ食感のお好み焼きが好きな方にはおすすめですね。
・お好み焼きに豚肉を混ぜ込む(生地)のデメリット
一方で、お好み焼きの生地自体豚肉を入れるデメリットとしては、生焼けになっていても気づきにくいことや基本的に薄めの豚肉しか使用できないことです。
別で豚肉を焼いている場合であれば、視覚的に変色によって豚肉が生焼けかどうかを確認できるわけですが生地に混ぜると、生地自体の色と豚肉の色が混ざるため厳密なチェックができないのです。
そのため、時間を測っておくなど少々手間のかかる方法で生焼けかどうかを判断しないといけないといえます。
他にも厚めの豚肉を使うとたいてい生焼けのままになってしまうため、薄めの豚肉しか使えず、少々物足りなくなる感じる場合があることも挙げられるでしょう。
先に焼くお好み焼きの豚肉を混ぜずに乗せる時の作り方のメリット・デメリットは?【豚バラは先に焼くべき?】
一方でお好み焼きを作る際に「豚肉と生地を別で焼き、トッピングのような感じで豚肉を乗せる」などの方法も挙げられます。
こちらの方法でお好み焼きを作った場合のメリット、デメリットについても確認していきます。
・お好み焼きを作る際、最後に豚肉を乗せる場合のメリット
予め豚肉と生地を別で焼き、最後に豚肉を乗せる方法のメリットとしては、
・豚肉の焼き加減を調整できる
・厚めの豚肉も使用できる
・生焼けかどうかを容易に判断できる
ことが挙げられます。
特に、分厚い豚肉を食べたい、カリカリの焼き肉っぽい豚肉が食べたい人にはおすすめできる方法です。
・お好み焼きを作る際、最後に豚肉を乗せる場合のデメリット
一方で、お好み焼きを作る際に最後に豚肉を乗せるデメリットとしては、生地と豚肉がなじみにくいことです。
他の方法では、基本的に豚肉と生地が混ざりつつ調理するため、豚肉の汁が生地に入り込み、生地自体もお肉の美味しい味付けとなります。
ただこの最後に豚肉をお好み焼きの生地の上に乗せるとなると、別で焼いているためにどうしても混ざりあいにくくなるわけです。
お好み焼きにおいて生地からの豚肉の香り、味を楽しみたい場合は他の調理方法を行ってみましょう。
豚肉を予め焼き、途中から生地を流し込みお好み焼きを作る場合
なおお好み焼きを作る際の最も代表的な方法として、豚肉を予め焼いておくものの「最後に乗せるのではなく焼いた豚肉に途中から生地を流しこむ」というものが挙げられます。
・豚肉を予め焼き、途中から生地を流し込みお好み焼きを作る場合のメリット
こちらの方法では、上の二つのいいとこ取りをしているようなイメージであり
・厚い豚肉でも薄い豚肉でも使用でき、調理方法も工夫できる(カリカリにできる)
・生焼けを判断しやすい
・豚肉の汁も生地になじむ
といえます。
そのため、お好み焼きの調理方法に迷った際にはこちらを使用するのがおすすめです。
・豚肉を予め焼き、途中から生地を流し込みお好み焼きを作る場合のデメリット
一方で、豚肉を予め焼き、途中から生地を流し込みお好み焼きを作るデメリットとしては、最初に記載の、生地に混ぜ込んで焼いた場合のふわふわ感はだせないことです。
焼いているために仕方のないことといえます。
まとめ お好み焼きの豚肉は乗せると混ぜるどちらがいいか【生焼けには注意】
ここでは、このお好み焼きを焼く際の豚肉の各調理方法のメリット、デメリットについて生焼けの起きやすさなどの観点から確認しました。
料理方法に絶対的な正解はないため、あなたの好みや調理しやすさ、生焼けのリスクなどを考慮しつつ好きな方法を選ぶといいです。
各種調理の仕方のメリット、デメリットを理解しつつ毎日の生活に役立てていきましょ。
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