【Word】ワードでコメントの非表示方法(印刷時・PDF・常に消す・右側のコメント欄) | モアイライフ(more E life)

【Word】ワードでコメントの非表示方法(印刷時・PDF・常に消す・右側のコメント欄)

Wordのスキルアップ
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Wordで作成した文書を開いたときに、画面の右側にコメントの吹き出しがずらりと並んでいて、本文が読みにくいと感じたことはありませんか。

複数人でレビューを重ねた文書ほどコメントの数が増えていき、気づけば本文よりコメント欄のほうが目立ってしまうことも珍しくありません。

さらに厄介なのは、印刷したときやPDFに変換したときに、意図せずコメントまで出力されてしまうケースです。

取引先に提出する直前になってコメントが混ざっていることに気づき、慌てて修正した経験がある方も多いはずです。

この記事ではWordでコメントを非表示にする方法(印刷時・PDF変換時・常に非表示・右側のコメント欄)について、実際の操作画面をイメージしながら詳しく解説していきます。

ポイントは

・表示タブからコメントを常に非表示にする設定

・印刷時だけコメントを出力しないようにする設定

・PDF変換時にコメントを含めないようにする設定

・右側のコメント欄そのものを折りたたんで非表示にする方法

の4つです。

それでは詳しく見ていきましょう。

 

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Wordでコメントを非表示にする方法1【常に非表示にする(表示タブから設定)】

まずは、画面上でコメントの吹き出し自体を常に非表示にしたい場合の方法から見ていきましょう。

この方法は、コメントを削除するわけではなく、あくまで画面上の表示だけを消す設定です。

そのため、コメントを残したまま自分の作業画面だけをすっきりさせたいときに便利です。

Word – 見積書_レビュー中.docx
ホーム
挿入
校閲
表示
変更履歴の記録
すべての変更履歴/コメント ▼
コメントの表示 ✔
本文エリア(コメントの表示をオフにすると、右側の吹き出しが消えて本文だけがすっきり表示されます)

上のイメージのように、校閲タブには「コメントの表示」というボタンが用意されています。

このボタンはトグル形式になっており、クリックするたびにオンとオフが切り替わる仕組みです。

解決方法

まず、リボンの中から「校閲」タブをクリックします。

校閲タブの中央付近にある「変更履歴」グループの中に「コメントの表示」というアイコンが見つかるはずです。

このアイコンをクリックすると、画面右側に表示されていたコメントの吹き出しがすべて非表示になります。

もう一度クリックすれば、コメントは再び表示される状態に戻ります。

Wordのバージョンによっては「変更履歴とコメントの表示」という項目からプルダウンを開き、「コメント」のチェックだけを外すという操作になる場合もあります。

この場合は、変更履歴は表示したままコメントだけを非表示にするといった細かい調整もできます。

なお、この設定はあくまで自分のパソコン上での表示に関する設定であり、コメント自体がファイルから削除されるわけではありません。

そのため、他の人が同じファイルを開いたときには、通常どおりコメントが表示される点に注意が必要です。

【校閲タブの「コメントの表示」をオフにするだけで、画面上のコメントの吹き出しを常に非表示にできる。ファイルからコメントが消えるわけではなく、あくまで自分の画面表示だけが変わる点に注意】

 

Wordでコメントを非表示にする方法2【印刷時だけコメントを非表示にする】

画面上ではコメントを表示させておきたいけれど、印刷したときだけはコメントを出力したくないという場面もよくあります。

会議資料として配布する際に、レビュー段階の指摘コメントまで印刷されてしまっては困るでしょう。

この場合は、印刷設定の中にある専用のオプションを使うことで解決できます。

印刷
設定
すべてのページを印刷
片面印刷
文書の印刷(変更履歴/コメントを印刷しない)▼
印刷プレビュー(コメント欄なし)

