パソコンの右側にある数字キー(テンキー)が突然使えなくなったとき、入力作業が思うように進まなくて困りますよね。
原因のほとんどはNumLockのオン・オフによるものですが、設定やドライバーが関係していることもあります。
・起動時の自動設定を変更する
・ドライバーの更新・再インストールをおこなう
・外付けキーボードの接続状態を確認する
それでは詳しく見ていきましょう。
右側の数字が打てない原因と対処法1【NumLockがオフになっている】
テンキーが使えないときにまず確認したいのが、NumLockキーの状態です。
NumLockとは「Numeric Lock(ニューメリックロック)」の略で、テンキーの数字入力を有効・無効に切り替えるための機能です。
NumLockがオフになっていると数字入力が無効になり、カーソル移動などの別の機能に切り替わります。
NumLockがオフの状態では、数字キーを押しても数字が入力されず、カーソルが動いたり何も起きなかったりします。
気づかないうちにNumLockキーに触れてしまってオフになっているケースが非常に多いため、まず最初に確認してみましょう。
NumLockの確認・切り替え手順
キーボード上の「NumLock」キー(機種によっては「Num Lock」「NL」と表記)を1回押すと、オン・オフが切り替わります。
キーボードにNumLockランプがある機種では、ランプが点灯していればオン、消えていればオフです。
ランプがない機種は、NumLockを押した後にテンキーで数字入力ができるか試して確認しましょう。
テンキーで「5」を押したときに数字の5が入力されればオンになっています。

ノートパソコンの場合はFnキーとの組み合わせが必要なことも
ノートパソコンの中には、「Fn+NumLock」を押すことで切り替えができる機種があります。
また、テンキーが搭載されていないモデルでは、キーボード中央部の一部キー(「7」「8」「9」「u」「i」「o」など)がテンキーとして使える場合があります。
この場合もFnキーとNumLockの組み合わせで有効化できることが多いため、パソコンのマニュアルや公式サイトで確認してみてください。
機種によってはFnキーを押しながらNumLockではなく、別のキーとの組み合わせになっている場合もあります。

右側の数字が打てない原因と対処法2【起動時にNumLockが自動でオフになる】
パソコンを起動するたびにNumLockがオフになってしまい、毎回手動でオンにしなければならないという状況は意外と多くの方が経験しています。
これはWindowsの初期設定でNumLockがオフの状態でスタートするように設定されているためです。
この設定はレジストリエディターから変更できますが、誤った操作をするとシステムに影響が出る可能性があるため、慎重に進めましょう。
変更前には必ずレジストリのバックアップを取っておくことをおすすめします。
レジストリから起動時NumLockをオンにする手順
「Windowsキー+R」を押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。
「regedit」と入力してEnterキーを押し、レジストリエディターを起動します。
画面左側のツリーから以下のパスに移動してください。
HKEY_USERS\.DEFAULT\Control Panel\Keyboard
右側のパネルに「InitialKeyboardIndicators」という項目があります。
この項目をダブルクリックし、値のデータを「0」から「2」に変更して「OK」をクリックします。
変更後にパソコンを再起動すると、次回の起動からNumLockがオンの状態で立ち上がるようになります。

変更前にレジストリのバックアップを取る
レジストリエディターの画面上部にある「ファイル」メニューから「エクスポート」を選択します。
保存場所とファイル名を指定してエクスポートしておけば、万が一問題が発生した場合でも「ファイル」→「インポート」から元の状態に戻すことができます。
バックアップはデスクトップなどわかりやすい場所に保存しておきましょう。

右側の数字が打てない原因と対処法3【キーボードドライバーに問題がある】
NumLockの確認や設定変更をおこなっても改善しない場合、キーボードドライバーが原因の可能性があります。
ドライバーとは、キーボードなどのハードウェアをWindowsが正しく認識・制御するために必要なソフトウェアのことです。
ドライバーが古い・破損している場合、キーの一部が正常に動作しなくなることがあります。
特にWindowsアップデート後や長期間使用後に起きやすい傾向がありますので、心当たりがある場合はドライバーの状態を確認してみましょう。
キーボードドライバーを更新する手順
「Windowsキー+X」を押してメニューを開き、「デバイスマネージャー」を選択します。
一覧から「キーボード」の項目を展開し、該当するキーボードを右クリックして「ドライバーの更新」を選択します。
「ドライバーを自動的に検索」を選んで、最新のドライバーに更新しましょう。
更新が完了したらパソコンを再起動し、テンキーが正常に入力できるか確認してください。

ドライバーを再インストールする手順
更新しても改善しない場合は、いったんドライバーをアンインストールして再インストールする方法を試してみましょう。
デバイスマネージャーで該当のキーボードを右クリックして「デバイスのアンインストール」を選択します。
確認ダイアログが表示されたら「アンインストール」をクリックして進めます。

アンインストール後にパソコンを再起動すると、Windowsが自動的にドライバーを再インストールし、正常な状態に戻ることがあります。
右側の数字が打てない原因と対処法4【外付けキーボードの接続不良・故障】
外付けキーボードを使用している場合、接続不良や物理的な故障が原因のことがあります。
テンキーを含む特定のキーだけが反応しない場合は、キーボード本体の問題を疑ってみましょう。
接続方法を変えるだけで解決するケースも多いため、まずは簡単な確認から始めるのがおすすめです。
USBキーボードの場合の確認手順
別のUSBポートに差し替えて動作を確認してみましょう。
USBハブを経由している場合は、パソコン本体のUSBポートに直接接続し直すことで改善することがあります。

それでも改善しない場合は、別のパソコンに接続して動作確認をしてみると、キーボード本体の問題かパソコン側の問題かを切り分けることができます。
ワイヤレスキーボードの場合の確認手順
電池切れや電池残量の低下が原因のことがあります。電池を新しいものに交換してみましょう。

USBレシーバーを使用している場合は、一度抜いて差し直すことで再認識されることがあります。
Bluetooth接続の場合は、一度ペアリングを解除して再度ペアリングし直してみましょう。
Windowsの設定から「Bluetoothとデバイス」を開き、該当のキーボードを削除してから再度追加すると接続が安定することがあります。
別のキーボードで動作確認をする
別のキーボードを接続して正常に数字入力できる場合は、元のキーボード本体の故障が考えられます。
その場合は修理や買い替えを検討してみましょう。
逆に別のキーボードでも同じ症状が出る場合は、パソコン本体やWindowsの設定に問題がある可能性が高いため、前の章で紹介したドライバーや設定の見直しを改めて試してみてください。
まとめ Windows11で突然右側の数字が打てない・キーが使えない(テンキー・NumLock・キーボード)原因と対処法
右側の数字が打てないときの主な原因と対処法をまとめると、以下のとおりです。
まずNumLockキーを押してオン・オフを切り替えるのが最初のステップです。
ノートパソコンの場合はFnキーとの組み合わせが必要な機種もあるため、マニュアルで確認してみましょう。
起動するたびにオフになる場合はレジストリから起動時の設定を変更することで解決できます。
それでも改善しない場合は、デバイスマネージャーからドライバーの更新・再インストールを試してみてください。
外付けキーボードを使っている場合は、別ポートへの差し替え・電池交換・ペアリングのやり直しなど、接続まわりの確認も有効です。
NumLockの切り替えだけで解決するケースがほとんどですので、まずはそちらから順番に試してみてください。


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