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【Windows11】辞書登録の仕方や移行(ユーザー辞書が出てこない場合も)

Windows11
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パソコンで文字入力をしていて、「よく使う単語を辞書登録したい」「パソコンを買い替えたので辞書を移行したい」「ユーザー辞書の画面が見つからない」といった経験はありませんか?

この記事では【パソコン】辞書登録の仕方や移行(ユーザー辞書が出てこないも)について解説していきます。

ポイントは

・IMEアイコンから簡単に辞書登録
・ユーザー辞書ツールでエクスポート
・移行はテキストファイルで可能

です。

それでは詳しく見ていきましょう。

 

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パソコンでの辞書登録の基本的な方法

辞書登録(単語登録)とは、よく使う単語や文章を、短い読み方で呼び出せるようにする機能です。

Microsoft IMEやGoogle日本語入力などの日本語入力システムに備わっている機能で、一度登録すれば、短い入力で長い単語や文章を簡単に入力できるようになります

まずは、基本的な辞書登録の方法を確認しましょう。

 

辞書登録の基本手順

Windows11でのMicrosoft IMEを使った辞書登録の手順です。

1. タスクバー右下の「あ」または「A」のIMEアイコンを右クリック

2. 「単語の登録」を選択

3. 「単語の登録」ダイアログが開く

入力項目:

・単語:登録したい単語や文章を入力
・よみ:変換時に入力する読み方(ひらがな)
・品詞:通常は「名詞」を選択
・ユーザーコメント:任意(メモ用)

「登録」ボタンをクリックすると、辞書に登録されます。

 

辞書登録の具体例

実際に登録する例を見てみましょう。

例1:メールアドレスの登録

単語:example@gmail.com
よみ:めあど

登録後、「めあど」と入力して変換すると、「example@gmail.com」が候補に表示されます。

 

辞書登録で便利な内容

以下のような内容を登録しておくと便利です。

個人情報:

・名前、住所、電話番号
・メールアドレス
・郵便番号

仕事関連:

・会社名、部署名、肩書き
・よく使う挨拶文、お礼文
・メール署名
・専門用語、業界用語

その他:

・顔文字や記号
・難しい漢字や固有名詞
・長い文章の定型文

ただし、パスワードなど機密情報の登録は、セキュリティ上避けることをおすすめします。

【操作のポイント】
「よみ」は、他の単語と重複しない独自の読み方にすることをおすすめします。例えば、「めーる」ではなく「めあど」や「mail」など、変換候補に出にくい読み方にすると便利です。また、自分が覚えやすく、素早く入力できる読み方を設定することも重要です。

 

ユーザー辞書が出てこない場合の対処法

ユーザー辞書ツールや単語登録の画面が見つからない場合の対処法を確認しましょう。

いくつかの原因と解決方法があります。

 

IMEアイコンが表示されていない場合

タスクバーにIMEアイコンが表示されていない場合の対処法です。

対処法1:タスクバーの設定を確認

1. タスクバーの何もない部分を右クリック
2. 「タスクバーの設定」を選択

3. 「その他のシステムトレイアイコン」を開く

4. 「入力インジケーター」をオンにする

 

対処法2:設定から表示

1. Windowsキー+Iで設定を開く
2. 「個人用設定」→「タスクバー」
3. 「システムトレイアイコン」で確認

これでIMEアイコンがタスクバーに表示されます。

 

別の方法でユーザー辞書を開く

IMEアイコンから開けない場合の代替方法です。

方法1:設定から開く

1. 「設定」→「時刻と言語」→「言語と地域」
2. 「日本語」の「…」をクリック
3. 「言語のオプション」を選択
4. Microsoft IMEの「…」→「キーボードオプション」
5. 「学習と辞書」→「ユーザー辞書ツール」

方法2:直接実行

1. Windowsキー+Rキーを押す
2. 以下のコマンドを入力してEnter

ime.exe /tuadd(単語の登録)
ime.exe /tugrp(ユーザー辞書ツール)

これらの方法で、直接ユーザー辞書の画面を開くことができます。

 

Google日本語入力の場合

Google日本語入力を使用している場合の辞書登録方法です。

1. タスクバーの「あ」アイコンを右クリック
2. 「辞書ツール」を選択
3. 「追加」ボタンをクリック
4. 単語と読みを入力して「OK」

Google日本語入力では、「辞書ツール」という名称になっています。

操作方法は若干異なりますが、基本的な考え方は同じです。

 