上のイメージのように、印刷画面の設定欄には「文書の印刷」というプルダウンメニューがあります。

通常はここが「変更履歴/コメントを含めて印刷」になっていることが多く、この状態だとコメントもそのまま印刷されてしまいます。

解決方法

まず「ファイル」タブをクリックし、左側のメニューから「印刷」を選択します。

印刷画面が開いたら、中央あたりにある「設定」の項目を確認しましょう。

ここに「変更履歴/コメントを含めて印刷」というプルダウンメニューが表示されているはずです。

このプルダウンをクリックし、「文書を印刷」という項目に切り替えます。

この設定に変更すると、変更履歴の記録やコメントの吹き出しを除いた本文だけが印刷されるようになります。

右側のプレビュー画面でコメントが表示されていないことを確認してから、印刷を実行すると安心です。

なお、この設定を変更しても画面上のコメント表示自体には影響がありません。

あくまで印刷結果にのみ反映される設定だと覚えておきましょう。

【ファイルタブの印刷画面で「文書の印刷」に切り替えると、コメントを含めずに印刷できる。画面上の表示には影響しないため、確認と印刷の設定は別物と考える】

 

Wordでコメントを非表示にする方法3【PDF変換時にコメントを非表示にする】

Word文書をPDFに変換して取引先やお客様に共有する場面は非常に多いです。

このとき、社内でのレビュー用に残していたコメントがそのままPDFに含まれてしまうと、思わぬトラブルにつながりかねません。

PDF変換時にコメントを含めないようにするには、エクスポート機能のオプション設定を確認する必要があります。

PDFまたはXPS形式で発行 – オプション
発行対象

文書のプロパティを含める

コメントおよびインクを含める

OK

上のイメージのように、PDF発行時のオプション画面には「コメントおよびインクを含める」というチェック項目があります。

このチェックが入ったままだと、PDFにもコメントの吹き出しがそのまま出力されてしまいます。

解決方法

まず「ファイル」タブから「エクスポート」を選択し、「PDF/XPSドキュメントの作成」をクリックします。

続けて「PDF/XPSの作成」ボタンを押すと、保存先を選ぶダイアログが表示されます。

このダイアログの左下あたりに「オプション」というボタンがあるので、これをクリックしましょう。

オプション画面が開いたら「発行対象」の欄を確認します。

ここに「コメントおよびインクを含める」というチェックボックスがあるので、チェックが入っている場合は外してください。

設定が完了したら「OK」を押し、そのままPDFファイルを保存すれば完了です。

これでコメントが含まれない、本文だけのPDFファイルを作成できます。

逆に、レビュー内容も含めてPDF化したい場合は、このチェックを入れたままにしておけば問題ありません。

【PDF/XPSの作成画面にある「オプション」から「コメントおよびインクを含める」のチェックを外すことで、コメントなしのPDFを作成できる】

 

Wordでコメントを非表示にする方法4【右側のコメント欄を非表示にする】

コメントの吹き出し自体は消さずに、画面右側にある広いコメント欄のスペースだけを狭くしたいという要望もあります。

特にノートパソコンなど画面が小さい環境では、コメント欄が本文の表示領域を圧迫してしまいがちです。

この場合は、コメント欄を折りたたんで非表示にする方法が便利です。

Word – 企画書_最終版.docx
本文エリア(コメント欄を閉じると、この本文表示スペースが広がります)
×
コメント
田中:ここの数値を再確認してください
佐藤:了解しました、修正します

上のイメージのように、コメント欄の右上に小さな閉じるボタンが表示されている場合があります。

このボタンをクリックするだけで、コメント欄全体をその場で閉じることができます。

解決方法

コメントの吹き出しをひとつクリックすると、画面右側にコメント欄が表示されます。

そのコメント欄の右上付近にある「×」ボタンをクリックすると、コメント欄そのものが閉じられます。

コメント欄が閉じられると、これまでコメント表示に使われていたスペースが本文の表示領域に割り当てられ、画面全体が広く使えるようになります。

再びコメントを確認したくなった場合は、校閲タブの「コメントの表示」を一度オフにしてから、もう一度オンにすると欄が復活することが多いです。

また、校閲タブの「変更履歴とコメントの表示」から「コメント」の表示方法を「吹き出し」ではなく「一覧」に切り替える方法もあります。

一覧表示にすると、コメントが画面下部やウィンドウ内の一覧としてまとめて表示され、右側のスペースを占有しない状態にできます。

作業内容や画面サイズに応じて、これらの表示方法を使い分けるとよいでしょう。

【コメント欄右上の閉じるボタンをクリックすると、右側のコメント欄を一時的に非表示にして本文表示を広げられる】

 

