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【WORD】ワードで相互参照の入れ方・設定方法(どこ?表示されない原因と対策も)

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今回は、ワードで相互参照を入れる方法と、上手くいかない場合の原因と対策方法について解説いたします。

ワードの機能のひとつに「相互参照」があり、これは文書中の別のテキストや図表などへのリンクを簡単に作成することが可能なものです。

具体的には、

・図表番号の挿入方法

・ブックマークの設定方法

・相互参照の挿入の見つけ方と設定

以上のやり方について取り上げ、紹介していきます。

 

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ワードで画像への相互参照の入れ方・設定方法[図表番号の挿入]

まずは画像に対するリンクの作成方法を解説いたします。

今回は①の文章中に貼り付けた写真へのリンクを作成してみましょう。

まず、上の画像の通りにリンク先となる写真に図表番号を振ります。

写真をクリックして選択した後、「参考資料」タブの「図表」で「図表番号の挿入」を選択します。

選択すると、下のような画面が表示されます。

ラベルや位置などを好きなようにカスタマイズした後、「OK」をクリックします。

するとこのように、図表番号が設定されます。

次にいよいよ相互参照の設定に移ります。

まずは、下の画像のように相互参照を入れる予定の場所にカーソルを合わせます。

次に「参考資料」タブを開き、「図表」の中の「相互参照」をクリックします。

すると、下のような画面が表示されるので、「参照する項目」の中から「図」を選択します。

「ハイパーリンクとして挿入する」にチェックが入っていない場合は入れておきます。

次に「相互参照の文字列」を設定します。

ここでは、リンクが貼られる文字列を指定することができます。

次に図表番号の挿入先から先ほど図表番号を設定した「図1」を選択したら設定完了です。

最後に一番下の「挿入」ボタンをクリックしましょう。

このように、「図1はお城の写真です。」という文章になりました。

マウスポインタを「図1」の部分に合わせると、下記の表示が出てリンクが挿入されていることが分かります。

以上が図表に対して相互参照を挿入する方法です。

表示されているようにCtrlキーを押しながら「図1」の部分をクリックすると、写真の場所までジャンプすることができます。

この機能を活用すれば、指し示した図を簡単に見に行けるようになりますね!

 

ワードでテキストへの相互参照の入れ方・設定方法[ブックマークの設定]

続いて、文章中のテキストにジャンプできるリンクの設定方法をご紹介します。

まずは参照先である青丸内の「サンプルテキスト2」を選択します。

この状態で、「挿入」タブ内の「リンク」から「ブックマーク」をクリックします。

クリックすると、下記のような画面が出てきます。

ブックマーク名には管理しやすい名前を登録するのがおすすめです。
今回は「サンプル2」としておきます。
設定できたら、「追加」ボタンをクリックします。

もう一度「挿入」タブの「ブックマーク」をクリックすると、下のブックマーク一覧にたった今追加した「サンプル2」が表示されており、ブックマークを挿入できたことが分かります。

リンク先としてブックマークを設定したら、次に参照元となる文字列を入れたい箇所にカーソルを合わせます。

次に「挿入」タブ内の「リンク」から「相互参照」をクリックします。

先ほどと同様に相互参照を設定するためのウィンドウが表示されます。

ここで「参照する項目」をブックマークに設定してください。

「相互参照の文字列」では、今回は「ブックマーク文字列」を選択します。

「ブックマークの参照先」にこれまでに挿入したブックマークが表示されるので、今回は「サンプル2」を選択します。

また先ほどと同様、「ハイパーリンクとして挿入する」へのチェックも忘れないようにしましょう。
ここまで設定できたら、「挿入」をクリックします。

下記のように「サンプルテキスト2」という文言を追加することができました!

マウスポインタをオーバーラップさせると、きちんとリンクが挿入できたことが分かり、表示の通りにクリックすると参照先のブックマークにジャンプすることができます。

如何でしたでしょうか?ここまでは相互参照の入れ方について解説してきました。

ここからは、相互参照が上手くいかないときの原因と対処について解説いたします。

ワードの相互参照で表示されない原因と対策【どこ:ない】

ここまで相互参照の入れ方について解説しましたが、そもそも「相互参照」ボタンが見つからない方もいたのではないでしょうか。

そんなときはまず、一番上のリボン内のどこかを右クリックしてみてください。

次に表示される設定の中から「リボンのユーザー設定」を選択します。

下のような設定画面が出てきますので、左側のボタン一覧から「相互参照の挿入」を探します。

しかしながらこのままではちょっと大変なのでコツがあります。

「コマンドの選択」を「メイン タブ」にすると、「挿入」→「リンク」→「相互参照の挿入」と辿りやすいですよ。

選択できたら、今度は右側で「相互参照の挿入」ボタンを入れたい場所を選びます。

同様に「メイン タブ」→「挿入」→「リンク」と進んでいくのがおすすめです。

最後に真ん中の「追加」ボタンをクリックします。

上のように、右側に「相互参照の挿入」が追加されたらOKです。

設定画面を閉じて、リボンに「相互参照の挿入」があることを確認してみてください。

続いては、挿入したい相互参照文字列がうまく表示されない!という場合について解説いたします。

ブックマークを参照先とする場合、ブックマークを挿入してから相互参照を設定するまでにブックマーク内の文字列が編集されてしまうことがあります。

例えば先ほどの例で、ブックマーク登録後に「サンプルテキスト2」の前に改行や別の文章を入れてみましょう。

この状態で「ブックマーク文字列」を相互参照として設定すると……新たに追加した文章も挿入され、意味不明な文章となってしまいました。

これは、ブックマーク内の文字列が編集されてしまったことに原因があります。

これを防ぐため、ブックマークや相互参照の設定はすべての文章を編集した後に行ったり、編集後は設定をしなおしたりすることが有効ですよ。

まとめ ワードで相互参照を設定する方法

ここでは、ワードで相互参照を設定する方法について解説しました。

今回解説したテクニックを使えば、読み手にとって読みやすい文書を作成できます。

ワードの便利な機能を使いこなして、読む側にとっても分かりやすい文書を作れるようになりましょう!

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