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【Word】ワードで隠し文字を設定や解除方法(印刷・検索・表示されない・見つける・削除する方法も)

Wordのスキルアップ
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ワードで文書を作成しているとき、本文には残しておきたいけれど他人には見せたくないメモや下書き、確認用のコメントなどがあることはないでしょうか。

そんなときに便利なのが隠し文字という機能です。

隠し文字を使うと、画面上には表示されていても印刷時には出力されない文字を作成することができます。

ただし、隠し文字の設定方法や解除方法、検索して見つける方法などを正しく理解していないと、意図せず社外秘の情報が印刷されてしまったり、逆に必要な文字が見つからずに困ってしまったりすることがあります。

この記事ではワードで隠し文字を設定する方法(解除・印刷・検索・表示されない・見つける・削除する方法も)について詳しく解説していきます。

ポイントは

・フォントの効果から隠し文字を設定する方法

・隠し文字が表示されないときの対処法

・隠し文字を検索して見つける方法

・隠し文字を印刷する設定と印刷されないようにする設定

・隠し文字を解除する方法と完全に削除する方法

です。

隠し文字は画面上や印刷物には表示されなくても、データとしては文書の中にしっかり残っています。

設定を誤ると印刷時にうっかり表示されてしまったり、他の人が検索機能を使って内容を見つけてしまったりする可能性があるため、機密情報を扱う際は取り扱いに注意しましょう。

それでは詳しく見ていきましょう。

 

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ワードで隠し文字を設定する方法【フォントの効果から設定】

隠し文字を設定する基本の方法は、フォントの詳細設定にある効果の項目から行います。

まず隠し文字にしたい範囲をドラッグして選択します。

次にホームタブのフォントグループの右下にある小さな矢印のアイコン、いわゆるダイアログ起動ツールをクリックしましょう。

ショートカットキーを使いたい場合はCtrlキーとDキーを同時に押すことでも同じダイアログを開くことができます。

フォントダイアログが開いたら、下部にある効果という欄を確認してください。

以下のようなイメージで表示されます。

フォント×
フォント
詳細設定
日本語用のフォント
游明朝
スタイル
標準
サイズ
10.5
効果




OK
キャンセル

効果の欄にある隠し文字というチェックボックスにチェックを入れ、OKをクリックすれば設定は完了です。

選択していた範囲の文字は、編集記号が表示されている状態では点線の下線付きで見えますが、印刷時には出力されなくなります。

なお、この設定はあくまで選択した範囲だけに適用されるため、文書内の複数箇所に隠し文字を設定したい場合は、その都度同じ操作を繰り返す必要があります。

まとめて設定したい場合は、離れた範囲をCtrlキーを押しながら選択してから同じ操作を行うことも可能です。

【隠し文字にしたい範囲を選択し、ホームタブのダイアログ起動ツールまたはCtrl+Dでフォントダイアログを開き、効果欄の隠し文字にチェックを入れてOKをクリックする】

 

ワードで隠し文字が表示されない場合の対処法【表示する方法】

隠し文字を設定したはずなのに画面上でどこにあるのか分からない、という状態になることがあります。

これは隠し文字自体が消えてしまったわけではなく、編集記号の表示設定がオフになっていることが原因であるケースがほとんどです。

ワードには段落記号やスペースなどの目には見えにくい記号をまとめて表示する機能があり、隠し文字もこの編集記号の一種として扱われます。

ホームタブから編集記号を表示する

最も手軽な方法は、ホームタブの段落グループにある編集記号の表示切り替えボタンを使うことです。

段落マークのようなアイコンで、クリックするたびにオンとオフが切り替わります。

Word 文書1
ホーム
挿入
デザイン
レイアウト
游明朝
フォント

編集記号の表示/非表示
段落

議事録の下書きです。ここは公開前に削除予定のメモ

次回会議は来週月曜日を予定しています。¶

このボタンをオンにすると、隠し文字は点線の下線付きの文字として画面上に表示されるようになります。

ショートカットキーで操作したい場合は、Ctrlキー、Shiftキー、8キーを同時に押すことでも表示と非表示を切り替えられます。

オプション画面から常に表示する設定にする

編集記号の表示切り替えボタンをオンにしても、文書を閉じて開き直すと表示がオフに戻ってしまうことがあります。

常に隠し文字を表示させておきたい場合は、ファイルタブからオプションを開き、表示のカテゴリを選択しましょう。

常に画面に表示する編集記号という項目の中に隠し文字のチェックボックスがあるので、これにチェックを入れておくとオプション画面を再度開かない限り常に表示された状態を保てます。

