【Windows11】パソコンのフォルダアイコンの変更方法（出てこない・できない原因と直し方も：ダウンロード：画像や場所は？フリーソフトも）

Windows11で毎日使うフォルダを、自分好みのアイコンに変更できたら便利だと思ったことはありませんか。

仕事用、趣味用、家族用など、フォルダの種類によってアイコンを変えれば、一目で区別できるようになります。

この記事では【Windows11】パソコンのフォルダアイコンの変更方法（出てこない・できない原因と直し方も：ダウンロード：画像や場所は？フリーソフトも）について解説していきます。

ポイントは

です。

それでは詳しく見ていきましょう。

 

 

Windowsの標準機能でフォルダアイコンを変更する方法

Windows11には、フォルダアイコンを変更する機能が標準で搭載されています。

特別なソフトをインストールしなくても、フォルダのプロパティから簡単にアイコンを変更できます。

まずは基本的な変更方法を確認していきましょう。

フォルダアイコンの変更手順

アイコンを変更したいフォルダを右クリックして「プロパティ」を選択します。

プロパティウィンドウが開いたら、「カスタマイズ」タブをクリックしましょう。

「カスタマイズ」タブの下部にある「アイコンの変更」ボタンをクリックします。

「アイコンの変更」ウィンドウが開き、Windowsに標準搭載されているアイコンの一覧が表示されます。

この中から好きなアイコンを選択して「OK」をクリックします。

プロパティウィンドウに戻ったら、再度「OK」をクリックすれば、フォルダのアイコンが変更されます。

変更後、エクスプローラーでフォルダを確認すると、新しいアイコンが適用されているはずです。

元のアイコンに戻したい場合は、同じ手順で「既定値に戻す」ボタンをクリックすれば、標準の黄色いフォルダアイコンに戻ります。

 

 

Windows標準アイコンの種類

Windows11に標準搭載されているアイコンには、様々な種類があります。

フォルダ、ドキュメント、音楽、画像、ビデオなどを表すアイコンや、各種記号、色違いのフォルダなどが用意されています。

ただし、標準アイコンはシステム的なデザインが多く、バリエーションが限られているため、より個性的なアイコンを使いたい場合はカスタムアイコンをダウンロードする必要があります。

標準アイコンは「C:\Windows\System32\shell32.dll」「C:\Windows\System32\imageres.dll」などのシステムファイルに格納されています。

「アイコンの変更」画面で「参照」ボタンをクリックし、これらのファイルを直接指定すると、さらに多くのアイコンを選択できます。

【ポイント：フォルダを右クリック→プロパティ→カスタマイズタブ→アイコンの変更で簡単に変更できる】

カスタムアイコンをダウンロードして設定する方法

Windows標準のアイコンでは物足りない場合、インターネットから無料のアイコンをダウンロードして使用できます。

アイコンファイルの形式は「.ico」または「.png」が一般的で、多くの無料サイトから入手可能です。

自分好みのデザインでフォルダを個性的にカスタマイズしていきましょう。

無料アイコンのダウンロードサイト

フリーで使えるアイコンを配布している主なサイトをいくつか紹介します。

・ICOOON MONO：日本語対応で、シンプルなモノクロアイコンが豊富

・Flaticon：世界最大級のアイコン配布サイトで、様々なスタイルのアイコンが揃っている

・Icon Archive：カテゴリ別に整理された大量のアイコンセット

・Icons8：カラフルで現代的なデザインのアイコンが多数

これらのサイトから、好きなアイコンを検索してダウンロードします。

ダウンロード時は「.ico」形式を選択するのがおすすめです。

.ico形式であれば、そのままWindows11で使用できます。

.png形式の場合は、オンライン変換サイトで.ico形式に変換するか、後述するフリーソフトを使用する必要があります。

ダウンロードしたアイコンの保存場所

ダウンロードしたアイコンファイルは、わかりやすい場所に保存しておくことをおすすめします。

例えば、「C:\Users\ユーザー名\Documents\Icons」のような専用フォルダを作成すると管理しやすくなります。

アイコンファイルを削除したり移動したりすると、フォルダのアイコンが表示されなくなるため、一度設定したアイコンは移動しないように注意しましょう。

デスクトップやダウンロードフォルダに保存すると、誤って削除してしまう可能性があるため、専用のフォルダを作成して保管することが重要です。

カスタムアイコンの設定方法

ダウンロードしたアイコンファイルを使ってフォルダアイコンを変更する手順は、標準アイコンと同様です。

フォルダを右クリックして「プロパティ」→「カスタマイズ」タブ→「アイコンの変更」と進みます。

「アイコンの変更」ウィンドウが開いたら、「参照」ボタンをクリックします。

 

