現在ではグローバル化が加速しているため、その基準となる言語の「英語」のニーズがさらに高まりつつあります。
ただ、英語の発音(カタカナの読み方)や意味を理解することはなかなか難しく、特に似たようなものではさらに理解が困難です。
そのため適切に各単語の意味・発音について理解しておくとよく、中でもここでは「wanderの意味や読み方や覚え方は?wonderとの違いは?wander aroundやwander offなど熟語」などについて、例文を交えて解説していきます。
wanderの意味や発音(読み方:カタカナなど)は?【歩き回る・さまよう】
それでは以下にて「wander」という英単語の意味や読み方についてみていきましょう。
wanderの意味は自動詞で「(ぶらぶらと)歩き回る、さまよう、迷子になる」などがあります。他動詞の場合「(~を)さまよい歩く」と訳します。
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他にもさまようという意味から派生して「横道にそれる、(思考などが)ぼんやりする」という意味で使用することもあります。
後に解説するような、wander around~やwander off~という熟語で表現されることもあります。
wander の発音を「カタカナ表記+α」で説明していくとアメリカ英語とイギリス英語の2パターンがあります。
アメリカ英語ではワンダァとなり発音表記はwάndɚです。アクセントは最初の「ワ」の位置に置きます。口を大きめに開け。前に向けて強く「ワ」と声を出しながら発音しましょう。
一方、イギリス英語はウォンダ、発音表記はwˈɔndəです。アクセントは最初の「ウォ」の位置になります。ポイントは口をあまり開けず、短く口の中で鳴らす意識で「ウォ」と発音することです。
リスニングの際には、アメリカ英語かイギリス英語であるか注意して聞いて発音してみましょう。
wander aroundの意味や読み方は?【例文付き】
このwanderを用いた熟語的な表現として1つ目にwander around~が挙げられます。
具体的にはwander aroundの後に示したい場所を入れることが基本であり、意味は(その場所を)ぶらぶら歩くなどになります。
読み方は「ワンダァ アラウンド~」となります。
例文としては
→和訳: 母はショッピングモールをぶらぶらしている。
他にも、特に理由はないけど歩いている、予定はなくぶらぶらしているだけと言いたい時にaimlesslyを付けることで、より会話に厚みを持たすことができます。
例文としては
I’ll wander around the city aimlessly
→和訳:ランチの後は何かするの?
:当てはないけど街をぶらぶら歩いてみるよ。
この熟語を理解しておくと、wanderの意味自体がおもしろく覚え易くなるのでおすすめですね。
wander off の意味や読み方は?【例文付き】
このwanderを用いた熟語的な表現として2つ目にwander off~が挙げられます。
具体的にはwander off~で使用されることが多く、意味は~外れる、迷子になるなどになります。
読み方は「ワンダァ オフ~」となります。
例文としては
→和訳: 私の上司はいつも会議中に話を脱線させる。
他にも決められたルートから外れ迷子になるときにwander offを使うと良いです。
→和訳: 子どもをあちこち道草させないように
wander aroundと併せてこの熟語を覚えることで、さらに英会話のスキルに磨きがかかるので一つひとつ覚えていきましょう。
wanderとwonderの違いや使い分けは?
なおwanderと類似の英単語にwonderというものがあり、この違いについても見ていきましょう。
・wonderは、主に「~かどうかと思う、~を知りたいと思う」など相手を誘うとき
・ほかにもwonderは、「感嘆する、驚嘆する」など美しいものに驚くとき
・一方でwanderは、「歩き回る、さまよう」
というニュアンスがあります。
例えば、~どうかを知りたいと思うといった場面では、wonderを使うことが適切です。その際は、wonder if~を使うことが基本です。謙虚に遠慮しながら相手へ質問をするといったニュアンスが込められています。
ほかにもwonderは、何かに対して驚いた場面で使用します。ただし、ポジティブなことで驚く、美しいものに感嘆した際などに表現すると認識しておくといいです。
wanderの覚え方は?
wonderと混同して覚えてしまう人は多いですが、適切に覚える場合
・日記に書いて意味の整理をするか
・熟語と併せて文章として捉えるか
・wanderとwonderを会話の中に取り込み、表現が適切かどうか聞き手に判断してもらう
のどれかがおすすめです。
まとめ
ここでは「wanderの意味や読み方や覚え方は?wonderとの違いは?wander aroundやwander offなど熟語」について解説しました。
英語には似たようなつづり、発音、意味の単語がたくさんあります。それらを一つのグループとしてまとめ、違いを理解すると頭の整理ができ、記憶にも残ります。
さまざまな英語の表現方法を身につけ、毎日の生活をもっと楽しいものにしましょう。
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