ワードで資料を作成していると、「現在のページ番号/総ページ数」のような形式、つまり「1/2」や「3/10」といった表記でページ番号を表示したい場面があります。
プレゼン資料や報告書など、読み手がどれくらいのボリュームの資料を読んでいるのかを一目で把握できるため、非常に実用的な表示スタイルです。
この記事では【Word】ワードでページ番号を1/2の形式で表示する方法(フッター・総ページ数・スラッシュ)について解説していきます。
ポイントは
・フッターを開いてページ番号フィールドを手動で組み合わせる
・「ページ番号」と「総ページ数」のフィールドをスラッシュでつなぐ
・ページ番号の書式設定で開始番号を調整する
です。
それでは詳しく見ていきましょう。
- ワードでページ番号を1/2形式で表示する基本の手順【フッターを使った設定】
- ワードのフッターにページ番号フィールドを挿入する方法【スラッシュ形式の組み立て】
- ワードのページ番号1/2形式をフッター中央や右に配置する方法【位置調整】
- ワードでページ番号の開始番号を変更する方法【書式設定の活用】
- ワードのページ番号1/2形式が正しく表示されないときの対処法【トラブルシューティング】
- ワードでページ番号を特定のページだけ非表示にする方法【表紙・白紙ページへの対応】
- ワードで「X ページ / Y ページ」のような日本語混じり形式にする方法【応用編】
- まとめ ワードでページ番号を何分の何で表示する方法(全体数:1/3等:フッター・総ページ数・スラッシュ)
ワードでページ番号を1/2形式で表示する基本の手順【フッターを使った設定】
ワードでページ番号を「1/2」のようなスラッシュ区切りの形式で表示するには、フッター領域にページ番号と総ページ数のフィールドを組み合わせて挿入するのが基本の方法です。
単純に「ページ番号を挿入」するだけでは総ページ数は表示されないため、2つのフィールドを手動でスラッシュでつなぐ操作が必要になります。
一見難しそうに見えますが、手順を覚えてしまえばとても簡単に設定できます。
フッターを開く

まず、ワードの画面上部にある「挿入」タブをクリックします。
「ヘッダーとフッター」グループの中にある「フッター」ボタンをクリックし、表示されたメニューから「フッターの編集」を選択しましょう。
フッター領域が有効になると、ページの下部にフッターの編集エリアが表示され、自動的にカーソルがそこへ移動します。
この状態でページ番号の入力を行っていきましょう。
【操作のポイント】フッターはページ下部のグレーアウトした領域をダブルクリックすることでも直接開くことができます。マウス操作で素早くアクセスしたい場合はこの方法が便利です。
ワードのフッターにページ番号フィールドを挿入する方法【スラッシュ形式の組み立て】
フッター領域が開いたら、次はページ番号と総ページ数のフィールドを手動で組み合わせていきます。
この「1/2」形式の肝は、「現在のページ番号」フィールドと「総ページ数」フィールドの間に、自分でスラッシュ(/)を入力してつなぐという点にあります。
ワードには最初からこの形式をワンクリックで挿入するボタンは用意されていないため、2つのフィールドを組み合わせる操作が必要です。
現在のページ番号を挿入する

フッター領域にカーソルが当たっている状態で、リボンの「挿入」タブ(またはフッター編集中に表示される「ヘッダーとフッター」タブ)の「ページ番号」をクリックします。
メニューが展開されるので「現在の位置」にマウスを合わせると、さらにサブメニューが表示されます。ここから「番号のみ」を選択しましょう。
これでフッターにページ番号(現在のページを示すフィールド)が挿入されました。
スラッシュと総ページ数を続けて入力する
ページ番号フィールドが挿入されたら、続けてキーボードから「/」(スラッシュ)を入力します。
次に、再度「ページ番号」メニューから「現在の位置」→「番号のみ」を選択する…ではなく、今度は「総ページ数」を挿入する必要があります。
総ページ数を挿入するには、「挿入」タブの「クイックパーツ」→「フィールド」をクリックして開くフィールドダイアログを使う方法が確実です。
フィールドの一覧から「NumPages」を選択して「OK」をクリックすると、文書の総ページ数が自動的に入力されます。

