最近では文房具にこだわる人が増えており、高級文房具を手にする割合が増加しています。
中でも高級のシャーペンとして「S20シャーペン」という製品が有名なわけですが、このシャーペンの特徴について理解していますか。
ここでは、こもS20シャーペンに着目して「S20シャーペンは経年変化が魅力?重さの平均や売っている場所は?壊れたらどうする?(シャーペンの重さの平均)」について解説していきますので、参考にしてみてください。
S20シャーペンは経年変化が魅力?
シャープペンのS20といえば、文房具好きの間ではよく知られたパイロット社の高級シャープペンです。
https://www.pilot.co.jp/products/pen/sharp_pen/sharp_pen/s20/より引用
パイロットのシャープペンにはSというシリーズがあり、S3、S5、S10、S20、S30というラインナップになっています。今回解説するS20はこの上位に位置するモデルの商品です。
S20はカバ材が使われている木軸の製図用シャープペンで、この木の素材が使い込むほどに味が出る、つまり経年変化が楽しめると言われているわけです。
以下の動画ではS20のカバ材の経年変化をすぐに起こそうと、たくさん磨いているようです(笑)。
天然皮革の製品を長年使い続けるのと同じような楽しさがあります。
また、このカバ材は樹脂含浸の加工がされていて、天然木のままでは起こりかねない乾燥や割れを防いでいます。
S20シャーペンの重さは?シャーペンの平均の重さと比較し解説
続いて、S20シャーペンの重さについて、平均的なシャーペンの重さと比較しつつ解説します。
結論からいいますと、S20の重さは約18gであり、他の一般的なボールペンの重さの平均13gと比較して、やや重いです。
ノートやメモを取るとき用の普段使いのシャープペンだと8~10g、製図用のもので15-22gくらいの製品が多いです。
S20は比較的重い方のシャープペンということになります。
軽いシャープペンは書いていて手が疲れない、落としても壊れにくいという利点があります。
一方で、重めのシャーペンのS20のメリットとしては「ある程度の重量があり、同時に重心が低めに設計されており、安定感がある」といえますね。
しっかりとした文字を安定的に書けることを求める方には人気が高いのです。
S20シャーペンの売っている場所は?
続いてS20シャーペンの売っている場所についても確認していきます。
基本的に、S20は比較的購入が容易であり、大手のネット通販サイトで検索をすれば見つけられます。
以下はamazonのS20シャーペンの検索結果の一部です。
他にも、実店舗であってもだいたいの大手文具店で購入できます。例えば伊東屋、東急ハンズ、LOFT、世界堂などなどです。その他百貨店でも購入可能です。
地方の大きめの文房具店でもよく販売されていますので、前もって問い合わせをしたり足を運んで直接店員さんに聞いてみたりしてもいいかもしれません。
筆記用具に関心のある店員さんなら話が盛り上がることでしょう。
S20シャーペンが壊れた場合の対処方法は?
S20シャーペンは高級なため、少し程度の破損であれば自分で直したい・・と感じる人が多いです。もちろん全損レベルであれば、新品を買うようにしましょう。
自分で対応ができる可能性があるのは下記のケースです。
・ノックができない
・口金部分が曲がった
以下S20シャーペンが壊れた場合の、各々の原因別の対策について確認していきます。
芯詰まり
この場合は口金部分を外してノックキャップ内側の消しゴムに付いている細い針金を芯出口に通してみましょう。
そこから短い芯が押し出されてくることがあります。
さらに本体の芯を押し出す部分(真鍮製の芯を押さえている部分)に短く折れた芯が留まってしまっていることもあるのでそこも確認しましょう。
ノックができない
ノックキャップの消しゴム部分がきちんと収まっていない、ノックキャップの内側に消しゴムのカスなど何か詰まっている、といったことが考えられるので、まずそれを確認して取り除きましょう。
口金部分が曲がった
この場合は口金部分を取り替えましょう。
大手文具店、百貨店かパイロットのサイトから問い合わせて直接取り寄せることができます。
それ以外の故障や不具合については、
・パイロットのサイトから問い合わせて、現物を送付して修理依頼をする(送料は自己負担)
・パイロット本社総合受付に直接持っていく(交通費は自己負担)
という方法があります。
状況に応じて対応するといいです。
まとめ S20シャーペンの重さの平均や売っている場所は?壊れたらどうする?
多くの人にとって手で書く機会が少なくなっている一方で、意識して手で書く機会を作るようにしている人もまだまだたくさんいます。
意識して手書きをするのなら、長く使えて愛着の持てる筆記用具を相棒にするのもとてもいいことですよね。
持つ時間が長いほど味わいが出て、またメーカーがアフターケアのことまで考えて販売している高級シャープペン、パイロットS20おすすめです。
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