この記事では、「どんでもございません」「いえいえとんでもないです」のビジネスでの言い換え(敬語・メール)は?例文付き【上司や目上:同僚】を解説していきます。
ポイントとしては、
・そもそもの「どんでもございません」「いえいえとんでもないです」という単語の言い換え表現を知っているかどうか
・その使用シチュエーションの理解(上司や社外担当者との関係性)
です。
なお、かしこまった表現と砕けた表現の場合の言い換えパターンを紹介しますが、上司や先方のご担当者様、同僚や部下などとの関係性によって適切に使い分けることをおすすめします。
それでは詳しく見ていきましょう!
「どんでもございません」のビジネスでの言い換え(敬語・メール)の単語を複数徹底紹介!
それではまず、「どんでもございません」のビジネスでの言い換えについて解説します。
かしこまった表現の場合と少し砕けた表現の場合の言い換えの2パターンを紹介しますので、相手との関係性に応じて使い分けてください。
かしこまった表現の言い換え
・お気になさらないでください
・お構いなくよろしいかと存じます
・お気遣いいただき恐縮でございます
・ご遠慮なくおっしゃってください
・お言葉に甘えて恐縮です
・お心遣いの言葉をいただき光栄でございます
・お気持ちだけで充分でございます
・過分なお言葉をいただき身に余る思いです
・お客様にご配慮いただき感謝申し上げます
・お言葉をいただけるだけで幸いでございます
相手の立場の方がかなり高い場合、それほど親密な関係がまだ築けていない場合などにはこれらや、これらを組み合わせたものを使用するのがよいでしょう。
砕けた表現の言い換え
・気にしないでください
・そんなに気を使わなくていいですよ
・そこまでしていただかなくて大丈夫です
・遠慮なく言ってくださいね
・お客様に気を遣わせてしまってすみません
・お心遣いありがとうございます
・お気持ちだけで嬉しいです
・そんなに褒められるとはにかんでしまいます
・お客様にここまでしていただいて感激です
・そう言っていただけるだけで満足です
相手の立場があなたより低い場合や、ある程度親密な関係が構築できている場合などにはこれらや、これらを組み合わせたものを使っていくのがよいでしょう。
「どんでもございません」のビジネスでの言い換え用語を使った例文を詳しく紹介!
続いては、「どんでもございません」の言い換え用語を使った例文について解説します。
こちらも相手との関係性によって上手に使い分けていきましょう。
かしこまった表現での例文
・お忙しい中お時間をいただき恐縮です。今回のご相談についてはお気になさらないでください。
・資料のお届けが遅れてしまい申し訳ございません。お客様におかれましてはお構いなくよろしいかと存じます。
・お忙しい中わざわざお越しいただき、お気遣いいただき恐縮でございます。
・どうぞご遠慮なくご要望をおっしゃってください。できる限りご対応させていただきます。
・お忙しい中このようなお時間をいただき、お言葉に甘えて恐縮です。
・プロジェクトへのお誘いをいただき、お心遣いの言葉をいただき光栄でございます。
・当方の不手際でご迷惑をおかけしました。今後は十分に注意いたします。お気持ちだけで充分でございます。
・賞をいただけるとは思っておらず、過分なお言葉をいただき身に余る思いです。
・このたびは素晴らしい商品をご用意いただきありがとうございました。お客様にご配慮いただき感謝申し上げます。
・このような機会を与えていただきありがとうございます。お言葉をいただけるだけで幸いでございます。
砕けた表現での例文
・忙しいところ時間をとらせてごめんなさい。今回のことは気にしないでください。
・資料が遅れてごめんなさい。そんなに気を使わなくていいですよ。
・わざわざ来ていただいて申し訳ありません。そこまでしていただかなくて大丈夫です。
・遠慮せずに言ってくださいね。できるだけ対応しますから。
・忙しい時に時間をいただいてしまってすみません。お客様に気を遣わせてしまってすみません。
・プロジェクトに誘っていただいてありがとうございます。お心遣いありがとうございます。
・うちのミスでご迷惑をおかけしました。これからは気を付けます。お気持ちだけで嬉しいです。
・まさか賞をもらえるとは思っていなかったので、そんなに褒められるとはにかんでしまいます。
・今回は素敵な商品をご用意いただきありがとうございました。お客様にここまでしていただいて感激です。
・このようなチャンスをいただきありがとうございます。そう言っていただけるだけで満足です。
上記のように、相手があなたの同僚や部下の場合などに使うのがよいでしょう。
「いえいえとんでもないです」のビジネスでの言い換え(敬語・メール)の単語を複数徹底紹介!