MacやChromebookの場合

他のOSでの辞書登録方法も簡単に紹介します。

Mac(日本語IM):

1. メニューバーの「あ」アイコンをクリック
2. 「単語登録を開く」を選択
3. 単語と読みを入力して「追加」

Chromebook:

1. 設定から「言語と入力」を開く
2. 「日本語」の設定を開く
3. 「単語登録」から追加

OSによって操作は異なりますが、基本的な機能は共通しています。

【操作のポイント】
どうしてもユーザー辞書が開けない場合は、IMEが正しくインストールされているか確認しましょう。また、会社や学校のパソコンでは、セキュリティポリシーにより辞書登録機能が無効化されている場合もあります。その場合は、システム管理者に確認が必要です。

 

ユーザー辞書の編集と管理方法

登録した単語を編集したり、削除したりする方法を確認しましょう。

ユーザー辞書ツールで一括管理できます。

 

ユーザー辞書ツールの開き方

登録済みの単語を一覧表示して管理するツールです。

1. IMEアイコンを右クリック
2. 「ユーザー辞書ツール」を選択

または、「単語の登録」画面の下部にある「ユーザー辞書ツール」ボタンをクリックしても開けます。

ユーザー辞書ツールには、登録済みのすべての単語が一覧表示されます。

列は「よみ」「単語」「品詞」で構成され、検索や並び替えもできます。

 

登録済み単語の編集方法

既に登録した単語を修正する方法です。

方法1:ダブルクリックで編集

1. ユーザー辞書ツールで編集したい単語をダブルクリック
2. 「単語の変更」画面が開く
3. 「単語」「よみ」「品詞」を修正
4. 「登録」ボタンをクリック

方法2:直接編集

1. 一覧の変更したいセルをクリック
2. 内容を直接入力・修正
3. 別の行をクリックすると自動保存

どちらの方法でも編集できますが、ダブルクリックの方が確実です。

 

登録済み単語の削除方法

不要になった単語を削除する方法です。

単一の単語を削除:

1. ユーザー辞書ツールで削除したい単語を選択
2. Deleteキーを押す
3. 確認メッセージで「はい」をクリック

複数の単語を一括削除:

1. Ctrlキーを押しながら複数の単語をクリック
2. Deleteキーを押す
3. 確認メッセージで「はい」

すべて削除する場合は、Ctrl+Aで全選択してからDeleteキーを押します。

 

検索機能の活用

登録数が多い場合は、検索機能を使うと便利です。

1. ユーザー辞書ツールで「編集」→「検索」
2. または Ctrl+Fキーを押す
3. 検索したい文字列を入力
4. 該当する単語がハイライト表示される

検索機能を使えば、特定の単語を素早く見つけて編集・削除できます。

【操作のポイント】
定期的にユーザー辞書ツールを開いて、登録内容を見直すことをおすすめします。使わなくなった単語や、間違って登録した単語を削除することで、変換候補がすっきりします。特に、試しに登録したけど実際には使わなかった単語は、積極的に削除しましょう。

 

ユーザー辞書のエクスポートとバックアップ

登録した辞書をバックアップしたり、他のパソコンに移行したりする方法を確認しましょう。

非常に重要な機能です。

 

ユーザー辞書のエクスポート(出力)方法

登録済みの辞書をファイルとして保存する方法です。

1. ユーザー辞書ツールを開く
2. 「ツール」メニューから「一覧の出力」を選択

3. 保存場所を選択(デスクトップやドキュメントなど)
4. ファイル名を入力(例:ime_dictionary.txt)
5. 「保存」ボタンをクリック

これで、登録済みのすべての単語がテキストファイルとして保存されます。

ファイルの中身は、タブ区切りのテキスト形式で、以下のように記録されています。

めあど example@email.com 名詞
おせわ お世話になっております。 名詞

このファイルを保管しておけば、いつでも復元できます。

 

バックアップの推奨タイミング

以下のタイミングでバックアップを取ることをおすすめします。

定期的なバックアップ:

・月に1回程度
・多数の単語を登録した後
・重要な単語を追加した直後

パソコン環境の変更前:

・パソコンを買い替える前
・Windowsを再インストールする前
・大型アップデートの前

トラブル発生時:

・IMEの動作がおかしい時
・システムエラーが頻発する時

バックアップファイルは、外部ストレージ(USBメモリ、外付けHDDなど)やクラウドストレージ(OneDrive、Google Driveなど)に保存しておくと安全です。

