私達が生活している中で似た言葉に出会うことがよくあります。
ただ各々の意味を間違って理解・使用すると人前で恥をかいてしまうこともあり、多くの言葉を知っておく方が何かといいです。
中でもここでは、意味が似ている言葉として「施設と設備の違いは?機械や装置や備品や機器との違い・意味・使い分けは?」について解説していきます。
施設と設備の違い・意味・使い分けは?
それでは以下で施設と設備の違い・意味・使い分けについて確認していきます。
結論からいいますと、
・施設は「ある用途・目的を果たすために作られた建物自体」を指す場合が多く、その目的としては主に立場が弱い人への援助であることがほとんど
に対し
・設備は「ある用途・目的を果たすために建物の中に備えられた装置・機械・建物全体」を示し、その目的は非常に多岐にわたり立場が弱い人への援助以外も多くある
ことが違いといえます。
※
具体的に掘り下げて確認していきます。
施設とつく熟語を考えてみますと
・老後施設
・介護施設
・児童養護施設
などの老人、病人、子供といった自分だけの力では、困りごとがある方を対象とした建物につけられる言葉なのがわかることでしょう。
一方で設備の場合では、
・工場設備、製造設備
・住宅設備
・建築設備
などの熟語があり「工場に備わっている装置・機械・備品などの全般」「住むために必要な装置・機械・備品などの全般」などの意味で使われているのがわかりますね。
つまり、設備とは建物自体というよりもその中にある装置・機械・備品などを指す&その目的も施設とは違い幅広いわけです。
これらが施設と設備の違い・意味・使い分けです。
設備と機械の違い・意味・使い分けは?
続いて、似た言葉の設備と機械の違い・意味・使い分けについても見ていきましょう。
上ですでに設備とは「ある用途・目的を果たすために建物の中に備えられた装置・機械・建物全体」を表すことを記載しました。
つまり、設備の中の1つの項目として「機械」が当てはまるわけです。
なおこの機械とは、ものを切断したり輸送したりするものや、パソコンなどの情報を処理するものなど、英語でいうところの「machine(マシン)」に当たるもののみといえます。
設備はこの機械だけでなく、家庭用・産業用のコンセントであったり、温度・湿度を調整するエアコンなども含んでいることが違いといえます。
また設備では、対象の施設にすでに設置されたものに対して基本的に使うのに対して、機械は設置されたかどうかを問わずに使用できる用語といえます。
装置と設備の違い・意味・使い分けは?
さらには、装置と設備の違い・意味・使い分けについても確認していきます。
上にて設備は「ある用途・目的を果たすために建物の中に備えられた装置・機械・建物全体」と記載したように、装置も含んでいるのです。
また、装置の厳密な意味は上述の「機械+道具」と捉えられています。
つまり英語でいう「マシン(machine)」だけでなく「ツール(tool)」も合わせたものは装置なのです。そのため、ねじを締めるための工具などのこの装置に含まれるわけです。
さらに、上述のよう設備と装置の大きな違いとして、ある目的のための取り付けられた後のものか前のものかによっても適用が変化します。
具体的には、
・ある目的のためにすでに設置されたもの「設備」
・設置される前の単独の状態が「装置」
という違い・使い分けもあります。
設備自体に「設」という漢字を含んでいることからも予想がつくでしょう。
これらが、装置と設備の違い・意味・使い分けです。
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