Wordでコメントを非表示にする方法5【マクロを使って一括で処理する】

複数のコメントが大量に入っている文書の場合、ひとつずつ設定を確認するのは手間がかかります。

このような場合は、VBAのマクロを使ってコメントの表示状態を一括で制御する方法も検討できます。

マクロを使いこなせるようになると、日常的な作業を大幅に効率化できるかもしれません。

コメントの表示をオフにするマクロ

以下のマクロは、アクティブなウィンドウにおけるコメントの表示を一括でオフにするコードです。

Sub HideAllComments()
    ActiveWindow.View.ShowComments = False
End Sub

このマクロを実行すると、開いている文書のコメント表示がまとめてオフになります。

複数の文書を順番に処理したい場合は、ファイルを開く処理と組み合わせて応用することも可能です。

コメントを一括削除するマクロ

表示を消すだけでなく、コメント自体を完全に削除したい場合は、以下のようなマクロが役立ちます。

Sub DeleteAllComments()
    Dim cmt As Comment
    For Each cmt In ActiveDocument.Comments
        cmt.Delete
    Next cmt
End Sub

このマクロは、文書内に存在するすべてのコメントをループ処理で順番に削除していく仕組みです。

ただし、コメントを削除すると元に戻すのが難しくなるため、実行前に必ずファイルのバックアップを取っておくことをおすすめします。

特に社外に提出する最終版のファイルを作成する前に、このマクロで一気にコメントを削除しておくと、うっかりコメントが残ったまま送付してしまう事故を防げます。

【VBAマクロを使えば、ShowCommentsプロパティで表示のオン・オフを、Commentsコレクションのループ処理で完全削除を、それぞれ一括で行える。削除系のマクロを使う前は必ずバックアップを取る】

 

コメントが非表示にできない場合に確認したいポイント

ここまで紹介した方法を試してもコメントが消えない場合は、いくつか別の原因が考えられます。

まず、変更履歴の記録がオンになったままだと、コメントと変更履歴が混在して表示がわかりにくくなることがあります。

校閲タブの「変更履歴の記録」がオンになっていないか、あわせて確認してみましょう。

また、共有フォルダやクラウド上のファイルを複数人で同時編集している場合、他の人の表示設定が影響しているように見えることもあります。

この場合は自分の端末側の表示設定であることを再確認し、必要であれば一度ファイルを閉じて開き直すと状態がリセットされることがあります。

さらに、Wordのバージョンによってメニューの名称や配置が多少異なる場合があります。

お使いのWordのバージョンに合わせて、校閲タブ周辺のボタン名を確認しながら操作を進めるとスムーズです。

 

まとめ ワードでコメントの非表示方法(PDF変換時・常に消す・右側のコメント欄)

Wordでコメントを非表示にする方法をまとめると、次のとおりです。

・右側のコメント欄を非表示にする方法:コメント欄右上の「×」ボタンをクリックして閉じる、または表示方法を一覧に切り替える

・常に非表示にする方法:校閲タブの「コメントの表示」をオフにする

・PDF変換時にコメントを非表示にする方法:エクスポート時のオプション画面で「コメントおよびインクを含める」のチェックを外す

・印刷時にコメントを非表示にする方法:印刷画面の設定で「文書を印刷」に切り替える

これらの設定は、それぞれ独立して機能するため、目的に応じて必要な方法だけを選んで使うことができます。

画面上だけすっきりさせたいのか、印刷結果からコメントを除きたいのか、それとも配布用のPDFからコメントを取り除きたいのかによって、確認すべき設定箇所が異なる点を覚えておきましょう。

大量のコメントを扱う場合は、VBAマクロを活用することで作業時間を大幅に短縮できるかもしれません。

ただし、コメントの削除は元に戻しにくい操作であるため、実行前のバックアップだけは忘れずに行ってください。

それぞれの方法の違いを正しく理解して、状況に合わせてコメントの表示を上手にコントロールしていきましょう。

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