お弁当の定番のおかずといえば「卵焼き」ですよね。子どもから大人まで幅広い人気です。
簡単に作れて、彩りもよく、お弁当の場所を埋めてくれるので毎日のお弁当に入れる方も多いのではないでしょうか?
ですが、朝はバタバタしていて、簡単だけど作るのも面倒・・・。そのため、前日に卵焼きや卵炒めなどの料理を作り置きしたいものですが、「前日に作っておいた卵焼きは翌日食べても大丈夫?」「加熱した卵はどれくらい持つの?」という疑問。
結論からいいますと、お弁当にて卵焼きや卵炒めなどの料理を前日に作り置きしても大丈夫なのです。
この記事では、この「お弁当にて卵焼きを前日に作り置きしても温め直しをすればOK?そのまま食べても大丈夫?」ついて詳しく解説していきますので、参考にしてみてくださいね。
お弁当にて卵焼きを前日に作り置きしても温め直しをすればOK?そのまま食べても大丈夫?
それでは以下で、お弁当にて卵焼きを前日に作り置きしても温め直しをすればOK?そのまま食べても大丈夫?という疑問についてお答えします。
結論からいいますと、お弁当にて卵焼きを前日に作り置きしてOKであり、その際はそのまま食べても、温め直してもどちらでもOKです。
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ただ、これは季節や保存方法によって、注意すべきポイントがあります。
常温保存の場合
常温保存の場合では、夏場のような暑い時期でなければ、卵焼きを前日に作り置きしておいても問題ないことがほとんどです。
おおよその目安としては冬場などの涼しい季節であれば、卵焼きの賞味期限は、作ってから1日程度です。
つまり、前の晩に作っておけば、目安として翌日の晩まで美味しく食べることができます。
しかし、改めて記載しますが、上記の賞味期限はあくまでも「冬場」などの涼しい気温の状態です。当然ながら、夏場や、暖房で気温が高いと傷むのも早くなってしまうことは想像がつくと思います。
このような暑い状態でお弁当用の卵焼きを保存した場合には、前日でも腐ってしまうことがあるので、注意するといいです。
粗熱が取れたら冷蔵庫で保存したり、保冷剤を使ったりして、高温になるのを避けましょう。
上のように適切に保存された状態であれば、卵焼きはそのままでも、温め直しても美味しく食べられます。
あくまで「保存方法」が重要であり、その後の「温めるorそのまま食べる」は日持ちとそれほど関係ないと理解しておくといいです。
なお、お弁当に切り目の入っていないゆで卵や目玉焼きを入れた際は、電子レンジで加熱をすると爆発するおそれがあり、大変危険ですので、気を付けましょう。
冷蔵庫で保存の場合
なお、冷蔵庫などでお弁当用の卵焼きを保存しているのであれば、基本的にはほとんど腐らないですね。
上述のように、1日以内で卵焼きが傷んでしまうのは、温度や湿度が高い夏場などだからです。
そのため、お弁当用の卵焼きを作った場合には「お弁当箱に詰めてそのまま冷蔵庫に入れておく」ところまでセットで行う癖をつけておくこともおすすめです。
卵炒めのお弁当を前日に作り置きしてもいい?
なお、純粋な卵焼きだけでなく、一部に卵を使った「卵炒め(野菜炒めなど)」をお弁当用として前日に作り置きしたいこともあるでしょう。
この卵炒めのお弁当も、適切に保存することができれば前日に作り置きしておいても問題ありません。
これは卵炒め(卵を一部に使った料理)の中でも、食材として最も痛みやすいものが「卵」であるケースが多いためです。
そして、この卵は適切に保存できてている場合、1日程度であれば十分に日持ちすることは上述の通りです。
そのため、卵炒めであっても前日に作り置きし、お弁当として持っていっても基本的にはOKといえますね。
前日に作る場合は、夜に作り、冷蔵庫に入れておくなど、できる限り時間をおかないようにしましょう。
この時、卵炒めの保存方法としては
・常温で置く場合では冬場などの涼しい時期のみ
・基本的には冷蔵庫に入れておく
ことを意識するといいです。
さらに、作り立ての熱い状態で弁当箱に入れてしまうと他のおかずが傷んでしまう恐れがあるため、しっかりと粗熱を取って、冷めたら詰めるようにしてください。
また、お弁当に入れる卵は半熟状態にはせず、しっかりと火を通しましょう!
卵炒めの日持ちはどれくらい?
最後に卵炒めの日持ちがどのくらいなのか?についても改めて確認しておきます。
再度記載しますと、適切な保存状態であっても卵炒めの日持ちも1日程度ですね。
この理由についても再び書かせていただきますが、
・基本的には卵炒め(卵を使った料理)の中で最も痛みやすい食材は卵の場合が多い
・この加熱した卵の賞味期限はだいたい1日ほど
より、卵炒めの日持ちも1日を目安にし、2日以上の場合はできる限り食べないことをおすすめします。
特に、以下のような状態の場合の卵焼き・卵炒めは食べないようにしましょう。
・酸っぱい味がする
・カビが生えている(変色している)
・糸を引いていたり、ぬめりがあったりする
卵炒めを日持ちさせるコツ
また、卵炒めを長持ちさせるコツとして、以下があります。
→半熟状態の卵は、しっかり加熱するよりも傷みやすいです。
・粗熱をとり、冷ましてから冷蔵庫へ入れる
→熱いまま冷蔵庫へ入れてしまうと、庫内の温度が上がり、他の食材も傷んでしまいます。
・乾燥しないよう、ラップでぴったりと包む
→ずっと空気に触れていると、乾燥して食感がパサパサになり美味しくありません。
しっかり冷ましてからラップで包みましょう。
正しい方法で保存をして、美味しい卵炒め・卵焼きを食べましょう!
まとめ 卵炒め・卵焼きを前日に作り置きしてもいい?日持ちは?
ここでは、お弁当にて卵焼きを前日に作り置きしても温め直しをすればOK?そのまま食べても大丈夫?について解説しました。
卵焼きや卵炒めを使ったお弁当に対する疑問は解決しましたか?
以下が、こちらの記事のまとめです
・卵焼きや卵炒めは、適切に保存していれば前日に作り置きして翌日のお弁当に入れても大丈夫!
・常温保存の場合は冬場などの涼しい時ならば1日ほどでもOKだが、夏場では避けた方がいい。冷蔵庫に入れる方がおすすめ。
・より長持ちさせるために、半熟状態は避ける・粗熱を取った上で冷蔵庫に入れる。などの工夫も行う
こちらの記事を通して、皆さんの生活や朝の準備が少しでも楽になれば嬉しいです!
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