これで「1/3」「2/3」のように現在ページと総ページ数がスラッシュでつながれた表示が完成します。
【操作のポイント】「NumPages」フィールドはページ数が増減しても自動で更新されます。ファイルを保存・印刷する際に最新の総ページ数に反映されるため、後からページを追加しても手動で修正する必要はありません。
ワードのページ番号1/2形式をフッター中央や右に配置する方法【位置調整】
フッターに挿入したページ番号は、デフォルトでは左揃えになっている場合がほとんどです。
資料のデザインによっては、中央や右側に配置したい場面もあるでしょう。フッター内での位置調整はとても簡単に行えます。
中央揃え・右揃えに変更する方法
フッター領域を開いた状態で、挿入したページ番号のフィールドをドラッグして選択します。
ホームタブの段落グループにある「中央揃え」ボタン(またはキーボードショートカットのCtrl+E)をクリックすると、ページ番号がフッターの中央に移動します。
右揃えにしたい場合はCtrl+Rを使いましょう。多くのビジネス文書では右揃えが一般的ですが、中央揃えはプレゼン資料やレポートでよく使われます。
フォントサイズや色も変更できる
フッター内のページ番号フィールドはテキストと同様に扱えるため、選択してからフォントサイズや色を変更することも可能です。
本文より少し小さめの10pt〜11ptに設定しておくと、全体のバランスがよくなります。
また、グレーや薄い色にすることで、本文の邪魔をせずに自然に馴染むデザインになります。
【操作のポイント】フッター内の文字サイズや色を変更しても、ページ番号の自動更新機能には影響しません。見た目の調整は自由に行えるため、資料のデザインに合わせてカスタマイズしましょう。
ワードでページ番号の開始番号を変更する方法【書式設定の活用】
表紙や目次ページをカウントせずに、本文の最初のページを「1」から始めたい場合があります。
また、章ごとにページ番号をリセットしたいケースも少なくありません。このような場合はページ番号の書式設定から開始番号を調整します。
開始番号を任意の数字に設定する手順

フッターを開いた状態でリボンの「ページ番号」ボタンをクリックし、「ページ番号の書式設定」を選択します。
「ページ番号の書式」ダイアログが開いたら、「開始番号」のラジオボタンを選択して、任意の数値を入力します。
たとえば「0」と入力すると、そのセクションの1ページ目には「0」が割り当てられ、次のページが「1」になります。表紙をページ1にしたくない場合によく使われるテクニックです。
「前のセクションから継続」を選ぶと、前のセクションのページ番号からの連番になります。
セクション区切りを使って表紙を除外する方法
表紙だけページ番号を表示させない方法として、セクション区切りを活用する手法があります。
まず表紙の末尾にカーソルを置き、「レイアウト」タブの「区切り」から「次のページから開始」を選択してセクション区切りを挿入します。
次に2ページ目(本文最初のページ)のフッターを開き、「前のセクションと同じヘッダー/フッター」の設定をオフにします。これでセクションごとに独立したフッター設定が適用されるようになります。
本文側のセクションで開始番号を「1」に設定すれば、表紙は番号なし、本文は1から始まる「1/総ページ数」形式の表示が実現できます。
【操作のポイント】セクション区切りを使う際は、「前のセクションと同じヘッダー/フッター」ボタン(リンク設定)を必ずオフにすることを忘れないようにしましょう。この設定が有効なままだと、前のセクションの設定が引き継がれてしまいます。
ワードのページ番号1/2形式が正しく表示されないときの対処法【トラブルシューティング】
設定したはずなのに「1/1」しか表示されない、総ページ数が変わらないといったトラブルが起きることがあります。
これらの多くは、フィールドの更新やフッターの設定ミスが原因です。
総ページ数が正しく表示されない場合

