Windows11に標準搭載されている「拡大鏡」機能は、視認性が低下したときに画面の一部分を拡大して表示できる便利な支援ツールです。
視力に不安がある場合や、小さな文字を見やすくしたいときに活用できます。
しかし、思いがけず起動してしまい「どうやって消すの？」と戸惑う場面も少なくありません。
この記事では、拡大鏡の起動方法、表示モードの使い分け、ショートカットキーの活用法、そして解除手順までを、初めての方でも理解しやすいように詳しく解説します。
パソコンの拡大鏡の設定方法やショートカット【表示がない時：一部も可能か】
Windows11の拡大鏡は、3つの異なる表示モードを切り替えて使用することが可能です。
必要に応じて、画面全体または一部分だけを拡大することができ、柔軟な使い方ができます。
ここでは、拡大鏡の基本設定とショートカット操作について解説します。
■ 拡大鏡の起動方法
● ショートカットキーを使ってすばやく起動
「Windowsキー + ＋（プラス）」を押すと、拡大鏡が即時に起動し、画面が拡大表示されます。
シンプルな操作で誰でもすぐに利用可能です。
● 設定から手動で有効化する方法
「Windowsキー + I」で設定を開き、「アクセシビリティ」を選択。
一覧から「拡大鏡」をクリック。
示されたスイッチを「オン」にすれば、機能が有効になります。
■ 拡大鏡の表示モードの種類
拡大鏡には、使用目的に応じて以下の3タイプの表示方法があります。
• 全画面表示モード：画面全体が拡大され、システム全体を大きく表示
• レンズモード：カーソル付近だけが拡大される、ルーペのような動作
• 固定モード：画面上部に固定されたスペース内だけを拡大
文字やアイコンなどをピンポイントで拡大したいときには、「レンズモード」が非常に便利です。
パソコンの拡大鏡を増やす方法
拡大鏡の倍率を高めたり下げたりするには、以下の操作を行います。
• 倍率を上げる：「Windowsキー + ＋（プラス）」
• 倍率を下げる：「Windowsキー + −（マイナス）」
• 設定での細かい調整：「アクセシビリティ」→「拡大鏡」→「拡大レベル」で、50％単位などのきめ細かな変更が可能です。
たとえば50％に設定すると、100％→150％→200％といった段階的な調整ができます。
パソコンの拡大鏡の解除方法
不要になった場合は、次の方法で簡単にオフにすることができます。
解除前の画面：
ショートカットで終了する：「Windowsキー + Esc」を押すと、即座に拡大鏡が終了します。
拡大鏡のスイッチがオンからオフに切り替わり、拡大鏡パネルの表示が消えます。
設定からオフにする：「アクセシビリティ」→「拡大鏡」→ スイッチをオフに変更すると、拡大鏡パネルも消えます。
オフになると同時に、拡大鏡パネルの表示が消えます。
また、拡大鏡の画面右上の「×」ボタンでも終了可能です。
まとめ Windows11で拡大鏡の画面拡大のショートカット（増やす：画面の一部を：見にくい）等の設定方法
Windows11の拡大鏡は、視認性の向上に大きく役立つアクセシビリティ機能です。
小さなフォントが読みにくいときや、作業中に一部の画面を拡大したいときに重宝します。
最後にポイントを振り返りましょう。
【起動方法】
• ショートカットキー：「Windowsキー + ＋（プラス）」
• 設定画面から：「設定」→「アクセシビリティ」→「拡大鏡」
【操作方法】
• 拡大：「Windowsキー + +」
• 縮小：「Windowsキー + -」
• 画面の一部のみ拡大：レンズモードや固定を使用
【解除方法】
• ショートカットで終了：「Windowsキー + Esc」
• 拡大鏡パネルの「×」ボタン
• 設定でスイッチを「オフ」に
拡大鏡の3つの表示形式（固定・全画面・レンズ）をうまく使い分けることで、自分に合った快適な画面操作が実現します。とくに「レンズモード」は一部だけをピンポイントで拡大できるため、作業効率もアップします。今後の作業にぜひ役立ててください。
固定モード
全画面モード
レンズモード
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