次に、「いえいえとんでもないです」のビジネスでの言い換えについて解説します。
かしこまった表現の場合と少し砕けた表現の場合の言い換えの2パターンを紹介しますので、相手との関係性に応じて使い分けてください。
かしこまった表現への言い換え
・おっしゃっていただき恐縮至極でございます
・お褒めのお言葉をいただき身に余る光栄でございます
・そのようなお言葉をいただき痛み入ります
・お気遣いいただきありがとうございます
・お心遣いいただき感謝申し上げます
・過分なお言葉をかけていただき恐縮でございます
・お客様にそこまでお気遣いいただき感激いたしております
・お言葉をいただきましたことに感謝申し上げます
・そのようなお言葉を頂戴し、面映ゆい思いでいっぱいでございます
・お世辞ともおっしゃっていただき、身の引き締まる思いでございます
相手の立場の方がかなり高い場合、それほど親密な関係がまだ築けていない場合などにはこれらや、これらを組み合わせたものを使用するのがよいでしょう。
砕けた表現での言い換え
・そんなに言われると恥ずかしいです
・お褒めの言葉をいただいて光栄です
・そんなことを言われるとつい照れてしまいます
・気遣っていただいてありがとうございます
・心遣いをしていただき感謝します
・そこまで褒められると恐縮してしまいます
・お客様にそこまでしていただいて感動しています
・そんな風に言っていただけるとは思いませんでした
・そんなお言葉をいただいて感無量です
・お世辞だと思いますが、身が引き締まる思いです
相手の立場があなたより低い場合や、ある程度親密な関係が構築できている場合などにはこれらや、これらを組み合わせたものを使っていくのがよいでしょう。
「いえいえとんでもないです」のビジネスでの言い換え用語を使った例文を詳しく紹介!
最後に、「いえいえとんでもないです」の言い換え用語を使った例文について解説します。
こちらも相手との関係性によって上手に使い分けていきましょう。
かしこまった表現の例文
・素晴らしい出来栄えだとおっしゃっていただき恐縮至極でございます。
・営業成績を評価していただき、お褒めのお言葉をいただき身に余る光栄でございます。
・担当者の対応がよかったとそのようなお言葉をいただき痛み入ります。
・お忙しい中お越しいただきましてお気遣いいただきありがとうございます。
・お客様のニーズを理解して提案したことを評価していただき、お心遣いいただき感謝申し上げます。
・新製品を絶賛していただき、過分なお言葉をかけていただき恐縮でございます。
・クレームにも関わらずこのようなお言葉をいただき、お客様にそこまでお気遣いいただき感激いたしております。
・想定以上の成果が出せたとお言葉をいただきましたことに感謝申し上げます。
・プレゼンテーションが素晴らしかったとそのようなお言葉を頂戴し、面映ゆい思いでいっぱいでございます。
・これからも期待しているとお世辞ともおっしゃっていただき、身の引き締まる思いでございます。
砕けた表現の例文
・すごくよくできていると言われると恥ずかしいです。
・営業成績を褒めていただいて光栄です。
・担当者の対応を褒めていただくとつい照れてしまいます。
・お忙しいのにわざわざ来ていただいて気遣っていただいてありがとうございます。
・お客様のニーズに合った提案だったと評価していただき、心遣いをしていただき感謝します。
・新製品をそこまで褒めていただくと恐縮してしまいます。
・クレームがあったにも関わらずこんなお言葉をいただいて、お客様にそこまでしていただいて感動しています。
・ここまでの成果が出せるとは思っていなかったので、そんな風に言っていただけるとは思いませんでした。
・プレゼンが素晴らしかったと言っていただけて感無量です。
・これからも期待するなんてお世辞だと思いますが、身が引き締まる思いです。
上記のように、相手があなたの同僚や部下の場合などに使うのがよいでしょう。
まとめ「いえいえとんでもないです」の敬語は?ビジネスメールや表現・例文付き【上司や目上:同僚】
この記事では、「どんでもございません」「いえいえとんでもないです」の敬語は?ビジネスメールや表現・例文付き【上司や目上:同僚】について確認しました。
敬語をマスターしてさらに快適なビジネスライフを送っていきましょう!
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