たくさんの漢字を見ていると、その形状はわかるものの意味・読み方・書き方などがわからずに苦労することがありますよね。
このわかりそうでわからない漢字の代表として「てへんに出(拙)」と書くものがありますが、あなたはこの漢字の詳細を理解していますか。
ここでは、このてへんに出(拙)の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説していきますので、参考にしてみてください。
てへんに出(拙)の漢字の意味や読み方は?
それではまずてへんに出の漢字(拙)の意味や読み方について見ていきましょう。
手へんに出(拙)という漢字の読み方ですが、音読みは「セツ」、訓読みは「つたな(い)」「まず(い)」と読みます。
てへんに出(拙)という漢字は常用漢字に定められていますが、「セツ」は中学校で習う読みのレベルの漢字ですので、読める方も多いでしょう。
訓読みの「つたな(い)」という読み方ですが、漢字の意味と併せて覚えておくと分かりやすいですので、説明していきます。
まず、このてへんに出(拙)の漢字の左側のへんのて(扌)は、いわゆる「手」を意味しています。確かに3本指を広げたものが手編にも見えますね!
なお、出るの部分もそのまま「出る、はみ出る」などを意味しています。
これら併さり「手編に出る」の意味は手からはみ出る → つたないとなったといえるでしょう。
てへんに出(拙)の漢字の部首や画数は?
てへんに出(拙)の漢字の部首や画数が知りたい人もいるでしょう。てへんに出(拙)の部首は「てへん」であり、画数は「8画」です。
※
てへんに出(拙)の書き方や書き順は?
また、てへんに出(拙)の書き方(書き順)についても見ていきましょう。てへんに出(拙)の漢字の書き順は以下の通りです。
てへんに出(拙)の1画目はてへんの左側にある一本目の横棒の部分から始まります。
2画目はてへんの1画目に垂直の縦棒です。
3画目はてへん一番下の横棒です。左下から右上にやや斜めに書きます。
4画目は「出」の中央垂直の縦棒です。
5画目は「出」の左側一番上の縦棒です。終点より続けて右へ横棒を書きます。
6画目は「出」の右側一番上の縦棒です。
7画目は「出」の左側二番目の縦棒です。終点より続けて右へ横棒を書きます。
8画目は「出」の右側二番目の縦棒です。
これらがてへんに出(拙)の書き方です。
てへんに出(拙)の熟語は?
さらには、てへんに出(拙)を用いた熟語についても確認していきましょう。
てへんに出(拙)を使った熟語は
・稚拙(ちせつ)
などがあげられます。
各々の意味や読み方などについては別途こちらで解説していますので、参考にしてみてください。
まとめ てへんに出(拙)の読み方や意味や部首や画数や熟語や書き方や異体字は?
ここでは、てへんに出(拙)の漢字の意味や読み方や書き方や部首や画数や熟語や異体字は?について解説しました。
漢字はややこしいものが多いため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな漢字を学び、日々の生活に役立てていきましょう。
コメント