文書やアンケートなどさまざまな文書が作成できるワード( Word)。
ワードの機能を使いこなすことで、業務の効率化が図れます。
例えば、ワードの文書の漢字などにルビを打つ際に、ひらがな入力にしてるのにアルファベット表記になってしまうという現象にあったことはありませんか?
今回は、 ワードでルビ(ふりがな)がひらがなにならない・ローマ字しか打てない(英語になる)原因と対策を解説していきます。
ワードでルビ(ふりがな)がローマ字しか打てない(英語になる)・ひらがなにならない原因と対策
ワードでルビ(ふりがな)がひらがなにならない・ローマ字しか打てない(英語になる)原因と対策としては複数挙げられ、以下で各々を確認していきます。
IME・キーボードの設定を確認・修復する
まずはワードでのルビの基本的な打ち方を解説します。
ルビを打ちたい文書をドラッグしてグレーアウトさせ、上部リボンメニューの「ホーム」→「フォント」内のルビマーク(「ア」と「亜」が並んだマーク)をクリックします。
すると、ルビ編集のウィンドウが開きますので、「対象文字列」の横の「ルビ」欄に、入力したいルビを入れて「OK」をクリックすることで、対象の文書にルビをふることができます。
通常は「ルビ」欄の入力の際に日本語が選択されていれば日本語入力を行えるのですが、ここで日本語が選択できない状態であれば、まずは言語バーの設定を確認してみましょう。
Windows10または11の場合、画面右下にある言語バーに、現在使用中のIME(入力方法のことです)のマークが表示されています。
画像は、Windowsのデフォルト設定のMicrosoft IMEが選択されている状態ですが、もし他の見覚えのないIMEが選択されている場合は、一度デフォルトに戻してみましょう。
また、スタートボタンの「設定」→「時刻と言語」→「言語」→「優先する言語」欄を確認します。
「日本語」→「オプション」をクリックすると、「言語のオプション:日本語」というウィンドウが開きますので、「キーボード」欄から通常使用するIME(画像はMicrosoft IMEを例として選択してみます)をクリックして「オプション」を開きます。
「全般」→「復元」というボタンをクリックして「OK」すると、Microsoft IMEを既定の状態に復元することができます。
今回はWindows標準のMicrosoft IMEの復元方法を紹介してますが、ご自身で別の言語入力アプリなどをインストールしている場合は、各メーカー毎のマニュアルまたはサポートなどにて確認してみて下さいね。
ワード・パソコンの再起動をしてみる
途中までは順調にルビを入力することができていたのに、突然日本語入力が受け付けなくなったということであれば、一度編集中のWordのファイルを閉じて立ち上げ直してみると、元通りに入力できるようになることがあります。
それでも改善がしなければ、一度PCを再起動してみるのも手かもしれません。
その際に、編集中のWordファイルを保存するのを忘れないようにしましょう。
Officeを修復してみる
上記の2点を確認しても改善がみられない場合は、Officeを修復するのも一つの方法です。
先ほど開いたスタートメニューの「設定」から、今度は「アプリ」を開きます。
インストールされているアプリの一覧が出てきたら、現在インストールされているOfficeをクリックして「変更」をクリックします。
「クイック修復」を実行することで、改善する場合があります。
それでも改善が見られない場合は、時間がかかりますが「オンライン修復」を試してみましょう。
まとめ ワードでルビ(ふりがな)が英語になる・ローマ字しか打てない原因と対策
ここでは、ワードでルビがひらがなにならない、ローマ字しか打てない現象が起こった場合のいくつかの原因と対策について解説しました。
今回解説した方法をいくつか試すことで、ワードが突然ルビを日本語入力できない現象をかなりの確率で改善することができます。
ワードの便利な機能を使って、業務効率化を図るとともに、見た目の整った文書の作成にチャレンジしてみてくださいね。
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