Wordやブラウザで文章を入力していると、文字の下に赤や青の波線が表示されて気になった経験はありませんか。
この波線はスペルチェックや文法チェックの機能が働いているサインで、設定を変更することで非表示にすることができます。
この記事では【パソコン】の文字の下に波線が表示される原因と消し方(Windows11・スペルチェック・文法チェック・キーボード・IME設定)について解説していきます。
ポイントは
・赤・青・緑の波線それぞれの意味と原因
・WordやブラウザでのスペルチェックをオフにするH設定方法
・IMEの設定で波線の表示をコントロールする方法
です。それでは詳しく見ていきましょう。
文字の下に表示される波線の種類と意味
文字の下に表示される波線にはいくつかの種類があり、それぞれ異なる意味を持っています。
最もよく見られる赤い波線はスペルミスや辞書に登録されていない単語を示すサインです。
英語のスペルチェックが有効になっている場合、日本語の文章中に含まれる英単語のスペルが誤っていると赤い波線が表示されます。
また日本語の文章でも、辞書に登録されていない固有名詞や略語に赤い波線が付くことがあります。
青い波線は文法上の誤りや表現の改善提案を示しており、WordやEdgeブラウザで表示されることがあります。
緑の波線はWordの古いバージョンで文法エラーを示す際に使われていましたが、新しいバージョンでは青い波線に統一されています。
紫の波線はWordのエディタ機能による文体の改善提案で、より適切な表現への言い換えを提案しています。

波線が出る主な状況とその原因
波線が表示される主な状況として、英語スペルチェックが日本語文章にも適用されているケースが多いです。
特にWordで日本語と英語が混在した文章を作成している場合、英語部分のスペルチェックが過敏に反応して多くの箇所に波線が付くことがあります。
ブラウザのフォーム入力欄でも同様の現象が起きやすく、ChromeやEdgeは入力内容をリアルタイムでチェックして波線を表示します。
IMEの変換候補を確定する前の入力中に表示される波線は、変換システムが未確定の文字列を認識していることを示すもので、確定後は消えることがほとんどです。
赤い波線はスペルミスや辞書未登録の単語、青い波線は文法の改善提案、紫の波線は文体の改善提案を示しています。波線が気になる場合は右クリックして無視するか、設定からスペルチェック自体をオフにします。
Wordのスペルチェック・文法チェックをオフにする方法
Wordで波線を非表示にするには、スペルチェックと文法チェックの設定をオフにします。
「ファイル」タブをクリックして「オプション」を選択し、「文章校正」タブを開きます。
「Wordのスペルチェックと文章校正」セクションに以下の設定項目があります。
「入力時にスペルチェックを行う」のチェックを外すと赤い波線が非表示になります。
「文書のスタイルを確認する」や「入力時に文章を自動的にチェックする」のチェックを外すと青・紫の波線が非表示になります。
「この文書のみ、スペルチェックと文章校正を行わない」にチェックを入れると、現在開いている文書だけスペルチェックを無効にできます。
全文書に対して無効にしたい場合は上部のチェックボックスを外し、特定の文書だけ無効にしたい場合は下部の文書単位の設定を使い分けましょう。

特定の単語の波線だけを消す方法
スペルチェック全体をオフにするのではなく、特定の単語だけ波線を消したい場合は右クリックメニューから操作します。
波線が表示されている単語を右クリックすると「無視」「すべて無視」「辞書に追加」などの選択肢が表示されます。
「すべて無視」を選ぶとその文書内で同じ単語に波線が表示されなくなります。
「辞書に追加」を選ぶとその単語がユーザー辞書に登録され、以降のすべての文書でその単語に波線が表示されなくなります。
固有名詞や専門用語など、正しく入力しているのに波線が出る単語は「辞書に追加」しておくと快適に作業できます。

Wordのスペルチェックは「ファイル」→「オプション」→「文章校正」からオフにできます。特定の単語だけ消したい場合は波線のある単語を右クリックして「辞書に追加」が最も効果的です。
ブラウザ(Chrome・Edge)のスペルチェックをオフにする方法
ChromeやEdgeのフォーム入力欄で波線が表示される場合は、ブラウザのスペルチェック設定をオフにすることで解消できます。
Chromeの場合は右上の「…」メニュー→「設定」→「詳細設定」→「言語」と進み、「スペルチェック」のトグルをオフにします。
Chromeには「基本的なスペルチェック」と「高度なスペルチェック」の2種類があり、高度なスペルチェックは入力内容をGoogleのサーバーに送信して確認するため、プライバシーの観点からオフにしておく方が良い場合があります。
Edgeの場合は右上の「…」メニュー→「設定」→「言語」と進み、「スペルチェックを使用する」のトグルをオフにします。
Edgeでは「Microsoft Editorの文章チェック」という機能もあり、これが青い波線の原因になっていることがあります。
同じ「言語」設定画面の「Microsoft Editorを使用して文章のスペル、文法、スタイルを確認する」をオフにすることで青い波線も消えます。