 

複数のバックアップ管理

バックアップファイルは、複数保管することをおすすめします。

ファイル名に日付を入れる:

・ime_dictionary_20241101.txt
・ime_dictionary_20241201.txt

このようにすることで、いつのバックアップか分かりやすくなります。

保存先を複数用意:

・パソコン内のドキュメントフォルダ
・外付けHDDやUSBメモリ
・クラウドストレージ

万が一パソコンが故障した場合でも、複数の場所に保管しておけば安心です。

【操作のポイント】
ユーザー辞書は、長年かけて蓄積した貴重なデータです。パソコンの故障や買い替えで失うと、再登録に非常に時間がかかります。必ず定期的にバックアップを取る習慣をつけましょう。特に、パソコンを買い替える直前には、必ずエクスポートを忘れないようにしてください。

 

ユーザー辞書の移行・インポート方法

バックアップしたユーザー辞書を、新しいパソコンや別の環境に移行する方法を確認しましょう。

 

ユーザー辞書のインポート(入力)方法

保存したテキストファイルから、辞書を復元する方法です。

1. 新しいパソコンでユーザー辞書ツールを開く
2. 「ツール」メニューから「テキストファイルからの登録」を選択
3. 保存したファイル(ime_dictionary.txtなど)を選択
4. 「開く」ボタンをクリック

インポートが完了すると、「○○件の単語を登録しました」というメッセージが表示されます。

これで、以前の環境と同じ辞書が使えるようになります。

 

異なるIME間での移行

Microsoft IMEからGoogle日本語入力など、異なるIME間でも移行できます。

Microsoft IME → Google日本語入力:

1. Microsoft IMEでエクスポート
2. Google日本語入力の辞書ツールを開く
3. 「管理」→「新規辞書にインポート」
4. エクスポートしたファイルを選択

Google日本語入力 → Microsoft IME:

1. Google日本語入力でエクスポート
2. Microsoft IMEのユーザー辞書ツールで「テキストファイルからの登録」
3. エクスポートしたファイルを選択

テキストファイル形式が共通のため、基本的には相互に移行できます。

 

移行時の注意点

ユーザー辞書を移行する際の注意点です。

既存の辞書との統合:

・インポートすると、既存の辞書に追加される形になります
・同じ「よみ」で異なる単語が登録されている場合、両方が候補に表示されます
・重複を避けたい場合は、事前に既存の辞書を削除するか、ファイルを編集します

ファイル形式の確認:

・テキストファイル(.txt)形式であることを確認
・文字コードはUTF-8またはShift-JISが一般的
・各行が「よみ(タブ)単語(タブ)品詞」の形式になっている

移行後の確認:

・実際に変換して、正しく登録されているか確認
・おかしな登録がないかチェック
・必要に応じて編集や削除を行う

【操作のポイント】
パソコンを買い替えた際は、できるだけ早くユーザー辞書をインポートすることをおすすめします。後回しにすると忘れてしまい、不便な状態が続いてしまいます。新しいパソコンのセットアップ時に、最初に行う作業の一つとして組み込んでおくと良いでしょう。

 

まとめ パソコンでの辞書登録の仕方と移行(ユーザー辞書が出てこない)

パソコンでの辞書登録と移行について、重要なポイントをまとめると

・基本的な辞書登録:IMEアイコンを右クリック→「単語の登録」、単語とよみを入力して登録
・ユーザー辞書が出てこない対処:タスクバー設定で入力インジケーターをオン、設定から言語オプション、ime.exeを直接実行
・辞書の管理:ユーザー辞書ツールで一覧表示、ダブルクリックで編集、Deleteキーで削除
・エクスポート(バックアップ):ユーザー辞書ツール→「ツール」→「一覧の出力」でテキストファイル保存
・インポート(移行):ユーザー辞書ツール→「ツール」→「テキストファイルからの登録」で復元
・バックアップの重要性:パソコン買い替え前、月1回程度の定期的バックアップ、複数の場所に保存

これらの方法を理解しておけば、辞書登録を効果的に活用し、パソコンを買い替えた際もスムーズに移行できます。

特に、エクスポート機能を使った定期的なバックアップは非常に重要です。

長年かけて蓄積したユーザー辞書は、貴重な資産です。

パソコンでの辞書登録と移行の方法を正しく理解して、効率的な文字入力環境を維持していきましょう!

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