ここでは「編集を有効にする」を表示させる方法や、解除する方法を解説していきます。
具体的には、
それではさっそく見ていきましょう。
ワードで「編集を有効にする」を表示させる方法
Webサイトからダウンロードした/メールに添付されていたファイルを開くと、このような表示が出る場合があります。
誰が作成したものか分からず、安全性が確保できないため、保護ビューで開くことによりウイルス感染から守っているのです。
もちろん、この表示が出たから絶対に危険なファイルだということではありません。
しかしウイルスが潜んでいる場合もありますので、できるだけ保護ビューを設定しておくことをおすすめします。
別の確認場所として、「ファイル」タブ→「情報」を開くと、「編集を有効にする」を確認することができます。
ワードで編集を有効にするを表示させるショートカットキー
この操作のショートカットについては、以下のようになります。
※Altキーを押すとアルファベットが表示されます。
ワードで「編集を有効にする」の解除・表示させない方法
そのファイルの安全性が確かであり、編集が必要な場合もあると思いますので、「編集を有効にする」を解除する方法を解説していきます。
最も簡単なのは、黄色いバーに表示されている「編集を有効にする」ボタンをクリックすることです。
ワードで「編集を有効にする」の解除・表示させないショートカット
この操作のショートカットキーは以下の通りです。
※Fn(ファンクションキー)が不要であればF6キーのみ。
先ほど解説したように、「ファイル」タブ→「情報」より解除する場合は、同じく表示されている「編集を有効にする」ボタンをクリックしてください。
ショートカットキーは、以下の通りです。
この表示を出さないためには、そのファイルの安全性が確保できている必要があります。
そこで、ワードが認識している「信頼できる場所」にファイルを移動させましょう。
「ファイル」タブ→「オプション」をクリックします。
「Wordのオプション」のポップアップが出ますので、左側に表示されている項目より「トラストセンター」→「トラストセンターの設定」をクリックします。
左側の項目から、「信頼できる場所」を開き、「新しい場所の追加」から任意のフォルダを追加してください。
ここでは、デスクトップ上に「DL」という新しいフォルダを作成して追加しました。
もしくはデフォルトで登録されているフォルダを使用することも可能です。
「信頼できる場所」に設定したフォルダに移動させて、再度ファイルを開いてみて下さい。「編集を有効にする」は表示されなくなったはずです。
この方法は、ファイル自体の安全性を確認するというよりは、ワードに「安全である」と認識させるための一時的な操作になります。
ファイルが安全になるわけではありませんので、作成元が信頼できない場合はなるべく開かないようにしましょう。
ワードで編集を有効にするが毎回出る(デフォルト)の解除方法・再設定方法
「編集を有効にする」が毎回出てしまうのが面倒だと思う場合は、ワードの設定で表示をオフにすることができます。
ただしデフォルトで保護ビューをオフにする設定ですので、使用するファイルの安全性をよく確かめるようにして下さい。
先ほどと同様、「トラストセンター」からの設定になります。
「ファイル」タブ→「オプション」→「Wordのオプション」→「トラストセンター」→「トラストセンターの設定」をクリックします。
「トラストセンター」ポップアップの左側の項目から「保護ビュー」を選択します。
ここにオプションが3つ表示されています。
例えば最初の項目は、「インターネットから取得したファイルに対して保護ビューを有効にする」とありますので、こちらにチェックを入れておくと、警告メッセージとともに「編集を有効にする」という表示が出ることになります。
ご自身の使い勝手に合わせて、チェックを入れたり外したりして設定しましょう。
まとめ ワードで編集を有効にするを表示させる・させないで解除・ショートカット
ここまで、ワードで編集を有効にするを表示させる・させないで解除・ショートカットについて解説してきました。
「編集を有効にする」を毎回解除するのは面倒かもしれませんが、安全に作業を行うための機能ですので、理解したうえで設定・解除を行うようにしましょう。
コメント