この設定をしておけば、次にファイルを開いたときにも隠し文字がどこにあるのか一目で分かるようになります。

【ホームタブの編集記号の表示ボタンまたはCtrl+Shift+8で一時的に表示し、常に表示させたい場合はオプションの表示から隠し文字にチェックを入れる】

 

ワードで隠し文字を検索して見つける方法

長い文書の中に隠し文字を設定した箇所が複数あると、あとからどこに設定したのか忘れてしまうことがあります。

通常のCtrlキーとFキーによる検索でも文字自体は見つかりますが、隠し文字だけを対象にして探したい場合は、書式の条件を指定できる高度な検索機能を使うと便利です。

検索と置換×
検索
置換
ジャンプ
検索する文字列
(空欄のまま)
検索オプション
☑ あいまい検索(日)
書式 ▾
特殊文字 ▾
書式 隠し文字
次を検索
キャンセル

操作の流れとしては、まずホームタブの編集グループにある検索の右側の矢印をクリックし、高度な検索を選びます。

検索と置換のダイアログが開いたら、オプションボタンをクリックして詳細な設定項目を表示させましょう。

その中にある書式というボタンをクリックし、フォントを選択すると、フォントの設定を検索条件として指定できる画面が開きます。

ここで効果の欄にある隠し文字にチェックを入れてOKを押すと、検索する文字列の欄が空白のままでも隠し文字という書式を持つ箇所だけを対象に検索できるようになります。

次を検索をクリックしていけば、文書内に散らばった隠し文字の設定箇所を順番に見つけることができます。

特定の単語が隠し文字になっているかどうかを調べたい場合は、検索する文字列の欄にその単語を入力したうえで同様の書式条件を追加すれば、より的確に見つけることが可能です。

【高度な検索のオプションから書式でフォントを開き、隠し文字にチェックを入れて次を検索すれば、隠し文字だけを対象に見つけられる】

 

ワードで隠し文字を印刷する方法・印刷されないようにする設定

隠し文字は名前のとおり、通常は印刷時に出力されない仕組みになっています。

そのため画面上では見えていても、印刷プレビューを確認すると該当の文字だけが消えていることに気付くはずです。

この挙動を理解していないと、印刷したはずの内容が抜け落ちていて慌ててしまうことがあるかもしれません。

逆に、社内向けの確認用資料などであえて隠し文字も印刷したいというケースもあります。

Wordのオプション×
全般
文章校正
表示
簡易操作性
保存
常に画面に表示する編集記号
☑ 隠し文字
☐ タブ文字
印刷オプション
☑ 隠し文字を印刷する
☐ 背景の色とイメージを印刷する
OK

その場合はファイルタブからオプションを開き、表示のカテゴリにある印刷オプションの項目を確認してください。

隠し文字を印刷するというチェックボックスがあるので、これにチェックを入れておけば画面上で隠し文字として設定した文字も通常どおり印刷されるようになります。

反対に、確実に印刷されないようにしたい場合はこのチェックが外れていることを確認しておきましょう。

会社の初期設定や以前の担当者の設定によっては、意図せずこのチェックがオンになっている場合もあるため、機密情報を含む文書を印刷する前には必ず印刷プレビューで確認する習慣をつけることをおすすめします。

【ファイルのオプションから表示を選び、印刷オプションにある隠し文字を印刷するのチェックの有無で印刷時の表示を切り替えられる】

 

ワードで隠し文字を解除する方法

設定した隠し文字を通常の文字に戻したい場合は、設定したときと同じ手順を逆に行うだけで解除できます。

隠し文字になっている範囲を選択し、ホームタブのダイアログ起動ツールをクリックするか、Ctrlキーとdキーを押してフォントダイアログを開きましょう。

効果の欄にある隠し文字のチェックを外し、OKをクリックすれば設定は解除され、通常どおり画面にも印刷にも表示される文字に戻ります。

設定した直後であれば、Ctrlキーとzキーを押すだけで元に戻すことも可能です。

ただし別の作業を挟んでしまったあとに元に戻すを使うと、隠し文字の解除だけでなくそれ以降の操作もまとめて取り消されてしまう場合があるため、範囲を選び直してフォントダイアログから解除する方法のほうが安全といえるでしょう。

文書全体でまとめて解除したい場合は、Ctrlキーとaキーで全選択を行ってから同じ操作をすれば、文書内のすべての隠し文字設定を一度に解除できます。

【解除したい範囲を選択し、フォントダイアログの効果欄で隠し文字のチェックを外してOKをクリックする。全体を解除したい場合はCtrl+Aで全選択してから同じ操作を行う】

 

