英語で亀を表す単語が一つでないことを知っていますか?
日本人にとって区別がつきにくい英語表現は沢山ありますが、その一つがこの亀の呼び方です。
これから説明するTurtle(タートル)とTortoise(トータス)はどちらも「亀」を表す表現ですが各々の使い分けが難しく、ここではTurtle(タートル)とTortoise(トータス)の意味や違いは何か?どのように発音するのか?について解説していきます。
Turtle(タートル)とTortoise(トータス)の意味と違い【英語での亀】
それではまず英語にて亀を表すTurtle(タートル)とTortoise(トータス)の意味と違いを確認していきます。
Turtle(タートル)とは?
turtle(タートル)は基本的に種類を問わず亀全般を指す表現です。ただ、ウミガメを指して使われることも多いと理解しておきましょう。
日本でもタートルという言葉は日常的に耳にしますね。
例えば「タートルネック」とは衣服の襟が高く、首に密着するデザインのものを指しますが、これは「亀の首」という意味で、亀が首を甲羅から出す様子に似ていることから名づけられました。
正し、ウミガメは甲羅に首を引っ込めることができません。淡水にすむミズガメやリクガメは四肢を甲羅に隠すことができるのに対して特徴的な違いの一つです。
Tortoise(トータス)とは?
続いて英語の亀を意味するTortoise(トータス)についても確認していきます。
この “tortoise”(トータス)という言葉は亀の中でも水の中に入らない「リクガメ」だけを指す表現です。
「鶴は千年、亀は万年」ということわざ通り、亀はとても長生きする生き物ですが、中でもリクガメの一種であるゾウガメはギネス記録にもなるほど長生きのものが多く、平均寿命は100歳以上です。
現在、世界最高齢といわれるゾウガメのジョナサンは推定185歳といわれています。
トータス松本さんという有名な歌手がいらっしゃいますが、この亀の「トータス」由来となっていると理解しておくと、英語のtortoiseも覚えやすいかもしれません。
TurtleとTortoiseの違いとは?
上の意味を元にTurtleとTortoiseの違いを確認しますと、
・tortoise(トータス):リクガメを指す
という違いがあります。
ちなみに複数形ではTurtleはTurtles、Tortoiseはtortoisesとなります。
turtleとtortoiseの発音(読み方)は?【カタカナを交えて解説】
ここでは各々の英語の発音を「カタカナ表記+α」で説明していきます。
・Turtle(タァートゥルォ) tə’ːrtl 日本語で「タートル」というより「タートー」「トートー」と読むとよく、口をすぼめて舌先を丸めて発音するのがポイントです。アクセントは「タ」に来ます。
・Tortoise(トォータァス)tɔ’ːrtəs トォーの発音は舌先を丸めてrを意識しながら発音します。つづりを見るとトートイズなどと読んでしまうこともあるので注意が必要です。
まとめ
ここでは「亀を英語で言うとturtleかtortoiseか?turtleとtortoiseの発音(読み方)は?」「Turtleとtortoiseの違いは?」について解説してきました。
英語には日本語にない細かい呼び分け方が多くあるので、丁寧に理解しておくといいです。
さまざまな英語の表現方法を身につけ、毎日の生活に活かしていきましょう。
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