ここでは、Windows11で充電を80%に制限する方法を、初心者でもわかるように解説します。
具体的には、以下の方法を紹介しています。
・ フリーソフトを使う方法（Battery Limiterなど）
・ BIOSで設定する方法（一部のPCで可能）
それでは詳しく確認していきましょう。
パソコンで充電を80%設定に制限する方法1 【標準で付いている機能を使う】
まずは、パソコン本体に標準で用意されている機能を使う方法です。
メーカーによって機能名や設定画面が異なりますが、多くのPCに「バッテリー寿命を延ばす設定」が用意されています。
Dynabookを例として説明します。
Windowsキーを押します。
「すべて」をクリックします。
「＃」をクリックします。
「D」をクリックします。
「dynabook セッティング」をクリックします。
「ecoユーティリティ」をクリックします。
下へスクロールし、「80%充電モード」をクリックします。
このように、dynabookでは「バッテリー充電モード」があり、最大80%まで充電を制御できます。NECやLenovoでは「バッテリ保護モード」、ASUSでは「Battery Health Charging」といった名前で同様の機能があります。
一度設定すれば、自動的に充電が80%で止まるため手間がかかりません。メーカーの専用アプリを探してみるのが最初の一歩です。
パソコンで充電を80%設定に制限する方法2 【フリーソフトを使う】
もしPCに標準機能がない場合は、フリーソフトや専用アプリを使う方法があります。
代表的なのは「Battery Limiter」や「Smarter Battery」といったツールです。これらをインストールすると、バッテリーが80%に達したタイミングで通知音やポップアップで知らせてくれます。
ただし、この方法は「完全に自動で充電を止める」のではなく、ユーザーが電源コードを抜く必要がある場合もあります。
便利さではメーカー標準機能に劣りますが、無料で導入できるのは大きなメリットです。
パソコンで充電を80%設定に制限する方法３【BIOS設定をする】
最後は「BIOS設定」を使う方法です。少し上級者向けですが、メーカーによってはBIOS画面からバッテリー充電上限を設定できる場合があります。
BIOSへの入り方を説明します。
Windowsキーを押します。
「設定」をクリックします。
「システム」をクリックします。
「回復」をクリックします。
「PCの起動をカスタマイズします」の「今すぐ再起動」をクリックします。
BIOSに入り「Power Management」や「Battery Health」などの項目を確認すると、80%や85%に充電を制御するオプションが見つかることがあります。
この設定をオンにすれば、Windowsを操作しなくても常に80%で制御されます。
ただし、BIOS画面は慣れていないと少し難しいため、初心者は無理に触らず、メーカーのサポートサイトを確認するのがおすすめです。
まとめ win11PCで充電を80%設定（アプリやフリーソフト：dynabookやhpやnec等）する方法
ここまで紹介したように、Windows11で充電を80%に制限する方法は大きく3つあります。
初心者の方には、まずはメーカーの標準アプリを探して使うことをおすすめします。
それが難しい場合は、フリーソフトを補助的に利用するとよいでしょう。
バッテリーを100%まで繰り返し充電すると劣化が早まりますが、80%程度で制御すれば寿命を長く保つことができます。
長く安心してPCを使いたい方は、ぜひ一度設定を見直してみてください。
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