特定のサイトだけスペルチェックをオフにする方法
ブラウザ全体ではなく、特定のサイトだけスペルチェックをオフにしたい場合は入力欄を右クリックする方法が使えます。
入力欄の上で右クリックすると「スペルチェック」というメニュー項目が表示され、チェックを外すことでそのサイトの入力欄でのスペルチェックが無効になります。
この設定はサイトごとに記憶されるため、よく使うサイトで個別にオフにしておくことができます。
Chromeのスペルチェックは「設定」→「詳細設定」→「言語」からオフにします。Edgeは「設定」→「言語」でスペルチェックとMicrosoft Editorの両方をオフにすると波線が消えます。

IMEの設定で波線の表示をコントロールする方法
日本語入力中に表示される波線はIME(Input Method Editor)の設定に関係していることがあります。
Windows11の日本語IMEでは入力中の文字列に下線や波線を表示して、変換の状態を視覚的に示す機能があります。
この表示スタイルはIMEの設定から変更できます。
タスクバー右下の「あ」または「A」のIMEアイコンを右クリックして「設定」を選択します。
「全般」タブの中に「変換候補の一覧」や「入力インジケーター」の設定があり、「変換中の文字列の下線を表示する」などの項目をオフにすることで入力中の波線表示を変更できます。
ただしIMEの下線は変換状態を示す重要な情報のため、完全にオフにすると変換中かどうか分かりにくくなる点に注意が必要です。
IMEの予測変換・誤り検出による波線を管理する方法
Windows11のIMEには入力中の誤りを検出して波線で示す機能があります。
IMEの設定画面で「誤変換の検出」や「スペルチェック」に関する項目を確認し、不要な場合はオフにすることができます。
また、Google日本語入力やATOKなどのサードパーティIMEを使用している場合は、各ソフトの設定画面からスペルチェックや予測変換に関する波線表示を個別に制御できます。
Google日本語入力の場合はシステムトレイのアイコンを右クリック→「プロパティ」→「入力補助」タブから各種チェック機能の有効・無効を切り替えられます。

IMEの設定はタスクバー右下の「あ」または「A」アイコンを右クリック→「設定」から開きます。サードパーティIMEを使用している場合は各ソフトのプロパティから波線表示を制御できます。
メモ帳やテキストエディタでの波線の対処法
Windows11のメモ帳はアップデートによってスペルチェック機能が追加されており、入力した文字に波線が表示されるようになりました。
メモ帳のスペルチェックをオフにするには、メモ帳を開いた状態で「設定」(歯車アイコン)をクリックします。
「スペルチェック」のトグルをオフにすると波線が表示されなくなります。
この設定はメモ帳アプリ全体に適用されるため、一度オフにすれば以降のすべてのファイルで波線が表示されなくなります。
Visual Studio CodeやSublime Textなどの高機能テキストエディタでも、設定メニューからスペルチェック機能の有効・無効を切り替えられることがほとんどです。
Visual Studio Codeの場合は拡張機能として「Code Spell Checker」をインストールしているとスペルチェックが有効になるため、不要な場合は拡張機能を無効にします。

Outlookのメール作成画面での波線を管理する方法
Outlookでメールを作成している際に波線が気になる場合は、Wordと同様の設定で管理できます。
Outlookの「ファイル」→「オプション」→「メール」→「スペルチェックとオートコレクト」と進みます。
「入力時にスペルチェックを実行する」のチェックを外すと赤い波線が非表示になります。
送信前に一括でスペルチェックを行いたい場合は「メールの送信前にスペルチェックを常に実行する」にチェックを入れておくと、入力中の波線は表示されないが送信前にまとめてチェックできる運用になります。
メモ帳のスペルチェックは歯車アイコン→「スペルチェック」のトグルでオフにできます。Outlookは「ファイル」→「オプション」→「メール」→「スペルチェックとオートコレクト」から管理します。
まとめ ワードで文字を打つと赤い波線が出る・表示される(windows11・スペルチェック・文法チェック・キーボード・IME設定)原因と消し方
文字の下に表示される波線の原因と消し方についてまとめます。
赤い波線はスペルミスや辞書未登録の単語、青い波線は文法の改善提案、紫の波線は文体の改善提案を示しています。
Wordのスペルチェックは「ファイル」→「オプション」→「文章校正」からオフにでき、特定の単語だけ右クリック→「辞書に追加」で解消できます。
Chromeは「設定」→「詳細設定」→「言語」、Edgeは「設定」→「言語」からスペルチェックをオフにします。
メモ帳は歯車アイコンの設定からスペルチェックのトグルをオフにします。
IMEの波線は変換状態を示す重要な情報のため、完全にオフにする前に使い勝手への影響を確認しておくことをおすすめします。
波線は本来ミスを防ぐための便利な機能ですが、不要な場面では設定で非表示にして快適な入力環境を整えましょう。


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