Windows11を使っていると、突然タスクバーが反応しなくなることがあります。
たとえば「右クリックができない」「音量やアイコンが動かない」「Windowsキーが無反応」といった症状です。
本記事では、タスクバーが反応しない原因を3つのケースに分け、それぞれの原因と対処法を解説します。
タスクバーが反応しない原因や直し方1【右クリックが効かないのはなぜ?】
右クリックが効かなくなる原因としては、エクスプローラー(Explorer.exe)の一時的なフリーズ、Windowsシェルの読み込みエラー、マウス拡張ツールなどの競合が考えられます。
【ステップ1】タスクマネージャーを開き、エクスプローラーを再起動
Ctrl + Shift + Esc を押してタスクマネージャーを開きます。

1. タスクマネージャーが開いたら、上部の「プロセス」タブを選択します。
2. 一覧から「エクスプローラー」(または「Windows Explorer」)を探します。

3. 「エクスプローラー」を右クリックして「再起動」を選択します。

⚠️ •エクスプローラーを再起動すると、タスクバーやデスクトップアイコンが一時的に消えますが、すぐに自動で再表示されます。
•開いていたフォルダーウィンドウは閉じられる場合があります。
この操作は、エクスプローラーの動作が不安定なときや、タスクバーが反応しないときなどに有効です。
【ステップ2】クリーンブートの実施
1. Windowsキー + R で「ファイル名を指定して実行」を開き、「msconfig」と入力し、OKボタンをクリックします。

2. システム構成の「スタートアップ」タブを開き、すべての項目を無効にして再起動します。

【ステップ3】システムファイルの修復
. 管理者権限でコマンドプロンプトを開き、「sfc /scannow」と入力します。

↓

タスクバーが反応しない原因や直し方2【アイコン・音量が動かないのはなぜ?】
タスクバー上のアイコンや音量が動かない場合は、通知領域のプロセス停止、Windows Audioサービスの不具合、ドライバの破損が原因と考えられます。
【ステップ1】通知領域の再読み込み
1. タスクマネージャーでエクスプローラーを再起動(前項と同様)
【ステップ2】Windows Audioサービスの再起動
1. Windowsキー + R で「services.msc」と入力してサービス一覧を開きます。

2. 「Windows Audio」を右クリックして「再起動」を選びます。

タスクバーが反応しない原因や直し方3 【Windowsキーが反応しないのはなぜ?】
Windowsキーが効かない場合、ゲームモードや一部アプリによる無効化、レジストリ設定、ドライバの不具合などが原因になります。
【ステップ1】レジストリの修正
1. Windowsキー + R →「regedit」と入力してレジストリエディタを起


2. 「Keyboard Layout」内にある「Scancode Map」エントリを削除し、PCを再起動
Scancode Mapの場所:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layout




まとめ タスクバーが反応しない原因と直し方
タスクバーの不具合は、症状によって原因と対処法が異なります。
まずは基本の再起動やシステムチェックを行い、問題が解決しない場合はレジストリやサービス設定まで確認しましょう。


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