「NumPages」フィールドを挿入しているにもかかわらず、総ページ数が「1」のままになってしまう場合は、フィールドの更新が必要かもしれません。
フッター内のNumPagesフィールドを右クリックして「フィールドの更新」を選択するか、CtrlキーとAキーを同時に押してすべて選択した後にF9キーを押すと、すべてのフィールドが最新の状態に更新されます。
また、印刷プレビューを開くことで自動的にフィールドが更新されることもあります。
ページ番号が「{PAGE}」のように表示される場合
ページ番号の部分が数字ではなく「{PAGE}」や「{NUMPAGES}」というコードで表示されてしまう場合は、フィールドコードが表示モードになっています。
この場合は、Altキー+F9キーを押すと、フィールドコード表示と通常の表示を切り替えることができます。
うっかりAlt+F9を押してしまったときに起こりやすいトラブルなので、覚えておくと便利でしょう。
奇数ページと偶数ページで別々の設定をしている場合
「奇数と偶数でヘッダー/フッターを別に設定」のオプションが有効になっていると、ページ番号を設定したフッターが偶数ページにしか表示されないといった問題が起きることがあります。
フッター編集中にリボンの「オプション」グループを確認し、「奇数/偶数ページ別指定」のチェックを外すか、それぞれのページに個別にページ番号を設定し直す必要があります。
ワードでページ番号を特定のページだけ非表示にする方法【表紙・白紙ページへの対応】
「1/2」形式のページ番号を設定したものの、表紙や白紙のページにだけ番号を表示させたくないというケースは多いものです。
先ほど触れたセクション区切りの方法が最も確実ですが、もう少し簡単な方法もあります。
先頭ページのみフッターを非表示にする設定
フッターを開いた状態で、リボンの「オプション」グループにある「先頭ページのみ別指定」のチェックボックスをオンにします。
これだけで、文書の先頭ページのフッターが他のページとは独立した設定になり、先頭ページのフッター内を空白にしておけばページ番号が表示されなくなります。
この方法はセクション区切りを使わずに済むため、シンプルな文書構成の場合に特に便利です。
ただし、「先頭ページのみ別指定」はセクションごとに設定が必要なため、複数のセクションがある文書では各セクションで設定し直す必要があります。
ワードで「X ページ / Y ページ」のような日本語混じり形式にする方法【応用編】
「1/2」というシンプルな形式ではなく、「1 ページ / 2 ページ」や「第1ページ(全2ページ)」のような表記にしたい場合もあるかもしれません。
この場合もフィールドの組み合わせで対応できます。
日本語テキストとフィールドを混在させる方法
フッター内に「第」と入力し、続けてページ番号フィールドを挿入、さらに「ページ(全」と入力、NumPagesフィールドを挿入して「ページ)」と入力します。
フィールドとテキストは自由に混在させることができるため、会社のフォーマットや資料の用途に合わせた柔軟な表現が可能です。
ビジネス文書では「1/2」のシンプルな形式が読みやすく好まれる傾向がありますが、提案書や技術資料では「第〇ページ」形式のほうが格式高く見える場面もあります。
用途や読み手に合わせて選んでみましょう。
まとめ ワードでページ番号を何分の何で表示する方法(全体数:1/3等:フッター・総ページ数・スラッシュ)
ワードでページ番号を1/2の形式で表示する方法をまとめると
・基本の手順:「挿入」タブ→「フッター」→フッターを開いてページ番号フィールドとスラッシュとNumPagesフィールドを組み合わせて入力する
・フッター内の位置調整:Ctrl+E(中央)またはCtrl+R(右)で揃える
・開始番号の変更:「ページ番号の書式設定」から「開始番号」を指定する
・表紙除外:セクション区切りを挿入し「前のセクションと同じ」のリンクをオフにしてから本文側で開始番号を設定する
・先頭ページだけ非表示:フッター編集中に「先頭ページのみ別指定」をオンにする
・フィールドが更新されないとき:Ctrl+A→F9で全フィールドを更新する
これらの方法を状況に合わせて組み合わせることで、あらゆる文書スタイルに対応したページ番号表示を実現できます。
特にフッターを直接編集してフィールドを手動で組み合わせる基本操作を覚えておくと、応用が広がります。
なお、セクション区切りを使った設定は少し手順が多く感じるかもしれませんが、一度マスターすれば長い文書でも柔軟にページ番号をコントロールできるようになるでしょう。
ワードのフッター機能を正しく理解して、見栄えのよい資料作りに活かしていきましょう。


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