私達が生活している中で似た言葉に出会うことがよくあります。
ただ各々の意味を間違って理解・使用すると人前で恥をかいてしまうこともあり、多くの言葉を知っておく方が何かといいです。
中でもここでは、意味が似ている言葉として「ノミネートとエントリ―の違いや使い分けは?受賞や候補との違い」について、例文を交えて解説していきますので、参考にしてみてください。
ノミネートとエントリ―の違いや使い分けは?【例文も】
ノミネートとエントリ―の違いや使い分けは?【例文も】
ノミネートとエントリーの大きな違いとしては、「他薦」か「自薦」か、という点です。
まずは「ノミネート」と「エントリー」の意味の違いを深堀していきましょう。
大会・コンテスト・競技などに参加の申し込みや登録をすることが主な意味であり。(当サイトなどのブログ記事のこと自体をエントリーということもあり)
・ノミネート
他の人を推薦、候補者を指名して参加してもらうこと。
という意味があります。
上述のようエントリーは意味が2つありますが、ノミネートと関連しているのは上の「参加登録」の方の意味ですね。
エントリーは、ある大会やコンテストに、「参加したい!」と思い、自分で申し込むことを指します。
一方、ノミネートは、実力を評価され、ある大会やコンテストにおいて他者から出場の推薦を受けることを指します。
このように、自ら行うのか、他の人の力で動くのか?がノミネートとエントリーの違いなわけです。
自分から申し込む場合はエントリー、他者から推薦を受けて申し込む場合はノミネートで使い分けましょう。
例文は以下の通り。
【例文】
・エントリー
「就職活動のため、リクナビにエントリーした。」
「毎年参加している陸上大会も、今年が最後のエントリーだ。」
・ノミネート
「有名な女優が今年のアカデミー賞の最優秀助演女優賞にノミネートされた。」
ノミネートと受賞の違いや使い分けは?【例文も】
ノミネートは、先ほどの内容で「ある大会やコンテストにおいて、推薦を受けて参加する」意味であるとわかりました。
似た言葉に「受賞」というものもありますが、受賞とノミネートの違いとしては、実際に賞をもらったかどうか?にあります。
受賞の意味は漢字の通り
・賞を受けること
です。
一方で、ノミネートは、あくまで推薦された「参加者」であり、受賞者にはならないこともあるわけですね。
もちろん、ノミネートされ受賞した人になる可能性もありますが、そもそもの意味としてノミネートと受賞は別物と理解しておくといいです。
審査や競技などを経て、優れた能力を認められた場合に、賞状や賞金などを「受賞」することができるのです。
【例文】
・受賞
「有名な女優が今年のアカデミー賞の最優秀助演女優賞を受賞した。」
「長年の努力が報われ、金賞を受賞することができた。」
ノミネートと候補の違いや使い分けは?【例文も】
ノミネートと候補の意味は、似ていますが、多少ニュアンスが異なります。
「候補」には参加の意味合いが含まれてなくてもいいこと、自分から候補者になってもOKなこと(立候補)がノミネートとの大きな違いです。
ノミネートには、先ほども記したように「推薦されて参加する」という意味が強くあります。
一方で、候補には「推薦される」や「参加」の意味を持たないで使われることも多いわけです。
では、ここで「候補」の意味を確認しましょう。
候補とは基本的に、資格・権限・地位・権限などを与えるのに相応しい人、団体などの意味がありまうs。
受賞では「実力や能力を他者から認められている」という点ではノミネートと一緒ですが、「他者から推薦される」という記述はありません。
このことから、他者から能力を認められ、ある大会に参加していても、それは推薦ではなく自発的な場合もあり得ます。いわゆる「立候補」ですね。
これらが、ノミネートと候補の違いです。
使い分けは以下の通り。
【例文】
・候補
「彼は今年の陸上大会の優勝候補だ。」
「おじが市長の候補として推薦された。」
「私は生徒会長に立候補した。」
まとめ ノミネートとエントリ―の違いや使い分けは?受賞や候補との違いも解説
ここでは、ノミネートとエントリ―の違いや使い分けは?受賞や候補との違いも解説について解説しました。
コメント