ワードで隠し文字を完全に削除する方法

解除は文字の書式を戻すだけの操作ですが、そもそも隠し文字として入力していた内容自体が不要な場合は、文字そのものを削除してしまったほうが確実です。

まずはホームタブの編集記号の表示ボタンをオンにして、隠し文字がどこにあるのかを画面上で確認できるようにしましょう。

表示された隠し文字の範囲をドラッグして選択し、Deleteキーを押せば通常のテキストと同じように削除できます。

文書のあちこちに散らばった隠し文字をまとめて削除したい場合は、検索と置換の機能を使う方法が効率的です。

ホームタブから置換を選び、オプションを開いて書式のフォントから隠し文字にチェックを入れます。

検索する文字列の欄は空欄のままにし、置換後の文字列の欄も空欄にしたうえで、すべて置換をクリックすると、隠し文字として設定されている箇所がまとめて削除されます。

検索と置換×
検索
置換
ジャンプ
検索する文字列
(空欄)
書式
隠し文字
置換後の文字列
(空欄)
すべて置換
閉じる

この方法であれば、目視で一つひとつ探す手間をかけずに、文書全体から隠し文字だけをまとめて取り除くことができます。

削除が完了したら、念のためもう一度高度な検索で隠し文字の書式を条件にして検索し、該当箇所が残っていないかを確認しておくと安心です。

【編集記号を表示して選択しDeleteで削除するか、置換のオプションで書式に隠し文字を指定し置換後を空欄にしてすべて置換すれば一括で完全に削除できる】

 

隠し文字が見つからないときや設定がうまくいかないときの確認ポイント

手順どおりに操作したつもりでも、隠し文字がうまく見つからなかったり、設定したのに表示が変わらなかったりすることがあります。

そうした場合は、いくつかの基本的な確認ポイントを順番にチェックしていくと原因が見つかりやすくなります。

編集記号の表示設定を確認する

もっとも多い原因は、単純に編集記号の表示がオフになっているケースです。

ホームタブの段落グループにある表示切り替えボタンがオフのままだと、隠し文字は設定されていても画面上には一切見えません。

まずはこのボタンがオンになっているかどうかを確認しましょう。

選択範囲が正しいかを確認する

フォントダイアログを開いたときに、隠し文字にしたい範囲がきちんと選択されていなかった、というケースも意外とよくあります。

特に段落の末尾にある改行記号まで含めて選択していないと、見た目上は隠れているように見えても、実際には一部の文字だけが通常の状態で残ってしまうことがあります。

選択範囲をやや広めに取り、改行記号も含めて設定し直すことで解決する場合があります。

検索条件の書式指定を見直す

検索しても見つからない場合は、検索と置換のオプションで指定した書式が正しく隠し文字になっているかを見直しましょう。

誤って別の書式条件が一緒に指定されたままになっていると、意図した結果が得られないことがあります。

一度、書式の指定をすべてクリアしてから、あらためて隠し文字だけを条件として指定し直すと解決するケースが多いです。

Wordのバージョンによる違いを考慮する

ワードのバージョンによってオプション画面のメニュー名や配置が多少異なる場合があります。

大きな流れは共通していても、表示という名称がその他の名前になっていたり、印刷オプションの位置が異なっていたりすることがあるため、手元の画面と本記事の画像が完全に一致しない場合は、近い名称のメニューを探してみてください。

【編集記号の表示設定、選択範囲の広さ、検索の書式条件、Wordのバージョン差を順番に確認すれば多くのトラブルは解決できる】

 

まとめ ワードで隠し文字を設定する方法(削除・見つける・表示されない・検索・印刷・解除する方法も)

ワードで隠し文字を設定する方法をまとめると、次のとおりです。

隠し文字を設定するにはフォントダイアログの効果欄にある隠し文字にチェックを入れます。

表示されない場合はホームタブの編集記号の表示ボタンやオプション画面から表示設定を切り替えます。

検索して見つけたい場合は高度な検索のオプションで書式にフォントを指定し、隠し文字を条件にして探します。

印刷するかどうかはオプションの表示にある印刷オプションで隠し文字を印刷するのチェックを切り替えることでコントロールできます。

解除したい場合はフォントダイアログのチェックを外し、完全に削除したい場合は置換機能を使って書式ごと一括で消し去ることができます。

隠し文字は使いこなせると下書きやメモを文書内に残しておける便利な機能ですが、印刷や共有のタイミングで思わぬ形で表示されてしまうと情報漏えいにつながるおそれもあります。

文書を配布する前には、編集記号を表示させたり検索機能を使ったりして、隠し文字として残っている内容がないかを一度確認する習慣をつけておくと安心です。

今回紹介した設定、表示、検索、印刷、解除、削除のそれぞれの方法を状況に応じて使い分けながら、ワードの隠し文字機能を安全に活用していきましょう。

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