ファイル選択ダイアログが開くので、先ほど保存したアイコンファイル（.ico）を選択して「開く」をクリックします。

選択したアイコンが表示されるので、「OK」をクリックしてプロパティウィンドウでも「OK」をクリックすれば、カスタムアイコンが適用されます。

.png形式の画像をアイコンとして使いたい場合は、オンライン変換ツール（例：convertico.comなど）でpngファイルをicoファイルに変換してから使用します。

変換サイトにアクセスし、pngファイルをアップロードして「変換」をクリックすれば、icoファイルがダウンロードできます。

【ポイント：無料サイトからicoファイルをダウンロードし、専用フォルダに保存してから参照で指定すれば適用できる】

 

 

フォルダアイコンが変更できない・出てこない原因と対処法

フォルダアイコンを変更しようとしたときに、うまくいかないことがあります。

「カスタマイズ」タブが表示されない、アイコンが反映されない、選択したアイコンが表示されないなどの問題が発生する場合があります。

よくある原因と対処法を確認していきましょう。

 

「カスタマイズ」タブが表示されない場合

フォルダのプロパティを開いても「カスタマイズ」タブが表示されない場合があります。

これは、特定のシステムフォルダや特別なフォルダでは、アイコン変更が制限されているためです。

例えば、「C:\Windows」「C:\Program Files」などのシステムフォルダや、「ドキュメント」「ピクチャ」などの特殊フォルダでは、カスタマイズタブが表示されないことがあります。

対処法として、自分で作成した通常のフォルダであれば問題なくカスタマイズできるため、変更したいのがシステムフォルダの場合は、別の場所に新しくフォルダを作成してアイコンを変更しましょう。

また、ネットワーク上の共有フォルダや外付けドライブのフォルダでも、カスタマイズタブが表示されない場合があります。

この場合も、ローカルドライブ（Cドライブ）に作成したフォルダであれば変更可能です。

 

アイコンが反映されない・表示されない場合

アイコンを変更したのに、エクスプローラーで見ると元のままになっている場合があります。

これは、Windowsのアイコンキャッシュが古い状態で残っているためです。

対処法として、まずエクスプローラーを再起動してみましょう。

タスクマネージャーを開き（Ctrl+Shift+Esc）、「プロセス」タブで「エクスプローラー」を右クリックして「再起動」を選択します。

 

それでも反映されない場合は、PCを再起動すると解決することが多いです。

再起動により、アイコンキャッシュがリセットされ、新しいアイコンが正しく表示されるようになります。

また、アイコンファイルのパスが間違っている場合も表示されません。

アイコンファイルを移動または削除していないか確認し、正しい場所に保存されているか確認しましょう。

 

複数のフォルダに同じアイコンを一括設定

複数のフォルダに同じアイコンを適用したい場合、一つずつ設定するのは手間がかかります。

残念ながらWindows標準機能では一括設定ができないため、フリーソフトを使用する方法があります。

「Folder Marker」というフリーソフトを使えば、複数のフォルダを選択してまとめてアイコンを変更できます。

公式サイトからダウンロードしてインストールすると、エクスプローラーの右クリックメニューに「Mark Folder」という項目が追加されます。

複数のフォルダをCtrlキーを押しながら選択し、右クリックして「Mark Folder」から好きなアイコンを選べば、一括で変更できます。

ただし、無料版では機能が制限されているため、より高度な機能を使いたい場合は有料版の購入を検討する必要があります。

 

アイコンファイルの形式の問題

.icoファイル以外の形式（jpg、pngなど）を指定しようとすると、アイコンとして認識されないことがあります。

Windowsのフォルダアイコンは基本的に.ico形式である必要があるため、他の画像形式を使いたい場合は事前に変換しておきましょう。

オンライン変換ツールを使えば、数秒で変換できます。

また、アイコンファイルのサイズが大きすぎる場合も問題が発生することがあります。

アイコンは通常16×16、32×32、48×48ピクセル程度のサイズが標準的なため、極端に大きなファイルは避けることをおすすめします。

【ポイント：カスタマイズタブが出ない場合はシステムフォルダ以外で試し、反映されない場合はエクスプローラー再起動またはPC再起動で解決】

 

 

まとめ　Win11パソコンでフォルダアイコンを変更する方法

Windows11でフォルダアイコンを変更する方法をまとめると、標準機能では右クリック→プロパティ→カスタマイズタブ→アイコンの変更で簡単に変更でき、カスタムアイコンは無料サイトからicoファイルをダウンロードして参照で指定すれば適用できます。

カスタマイズタブが表示されない場合はシステムフォルダ以外で試し、アイコンが反映されない場合はエクスプローラー再起動またはPC再起動で解決します。

複数フォルダに一括設定する場合はFolder Markerなどのフリーソフトを活用し、アイコンファイルは専用フォルダに保存して移動しないよう管理しましょう。

自分好みのアイコンでフォルダをカスタマイズして、より使いやすいPC環境を構築していきましょう。