最近では美容やアンチエイジングに興味のある人が増えてきて、その関連商品も数多く発売されています。
そんな中「馬油」という名前を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?
名前を聞いたことがあっても、どういったものか詳しく知らない人は沢山います。
また馬油と関連してソンバーユという名前もよく出てきますが、このソンバーユとは何か理解していますか。
ここでは馬油やソンバーユとはどういったものなのか、その違いや、効果・用途などを解説していきます。
馬油とは?
馬油はバーユまたはマーユと読みます。その字の通り馬の脂肪を原料とした動物性油脂です。
以下のような製品がこの馬油です。
馬油の性質としては、
・肌や頭皮の保湿・保護の効果がある。
などが挙げられます。
馬油にはこのような作用があるために、古くから皮膚の保護、ひびやあかぎれなど肌荒れの予防や治療の目的で民間薬として使われてきました。
現在でもその高い保湿・保護効果から、馬油は皮膚の健康を維持する目的で幅広く使われおり、赤ちゃんから幅広く使用できるのも大きな特徴です。
良く見かけるものとしては、スキンケア商品、石鹸、洗顔料、シャンプー、リンスなどさまざまな製品が販売されており、ドラッグストアやネット通販などで手軽に入手できるので一度確認してみましょう。
他にも、食用として馬油を料理に利用することもできる(化粧品として販売されているものを除く)ので気になる方は参考にしてみるといいです。
ソンバーユとは?ソンバーユと馬油の違いは?
このような馬油ですが、関連する言葉としてよく出てくる「ソンバーユ」とはなにかを以下で確認していきます。
「ソンバーユ」とは実は馬油商品の一つであり、その商品名です。数多く販売されている馬油関連品の中でも最もポピュラーな商品がこのソンバーユです。
昭和63年に日本で初めてスキンケア化粧品の成分(原料)として厚生労働省から許可されたのがソンバーユの馬油です。販売元は日本の企業である薬師堂です。
ソンバーユの成分は国産の馬の脂肪から作られており、馬油100%、無添加、無香料の商品です。いわゆる馬油と違いはありません。
そのため馬油を使ってみたいのであれば、まず日本で最もポピュラーなこのソンバーユを利用してみるのがおすすめですね。
ちなみに製造元の薬師堂のHPによると、元々は食用油として馬油を製造していたのですが、その後、馬油をスキンケア化粧品として販売するに際し、それまで使っていた「馬油」という商品名が使えなかったため、新たにソンバーユと名付けて販売したと記載がありました。
実質的な差はありませんが、より化粧品として皮膚の保護などに用いられることを目的として売り出されたものがソンバーユということのようですね。
まとめ ソンバーユと馬油の違い
ここでは、馬油とソンバーユとは何かを元にその違いについて解説しました。
・馬油とは馬の脂肪を原料とした動物性油脂の総称であり、高い皮膚の保湿・保護効果が期待できることからスキンケア商品、石鹸、洗顔料、シャンプー、リンスなどさまざまな製品に利用されています。
・一方でソンバーユとは各馬油を用いた製品の中の一つの商品名といえます。ただ構成成分は馬油100%のため、成分には違いはないと理解しておくといいです
馬油とソンバーユの違いを理解し、毎日の生活に役立てていきましょう。
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