この記事では、Windows11のパソコンで「のぞき見防止」を設定する方法と、設定が表示されない場合の原因や対処法をわかりやすく解説します。
ポイントは以下の通りです。
・カラーフィルター機能で画面を暗く設定する。
・スクリーンセーバー機能で離席中などに画面を表示させない。
・パソコンの機種が機能に非対応だったりWindows Update未実施だったりする場合、のぞき見防止設定ができないことがある。
それでは詳しく確認していきましょう。
パソコン画面ののぞき見防止の設定が表示されない原因と対策1 【カラーフィルター機能】
まずは「Windowsのカラーフィルター機能」からご紹介します。

Windowsキーを押します。

「設定」を選びます。

「アクセシビリティ」を選び、「カラーフィルター」を選びます。

「カラーフィルター」をオンにします。
Windows11では、メーカーによっては「プライバシーフィルター機能」が内蔵されている場合があります。
たとえばHPやLenovoの一部モデルには、FnキーとF2などのショートカットで画面の視野角を狭める機能があります。
この機能をオンにすると、正面以外からのぞき見しても画面が暗く見え、内容が読み取れません。
パソコン画面ののぞき見防止の設定が表示されない原因と対策2【スクリーンセーバー機能】
次に、「スクリーンセーバー」を使った方法をご説明します。
スクリーンセーバーは、本来は画面焼けを防ぐための機能ですが、Windows11では「再開時にログオン画面に戻る」設定と組み合わせることで、のぞき見防止にも役立ちます。
設定手順

デスクトップで右クリックして「個人用設定」をクリックします。

左メニューから「ロック画面」をクリックします。
「スクリーンセーバー」をクリックします。

スクリーンセーバーの種類(バブルやブランクなど)を選びます。

待機時間(例:1分) を入力します。
こうすることで、一定時間操作がないとスクリーンセーバーが起動します。
スクリーンセーバーを使うと画面全体がアニメーションや黒画面に変わるため、視覚的に「離席中」であることが周囲にも分かりやすいというメリットがあります。
パソコン画面ののぞき見防止の設定が表示されない原因と対策3【機種が機能に非対応】
ここからは、「設定がそもそも表示されない」「うまく動作しない」といったトラブルについて解説します。
設定が表示されない原因としては、大きく3つ考えられます。
・パソコンの機種が機能に非対応
すべてのPCに内蔵されているわけではありません。HPやLenovoのビジネスモデルに搭載されることが多いですが、家庭向けモデルには付いていない場合があります。
・Windows Update未実施

Windowsキーを押します。

「設定」を選びます。

「Windows Update」を選択し、最新の状態か確認する。
OSのアップデートが遅れていると、対応機能が表示されないケースもあります。まずは最新状態にしてから再度確認しましょう。
・個別でドライバーやソフトを更新する
グラフィックドライバーやメーカー独自のユーティリティソフトが古いと、設定が出てこないことがあります。
個別にドライバーやソフトを更新したい場合は以下の手順に沿って最新版にしましょう。

Windowsキーで右クリックする。

デバイスマネージャーを選択する。

目的のデバイスの左側にある [>] をクリックします。
表示されたデバイスから、更新したいデバイスを右クリックし、「ドライバーの更新」をクリックします。
これらを確認しても出てこない場合は、やはり外付けののぞき見防止フィルターを利用するのが現実的な対策です。
まとめ Windows11で画面のぞき見防止のやり方と直し方
ここまで、Windows11で画面のぞき見防止のやり方と直し方について確認してきました。
安心して作業できる環境を整えることは、生産性やプライバシー保護の面でもとても重要です。
ぜひ自分のPCに合った方法を選び、のぞき見から大切な情報を守りましょう。


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