文書やアンケートなどさまざまな文書が作成できるワード(Word)。
ワードの機能を使いこなすことで、業務の効率化が図れます。
例えば、作成した文字を上下反転させたいと思ったことはありませんか?
ワード(Word)では、文章や図形の上下を簡単に反転させることができます。この機能は特に、デザインや特定の印刷要件に合わせて、文字列を上下反転させたい場合に役立ちます。
今回は、ワードで文字や印刷設定にてを上下反転させる方法について解説していきます。
ワードで文字を上下反転させる方法
ワードで入力した文字を上下反転させる方法を解説します。
まずは、「テキストボックスの挿入」です。ワードで新しい文書を開き、「挿入」タブから「テキストボックス」を選択し、文書にテキストボックスを挿入します。
次に、クリックして現れたテキストボックスに、反転させたいテキストを入力します。
早速、ボックスに入力された文章を反転させてみましょう。「書式設定の選択」から行います。
テキストボックスが選択された状態で、「書式」タブを開きます。
「図形の書式」タブ→「オブジェクトの回転」をクリックすると、回転メニューが表示されます。
このメニューから「左右反転」を選択します。
文章ボックスが左右反転されました。
この方法を使用することで、ワード内で簡単にテキストの上下を反転させることが可能です。
ワードで反転印刷(封筒印刷で逆になる場合)する方法
では、次に封筒の印刷時に文字を反転にする方法を解説していきます。
上述した通り、「テキストボックスの挿入」→「図形の書式からテキストの回転」の手順でテキストを逆にします。
次に、ページの設定から詳細設定を開きます。
ポップアップ画面の「用紙」から、好みの封筒サイズを選択します。
続いて、印刷プレビューの確認をします。「ファイル」タブをクリックし、「印刷」を選択します。
ここで、文字が出力したい向きになっているか、封筒の正しい位置に配置されているかを確認しましょう。
必要に応じてプリンタ側にて設定をする必要があります。トレイ選択や紙の取り扱いを確認します。
また、封筒印刷で逆になる問題は、「プロパティ」内の「封筒オプション」をクリックします。
「印刷オプション」内で「ページの向き」を選択し、必要に応じて「反転」や「180度回転」を選択します。
最後に「印刷」ボタンをクリックして印刷を開始します。
ワードで反転印刷(両面印刷で逆になる場合)する方法
最後に、両面印刷でページが逆になる問題を解説します。
この問題も、ワードの印刷設定で対応可能です。
上述の「封筒印刷で逆になる場合」の通り、「ファイル」メニューから「印刷」を選択し、「印刷設定」を開きます。
「プロパティ」内で「両面印刷」を選択し、「長辺を綴じる」または「短辺を綴じる」を選びます。
印刷オプションの調整が必要であれば、詳細オプションにて「反転」または「鏡像」を選択して、印刷時のページの向きを調整します。
まとめ ワードで反転(印刷:封筒印刷上下逆:両面印刷上下逆など)する方法
ここでは、ワードで文字を上下反転させる方法について解説しました。
今回解説した方法で、反転の問題は解決できることでしょう。
ワードの便利な機能を使って、業務効率化を図るとともに、見た目が整った文書の作成にチャレンジしてみてくださいね。
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