エクセルはデータ解析・管理を行うツールとして非常に機能が高く、上手く使いこなせると業務を大幅に効率化できるため、その扱いに慣れておくといいです。
ただ機能が充実しているあまり初心者にとっては処理方法がよくわからないことも多いといえます。
例えばエクセルにて対数(logやln)のグラフを作成するにはどのように処理をするといいのか理解していますか。
ここではエクセルにて常用対数(log10)や自然対数(ln)のグラフを表示する方法を解説していきます。
エクセルにて常用対数(log10)のグラフを作成する方法
それでは以下のサンプルデータを用いて、エクセルにて常用対数(log10)のグラフを作成する方法について確認していきます。
なお対数計算は以下にて解説しているため参考にしてみてください。

ここでデータ範囲を選び(ラベルごと)、散布図(平滑線とマーカー)にて常用対数のグラフを表示させていきます。散布図にはプロットのみの表示等もあるので状況に応じて使い分けてください。
これだけで常用対数のグラフを作成することができるのです。
後はx軸を整えたり、タイトルを変更したりし対数のグラフの体裁を整えていきましょう。
x軸を選択し、軸の書式設定、棒のマーク、軸のオプション、最大値と選び、100000と指定してみます。
他にもx軸ラベル、y軸ラベルを作成するなどあなたの好みの常用対数のグラフにしていくといいです。
エクセルにて自然対数(ln)のグラフを作成する方法
続いて以下のサンプルデータを用いて、エクセルにて自然対数(ln)のグラフを作成する方法について確認していきます。
なお自然対数の計算についても上と同様のリンクの以下にて解説しているため参考にしてみてください。

上と同様にここですべてのデータ範囲を選び(ラベルごと)、散布図(平滑線とマーカー)にて自然対数(ln)のグラフを表示させていきます。
これだけで自然対数lnのグラフを作成することができるのです。
後はx軸を整えたり、タイトルを変更したりし対数のグラフの体裁を整えていきましょう。
x軸を選択し、軸の書式設定、棒のマーク、軸のオプション、最大値と選び、50と指定してみます。
すると以下のような表示となるのです。
他にもx軸ラベル、y軸ラベルを作成するなどあなたの好みの自然対数のグラフにしていくといいです。
まとめ エクセルにて対数のグラフを作成する方法【常用対数や自然対数】
ここでは、エクセルにて常用対数や自然対数のグラフを作成する方法について確認しました。
基本的には対数計算をあらかじめ行ったデータを準備し、それを通常通りグラフ化することが大切です。
エクセルでのさまざまな処理に慣れ、日々の業務を効率化させていきましょう。
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